人はなぜ一目惚れするのか?メカニズムを徹底的に調べてみた

人はなぜ一目惚れするのか?メカニズムを徹底的に調べてみた

519 views

この記事を書いた人
セクシーな人生を。
panpan編集部
メンズ総合情報サイトpanpan[パンパン]のメイン編集デスクです。2015年にコンパ仲間とともに立ち上げ、読者にとって本当に価値のある情報提供を心がけて執筆を続けてきました。他のサイトではちょっと見られない、PanPanならではの使える恋愛ネタやテクニックを発信していきます。応援よろしくお願いいたします。
素性が全くわからないのになぜか一目見ただけでテンションが上がりまくり、別にかわいいわからないのにではないのに胸のドキドキが鳴り止まない。それを一目ぼれと言います。実はこの一目惚れは生物の原理に関するいろいろな、緻密なメカニズムがあるんですね。さあその謎の一部を紐解いてみましょう。


一目惚れのメカニズム1: 右脳が関与している


一目惚れのメカニズム1: 右脳が関与している

最近では右脳左脳という言い方はあまりしないのかもしれません。潜在意識と言うんでしょうね。例えば鼻が高くて目がパッチリしていてスレンダーなコがキレイとされていますよね。自分でもそういう人がキレイだというのは認識しているはずなんです。でも恋してしまう相手はいつもそういうはコとはほど遠い、ポッチャリして丸顔で背が高くない、このギャップに自ら不思議に思うわけです。これは前者は左脳=顕在意識が判断した美、後者は潜在意識が判断した美なんです。

もちろん自分の本音は後者。長年の周りからの情報のインプットで完全にあとから出来上がった美人像がそれに上書きされています。でも本当の理想像は心の奥底が知っている、だから前触れもなくドキドキするんです。まさか自分がタイプだとは思ってない相手に急にズキュンとくる、顕在意識はどういうタイプが好みかなんて知らないわけです。ここに一目惚れのメカニズムがあります。


一目惚れのメカニズム2: 後々考えると理にかなっている


一目惚れのメカニズム2: 後々考えると理にかなっている

一目惚れで付き合ったあと、相手のことを知れば知るほど理にかなっていることに気がつきます。例えばよくよく見れば顔が丸い、自分は三角顔だったり、血液型が決まってB型だったり、声が低かったり、声が低いのは低いほうが楽だと思っているからだったんだなと、例えばあとから納得するわけです。こういうお互いに足りないことを補い合っているような相手と惹かれ合うことが多いですね。

人は自らの遺伝子を残し、後世まで生き残らせるために多様性を好むんです。つまり自分とは異なる人間を子孫として残そうとします。この本能が、パートなを自分とは異なる相手にしようとする理由なんです。例えば似た者同士だとあまり惹かれあいませんよね。その最たるものが兄妹(姉弟)です。恋愛関係にならないようにプログラミングされていると考えていいでしょう。ちなみに近親相姦は、今でこそ禁止なものですが、平安時代などは近親者で結婚することも多かったんです。そうなると多様性の欠如のせい十分育つことさえ難しかったと言います。こういう背景があって自由恋愛な今、自分とは遠い人を選ぶようになったんですね。


一目惚れのメカニズム3: かわいけりゃいいってもんじゃない


前述のようにかわいければ一目惚れすると思えば大間違いで、とんでもなく好きでたまらないけれど周りからの見たらブス、ブス専とあだ名がついちゃうほど毎回ブスに行ってしまう男がいますね。でも私はそういう人に自信を持ってほしいと思います。ブス専が女を見ているその目には一般の人とは違うものが映っているんです。見え方が違うと言ってもいいです。価値観。人それぞれです。だからこそバラバラなタイプが生まれてくるんですね。

ちなみに結婚とは市場原理主義ではない珍しいシステムです。なぜなら市場原理主義にしたらイケメンと美人が子孫を大量に残して残りの魅力がない人間が全滅するからです。すると似たような遺伝子ばかりが残ってしまい、人類全体がある環境変化に対して異様に弱く、例えばある病原菌が集団感染して絶滅するリスクがある方です。なので結婚は計画経済、一夫一婦制ですよね。二股三股は原則禁止、子供だって非嫡出子として扱われてしまいます(これは別の問題がありますが)。

このように今の所、結婚は独占禁止、自由恋愛ということになっているんですね。


一目惚れのメカニズム4: 一目惚れまでにかかる時間は出会って0.2秒


これは予想外に短いです。だいたい人が出会って第一印象を決めるまでの時間は3秒と言われてますから惚れるのはもっと早いんですね。好きなものに対する反応はそういうものですよね。このプロセスはもちろん無意識です。「よし、惚れよう」なんて思ってするものじゃないんです。思い出せば無意識の反応で胸の奥が締め付けられるような感じですよね。それをして甘酸っぱいとか言います。喉の奥が苦しいかもしれません。

で、もう一つ、「見つめ合うと素直におしゃべりできない」サザンの世界ですね。これが通常の恋愛と一目惚れの違いですね。精神がいつもとは違うので突拍子もないことをしたり言ったり、理性がちょっと抑えがきかない感じです。


一目惚れのメカニズム5: 男性はうまくいかない


多分に個人的経験が入っているのですが、男の一目惚れはおそらくうまくいかないです。女は惚れても理性を保てるし、惚れてる感情の中に普通に会話することができる。脳の並列処理なんです。対して男は一直線、一目惚れしたらなぜかコミュ障になりがちです。

女性からしてみたらコミュ障はアウトなのでうまくいかないということです。そういう意味ではもし彼女が欲しかったら一目惚れのした相手は無視する(狙わない)ことをお勧めします。思いが強すぎると物事は成功しないようにできているからです。これは恋愛に限った話ではありません。適度にリラックスして対象から意識を外せるくらいに思いの軽い事柄は手に入りやすいんです。山登りのように自分の力で登れれば本人の努力次第でなんとかなるかもしれません。

でも相手のいる恋愛は思いの強さが必ず叶うような場ではないんですね。あまり好きじゃないけど妥協して付き合った、というケースは実はそれくらいがお似合いだということです。一目惚れくらいの強烈な惚れは、失敗を恐れるあまり意思決定、行動のタイミングも遅れがち、ミスしたくないからですね。となると叶うことはまずありません。

いかがでしたか。一目惚れのメカニズムにはじまり、うまくいかない切ない構造など色々と解説してきました。一目惚れは人間が人間である以上必然的に起こってしまうものです。一目惚れが起こった瞬間冷静に意識的になると多少はいい試合ができる。かもしれません……

\ この記事をシェアする /

関連キーワード


TOPに戻る