知ってた？顔の左半分がホンネの顔、右半分がタテマエの顔

人間の顔は左右完全に対象ではありません。逆を言えば、左右対称の度合いが高いほど「魅力的」に見えるのです。美人やイケメンのはずなのに、何故かウケが悪い人は左右の歪みが出ているかも？今回は顔の左右の違いの謎に迫ります。

左右の顔は脳と密接に関係

人間の体は、指令を出す脳と、指令を出される側の器官がクロス状態になっています。これを顔に当てはまめれば、「左脳は顔の右半分」「右脳は顔の左半分」を担当していることになりますよね。左右の脳は、はたらきが違うため顔もそれぞれ微妙な違いが出てきます。一般的に左脳は「論理的思考」右脳は「感情的思考」をつかさどるため、右半分の顔が「余所行きの顔」、左半分の顔が「素の自分」となりやすい傾向があります。

気分や体調がでやすいのは左の顔

気分がすぐれなかったり、ストレスで体調が悪いとき、顕著にでるのは左半分の顔です。感情の動きが出ますので、「苦しい」「つらい」といった感情が顔に出てしまうのですね。その一方で、右半分はいつも通り「ちゃんと」しています。責任感や理性が強い人ほど、この傾向があるのです。どこかで「我慢しなきゃ」と思っている自分が、右半分の顔に表れているのですね。

実は右側の顔をよく見られている？

少し専門的な話をすると、人間は左右の眼ではたらきが異なっています。「イメージ」をつかさどるのは左目なので、向かって左側の情報をイメージとして定義してしまうのです。つまり相手から向かって左側、自分の右半分の顔が「第一印象」として根付きやすいと言えます。他には焼き魚の例もあります。焼き魚は大抵、向かって左側に「お頭」が向いていませんか？活け造りもそうですね。もちろん、習慣的な意味合いもありますが、インパクトのある頭が左側にあることによって、美味しさを感じやすいのでしょう。

でも調子いいときに美人なのは左！

これは特に女性に言えますが、「美人」にうつるのは圧倒的に左半分の顔なのです。右半分の顔は、どちらかというと「冷たい」印象があることがほとんど。感情が高ぶっていたり、恋をしていたりすると、「感情の右脳」のはたらきがモロに左半分の顔にでます。「彼によく見られたい」、「みんなに綺麗って思われたい」という意識が左半分の顔を魅力的にするのですね。第一印象は右半分の顔で判断されがちですが、付き合いが長くなるとよく見られるのは左の顔。これを応用して、少しアゴを引いて左半分の顔を移るように意識すると、写真映りが良くなります。

口の歪みはウソや後ろめたさの証拠

例えばナンパするときや口説くとき、心にもないことを言うとします。「なんとなく怪しい」と感じられてしまうのは、口元に歪みがあるときなのです。顔がイケメンであるとか、ブサイクであるとかは関係ありません。嘘をつくということは「論理的思考」と「感情的思考」のズレがある状態と言えます。

「本当は付き合うと面倒そうだけど、今なんとか口説きたい」というズレは、口元をゆがませてしまいます。これが「嘘臭さ」の正体といっても過言ではないでしょう。何故口元が歪むかといえば、左右の顔の筋肉がうまく連動していないからです。これは話している自分でもわかったりしますよね。自分の脳みそにウソはつけないので、顔がそれを表してしまうのですね。

いかがでしたか。お化粧をするときに3面鏡を使うのは、このような左右の顔の違いをよく見ながら化粧をしたほうが綺麗になるからです。自分の「イケ顔」「ブサイク顔」を把握しておいて、シーンに応じて使い分けるのもいいかもしれませんね。