相手を夢中にさせる心理学「間欠強化（かんけつきょうか）」って何？

2015年12月21日 2,539 views

この記事を書いた人

愛のあるヤリチン

時雨

小中高時代は義理チョコしかもらったことない非モテ男でしたが、大学デビューして遊び人の友達とストナンしまくるように。19歳で童貞卒業と遅咲きながら、28歳の今では遂に3桁突破！非モテだったからこそ女性に尽くしたいと努力した結果、女性を喜ばせるセックステクニックやデート交渉術には自信があります。皆さんに勇気を与えられるようなノウハウ伝授を心がけます。

好きな人が夢中になってくれたらうれしいと誰もが願うもの。どんなに尽くしてもいい人で終わってしまったり、またいい人なのだけど、そこまで好きになれなかったり。人の悩みの人間関係はスムーズにいかないものです。しかし間欠強化という心理を理解すれば相手を夢中にさせることできるかもしれないのです。

そっけないのにどんどん夢中になる「間欠強化」の魔法

人は好き好きとあまりにも押されると、ちょっと引いてしまうところがありますね。逆にたまにそっけなくなる人なのに、妙に惹かれてハマってしまったり。

ツンデレだったり小悪魔だったり。猫のようにそっけなくてもたまに甘えてくれる。そのギャップにキュンとしてしまう人も多いのではないでしょうか。そんなツンデレや小悪魔、猫のような可愛さに夢中になるといった要素も「間欠強化」という心理が働いているのです。

「間欠強化」ってなに？

アメリカの心理学者スキナーはスキナーボックスという実験装置を作り、様々な実験をしました。この実験装置にマウスをいれ、マウスがレバーを押すと餌が出てくる仕組みです。
スキナーは、レバーを押せば必ず餌が出てくる装置Ａと餌が時々出てくる装置Ｂで実験を行いました。その結果、たまにしか餌が貰えない装置Ｂの方がレバーを押し続けました。レバーを押せば餌を獲得することができるということを学習することを強化といいます。

引用：

教育の場でも指導力のある先生はこのような「間欠強化」の作用を利用しているといわれています。つねに褒めて指導するより、厳しく指導をし、たまに良いところを指摘してあげる。またはいつも褒めて教育し、たまに悪いところを指摘をする。そういったいつも同じ様な気持を味わえないような状態をつくったりします。

このようにするだけで、たまに褒められた子供はうれしくなり、また褒めてもらおうと勉強をし、逆にたまに叱られた子供は、もう叱られないようにしようと気をつけたりするのです。仕事の場でも、部下を上手に育てることのできる上司は、厳しく教育するときもありますが、たまに部下の良いところを褒めてあげているといったことを、無意識にかもしれませんが「間欠強化」の心理を利用していると考えられます。