中京テレビ「ニッポンの性教育」が考えさせられると話題に

日本の性教育は、世界から見ても遅れていると言われています。その割に、セックスの低年齢化や、妊娠中絶の多さは世界一という矛盾な事が多い。真っ向から性教育に挑戦した団体のドキュメンタリー番組「ニッポンの性教育」を見て、とてもに考えさせられた方が多かったそうです。考えるべき大切なことですね。

「ニッポンの性教育」について1:参議院議員の性教育の考え方？！

ドキュメンタリー番組「ニッポンの性教育」。大人達が四苦八苦しながら、子どもたちに性教育をする過程を描いています。方法がどうかということには、賛否両論があると思いますが、真剣に向かっていく姿は考えさせられます。




「子供時代は、蝶々が飛んでいる姿、お花が綺麗に咲く姿、それで十分命の尊さを学んできた。具体的な性教育はすべきではない。（セックスは）結婚してから」これはある国会議員が国会で発言した内容です。一般の場での発言ならばまだしも、国会で国会議員がする発言とは到底考えられません。根本的な解決策がない、時代錯誤な発言は恥ずかしい内容でした。現状の問題が、何なのか理解できているのでしょうか。結婚してからセックスして下さいと、誰がこの状況で理解するのでしょうか。

「ニッポンの性教育」について2:予防策の知識の大事さ

望まない妊娠ほど、悲しい事はありません。本人達にとっても、子供にとっても、家族にとっても辛い結果を生むことになるケースが多いのが現実。特に若い女性の場合は、妊娠中絶という悲しい選択をしなければならない事も多く、それは大抵、性への知識のなさから起こる事が多いのです。もし、事前にきちんとした知識があれば、防ぐ事が出来るかもしれません。

メディアやインターネットで誰もが、簡単に性に関する情報を得られる時代。見るなと言っても、見れてしまう環境。これは、子供達だけで間違った認識が広まる恐れがあります。そういった事を防ぐためにも、性に関する正しい知識を与えられる機会が必要なのです。

「ニッポンの性教育」について3:性の話題はタブー？！

世界の中でも性教育が進んでいる国オランダでは、妊娠中絶や性病の感染率が世界一低いといわれております。それに比べて、日本は妊娠中絶や性病の感染率が世界一多いという事実。これは、やってはいけませんだけでは到底解決しない問題です。日本の性教育が遅れをとっているということは、大人もちゃんとした性教育を受けていない事実も関係してきます。

セックスがいやらしいという、メディアの戦略的なイメージだけを子供に植え付ける事が更なる危険に繋がります。セックスは、背徳なものだけではありません。愛情を育む過程にあるセックス、それについての知識を教える事は最も大事ではないかと思います。

「ニッポンの性教育」について4:結婚してからセックス？！

婚姻前のセックスはタブーという国は、世界にまだまだ存在します。ただ、それ故の問題、インドでのレイプ事件の多さや、その国の女性がダメなら外国人を狙うケース、はたまた男性をレイプするなど、抑圧された性、遅れる性教育というのは新たな問題を生じるケースが多いのです。セックスは結婚してからなど、のんきな事を言えるのがある意味凄いです。

普通の日本人女性が、海外にくるとびっくりするくらい簡単に外国人男性と一晩過ごします。そして、最悪なケースは性病やHIVにかかったり、妊娠したり。コンドームなかったから使わなかったとか、気づいたら3Pだったとか平気で話しているのを耳にします。外国人男性は、従順な日本人女性は簡単だぜ！と、よく話しているのも耳にします。性についての知識のなさ、更に考える能力が低いかお分かりでしょうかと問いたいです。お花畑教育でセックスの危険から守れるのであればその方法を、ぜひ聞いてみたいものです。

「ニッポンの性教育」について5:性へのリスクを知る

昔炭酸飲料を飲み過ぎると骨が溶けるなどと教えられ、だったら飲むのはヤメようと考える子もいれば、こっそり飲んでしまう子もいました。炭酸飲料を飲む事のリスクを子供に教えた事で、ただ飲んじゃダメというより効果があったのでは無いかと思います。それと同じで、セックスへのリスクをきちんと伝える事で、少しでも危険を回避できるならやるべきです。大人も含め、日本人はメディアの情報を鵜呑みにし過ぎる傾向があります。これは、大人も改善していかなければならない点ではないでしょうか。情報は色々調べて、さらに自分で考え、友人や家族で討論してみたり、情報を共有し、自分の意見を持つような教育をまずすべきではと思います。

如何でしたでしょうか。セックスの正しい知識、危険回避のための知識、そして愛のある相手とのセックスがどれだけ幸せなものかを伝えるべきではないでしょうか。