「好き避け」「嫌い避け」「ごめん避け」「警戒仮説」の違い・見分け方

「好き避け」「嫌い避け」「ごめん避け」「警戒仮説」の違い・見分け方

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panpan編集部
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相手のことが好きなんだけど避けてしまったり、知りもしない人のことを憶測だけで決めつけてみたら実は全然違っていたり、そんな「好き避け」や「嫌い避け」などの違いと見分け方をご紹介します。


好き避け、嫌い避けなどの違いと見分け方1:好き避けとは?


好き避け、嫌い避けなどの違いと見分け方1:好き避けとは?

好きなんだけど、好きだからこそ相手のことを避けてしまう、これが「好き避け」です。女性に話しかけてみたら変によそよそしかったり、誘っても断られることが多いのに、何気なしにその女性の方を見ると何故か目が合う回数が多い。そんな時は好き避けの可能性大です。

好き避けをする人は基本的にシャイで恥ずかしがり屋です。自分が好きになっているということを悟られたくないためにワザと距離を置こうとします。相手のことが好きだからこそ反対の行動を取ってしまうのです。また、ツンデレタイプもこれに当てはまります。好きな人に話しかけられた時、恥ずかしさのあまりキツイ態度を取ってしまいがちです。


好き避けしてしまう人の心理は?


好き避けしてしまう人の心理は?

このような人は基本的に自分の本心を隠して反対のことを口にしてはいますが、必ず好きな人の近くにいたいと思っています。例えるなら知らないうちにカメラのフレームに入っているといった感じです。好きだから傍にいたい、でも恥ずかしいから傍にいれないという態度をとります。

好き避けをするのが男性の場合、隠しているつもりでもわりと周囲の人達は気づいています。気になる女性が他の男性と話をしていたら周りの人達が可哀想に思うくらい落ち込んだり、イライラしたりします。一見クールを装っていても必ずどこかでミスをしています。なにせ女性が他の男性と何を話しているのかが気になっているのですから仕事なんて手につくはずがありません。

女性の場合はワザと本命の友達が好きだという態度や言動をします。これがまた厄介です。自分には興味はないんだろうなと思わせておいて、実は反応を伺っているのです。それを見破れないとこじれたり関係が進展しないことがあります。

ただ、男女ともに共通していることは、ふたりっきりになった時に態度が変わるところです。他の人に見られないため途端に積極的になる傾向にあります。


好き避け、嫌い避けなどの違いと見分け方2:嫌い避けとは?


ある意味で一番分かりやすいのがこの「嫌い避け」です。相手に対して興味が無い、近寄って欲しくない、話しかけても欲しくないという人がこの態度をとります。好き避けと大きく違って嫌い避けしている場合、雰囲気が冷め切っているのが特徴です。好き避けの場合、ふたりっきりになると近寄ってくる傾向にあります。相手のことが好きなのですから少しでも接点を持ちたいと思うため、他の人がいなければ積極的になります。

しかし、嫌い避けの場合は違います。まずふたりっきりになろうとはしません。もしどうしてもならなければいけない状況になると露骨に舌打ちをしたり、イライラして脚を揺すったりと態度に現れます。相手のことが嫌いなのですから、少しでも早くその場から立ち去りたいと思っています。そして目が合うことはまずありません。そもそも存在を認めていないのですから目もくれません。

嫌い避けは男性・女性ともに分かりやすいと思います。表情を隠すのが上手い人であれば表には出ませんが、話しかけてもすぐに会話を終わらせたがったら高い確率で嫌い避けです。表情に出る人であればすぐに分かると思います。もし嫌い避けの人が見ていたとしたら、それは好意の目ではなく見下しの目です。


好き避け、嫌い避けなどの違いと見分け方3:ごめん避けとは?


好き避けと嫌い避けの中間のような態度をとるため最も分かりづらいのが「ごめん避け」だと思います。相手のことを決して嫌いではない、それどころか尊敬をしていたり友人としてみていたりと好意的に感じている人から、突然好きだということを言われたり態度に出されたりした時にこの態度をとりがちです。ごめん避けをする人はどうして良いか分からず戸惑っていることが多いのです。

例えば今まで相談に乗ってくれていた上司や友達を想像すると分かりやすいかもしれません。相手に対して心は開いているんだけど恋愛対象としては見れない人、そんな人から告白されたらちょっと気まずいと感じると思います。そんな時にごめん避けをしてしまうのです。

ごめん避けをする人は、つかず離れずをしようとします。深入りをすれば深みにハマることを理解しているため一線を引いています。デートに誘っても毎回都合が合わなかったり、飲み会の帰りにふたりっきりになりそうになると話をそらしたり、そのくせ話しかけても普通に話すし、拒否感を感じることもなかったらごめん避けを疑いましょう。

ごめん避けをする人は、最初のうちは引いていたくせに距離を置こうとすると態度を変えて近寄ってきたりと好きなのか嫌いなのかはっきりしないためとても面倒です。このタイプは他に好きな人がいるか、避けている人を好きになれない理由があるかのどちらかです。そのままさり気なく友達付き合いを続けて様子を見るか、もしくはスッパリ諦めたほうが良いでしょう。


好き避け、嫌い避けなどの違いと見分け方4:警戒仮説とは?


簡単に言うと、知らない人のことを悪くいってしまうことです。多くの人が経験していると思いますが、相手のことをよく知りもしないのに「恐らくこんな人だろう」という憶測だけで悪口を言っている相手はいませんか?その人は恐らく無口な人で、普段から怒っているように見える人、もしくは感情が読めない人ではないでしょうか?そういう人に対して警戒心を持ち、「あの人はこういう人」という仮説を立てて、実際に話した時に嫌な思いをしないように警戒してしまうことを心理学では「警戒仮説」というのです。

警戒仮説を持たれた場合、好意を抱かれるか嫌悪を抱かれるかは五分五分です。警戒仮説を抱いていた相手と実際に話してみたら、実は趣味も同じで話しやすい相手ということが分かって一気に距離が縮まることもあれば、やっぱり嫌いな人だったと修復不可能な関係になることもあります。こればかりは実際に人となりを知らなければ関係が進展しようがありません。

気になっている相手が好き避けなのか、嫌い避けなのか、ごめん避けなのかはさり気なく観察してみる必要があります。雰囲気の読める人であれば好き避けと嫌い避けの違いは良く分かると思います。嫌い避けは冷たい雰囲気が滲み出ていて可愛気もなければ救いもありません。空気が読めなくてもわかり易いのは体が触れた時です。何かの拍子で手が触れた時、照れが見えたら好き避けかごめん避けです。触れた手を服で拭いたらごめん避けだと思ったほうが良いでしょう。

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