夢精のしすぎは病気? 夢精・遺精の原因と、病気の可能性について

オナ禁をしていたり、しばらくオナニーをしていなかった為に、たまに夢精してしまうのは良くある事と思えるかも知れません。ですが、あまり頻繁に夢精をするようだと、「俺大丈夫かな?」「もしかして病気?」と心配になってしまいますよね。そこで、夢精・遺精の原因と、病気の可能性についてを解説します。

夢精のしすぎは病気? ①夢精とは、そしてその原因とは

夢精とは、寝ている時に無意識に射精してしまう事です。メカニズムとしては、医学的にもまだ解明されていませんが、思春期にたくさん作られた精子を自発的に出す為とも言われていて、青年期の男性が経験するのがほとんどと言われています。

ですが、大人になってからも経験されている方は多く、この場合は睾丸の中に溜まった古い精液が新しい精液に押し出されて、自動的に排出されるためとも言われていますが、古い精液はタンパク質として体に吸収される働きもあるため、どうして夢精が起こるのかが、未だに解明されていない謎でもあります。

眠りながら無意識のうちに性器に触れたり、布団などに擦りつけて刺激を与えて射精している場合もあれば、エッチな夢に刺激を受けて射精している場合もあり、このような刺激で射精をするのは自然な事。病気ではありません。

夢精のしすぎは病気? ②遺精とは、そしてその原因とは

遺精も夢精と同じように、セックスやオナニーをしている訳ではないのに射精する事を言います。こちらも青年期の男性が経験される事が多いと言われていて、精液を大量に生成するために、自律神経を介して射精反応が起こります。

大人になってからの遺精は、オナ禁や忙しくてオナニーをする余裕もなく、精液が溜まってしまうと起こりやすいです。これが寝ている間に起こるのを夢精と言います。

夢精のしすぎは病気? ③生理的な遺精・夢精

性的興奮によって起こる生理的な遺精・夢精は病気ではありません。夢精は、眠っている間にエッチな夢を見ていて、その興奮と刺激によって勃起→射精となるので自然な事ですよね。

遺精も、エッチな画像などによって性的な興奮を覚え、性器に触れずに射精します。少し驚いてしまうかも知れませんが、自然な現象ですのでこちらも病気ではありません。

夢精のしすぎは病気? ④病気の可能性がある遺精

病気の可能性ある遺精とは、昼間の覚醒時に、性的興奮や勃起をせずに射精してしまう場合。それが1日に2回～3回、もしくわそれ以上あるという場合には神経衰弱や脊髄神経疾患、前立腺炎などの病気が疑われ、このような病気が疑われる時の遺精後には疲労感が残ると言われています。

病気が疑われる遺精の場合には治療が必要となります。それぞれの疾患によって治療は様々です。それらが原因でもなく、頻繁に遺精するような場合は、性的ノイローゼの症状として考えられます。過労や過度なオナニーを控え、適度な運動と十分な休養をとるように心がけましょう。もしそれでも治らないという場合には、専門医による精神療法が必要となってきます。

夢精のしすぎは病気? 夢精・遺精の原因と、病気の可能性についてご紹介しましたがいかがでしたか?自分の夢精・遺精は自然な生理現象だから大丈夫だな、と安心された方もいるでしょうし、あれ?俺やばいかな。という方もいるかも知れません。やばいかな、と思われる方は、早めに病院に受診される事をおすすめします。

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