610 views
1950年代には「中絶王国」と呼ばれていた日本。しかし、ここにきてだいぶ数は落ち着いてきています。とはいえ、年間何万人もの赤ちゃんが母体の中で人工的に命を落としてしまっています。日本では母体保護法の改正により、身体的または経済的理由により妊娠や出産が母体の健康を著しく損なう場合がある場合や、レイプなどの望まない行為によっての妊娠をしてしまった場合は合法的な中絶が国として認められています。
しかし、彼が「大丈夫だろう」と言ったから生でやった、などと自分が受け身になってしまったばかりに妊娠したのにも関わらず身勝手に中絶する人も多いのです。もしも、子供はまだ欲しくないのに生でセックスをしてしまった場合や、ゴムが破れてしまっていた場合はどうすればいいのでしょうか。
実は、生でセックスをしてしまった後やレイプなどをされた後でも避妊することは可能です。その時に使う薬をアフターピル(緊急避妊薬)と言います。アフターピルは、女性ホルモン剤です。この女性ホルモン剤は通常の避妊でも使われるピルと同じようなものですが、アフターピルの場合は中容量ピルを使い、急激に女性ホルモンの量を変化させます。急激な女性ホルモンによって人工的に子宮内膜を剥がし落としたり、排卵を抑制することで妊娠を回避しようという薬なのです。
ヤッぺ法は従来からあるアフターピルです。飲み方は、避妊失敗後72時間以内に1度服用し、その後12時間立った時にもう1錠服用するという飲み方です。このヤッペ法で使う錠剤は元々日常的に服用すべきピルである中容量ピルを使用します。そのため、急激な吐き気に襲われたりと身体的にかなりの負担をかけてしまいます。
\ この記事をシェアする /