言葉や行動から読み解く、女性の本音6選

女性はいつも笑顔を絶やさず、周囲への気遣いに余念がありません。そんなイメージで女性のやさしさを真に受けて、言葉の通り動いてはいけません。女性陣から「空気が読めない男」と手痛いしっぺ返しを食らうことになってしまいます。そうならないためにも、女性の言動から読み解く本音をご紹介していきます。

女性が本音を話さない理由

そもそも、なぜ女性は本音を伝えないのでしょうか？一言自分の気持ちをストレートに言ってもらえたら問題が簡単に解決するケースは、男性であるならば覚えがあるはずです。しかし、言葉と態度の食い違いからくる揉め事にはうんざりと思っている男性は要注意です。女性からみれば、本音を言ってしまうと相手を傷つけると思う場合には、「伝えられない」のです。本音を言わないのではなく、言えないという方が正しく、言えない状況を作っているのは男性本人の責任です。

自分に置き換えて考えてみましょう。もし、自分に好意を寄せてくれている女性の服装がダサかったりしたら、言えますか？自分とデートすることを楽しみにしてくれていると分かるのに、相手がショックを受ける言葉を平気で伝えることはできない人がほとんどかと思います。

また、あまり親しくもない相手に思ったことをズケズケと言っていく人は、一般社会では受け入れらないことが多く、敵も作りやすくなっていきます。女性は男性に比べて、社交性も高く、感受性も豊かですので、言葉以外のコミュニケーションが豊富です。そのため、男性からみたら、言葉と本音を見分けられないという状況が頻発するのです。

女性の建前と本音の違い

それでは、よくあるフレーズを例に女性がどう思っているのかをご紹介していきます。中には覚えがあるフレーズもあり、あの時の本音はコレだったのかと反省してしまうかもしれませんが、今後のためにも覚えておきましょう。

女性の建前と本音の違い①モテるでしょ？

男性が勘違いしやすいセリフです。女性から言われると「かっこいい」「好み」「付き合ってほしい」と脳内で素敵な変換がされやすい言葉ですが、違います。本当に格好良いと思いっているのであれば、ストレートにそう言います。好意を伝えたいと思っているならなおさら、直接的な言い方をして女性の気持ちに気づいてもらえるように動きます。

「モテそう」「モテるでしょ？」というような、間接的な言い回しは「遊んでそう」「私は無理だけど」といった意味が込められた、ただの社交辞令という場合がほとんどです。決して言われた男性に気持ちがあるわけではありません。舞い上がって、勘違い路線をひた走ってしまうような展開は避けましょう。

女性の建前と本音の違い②怒ってないよ

待ち合わせに遅れた時、予定をキャンセルしてしまった時に言われる言葉です。怒ってないというのを真に受けて、気にしないでいると大変な目になってしまいます。この言葉をわかりやすく訳しますと「ムカついてるけど、キレてはないよ」という意味です。すべてなかったことにしてあげるというような免罪符的な意味ではありません。このセリフを言われたら、最後通告くらいの気持ちでしっかりと謝罪して、ご機嫌をとりましょう。そして二度と同じことをやらないように気をつけるしかありません。

女性の建前と本音の違い③どこでもいいよ

女性とのデートの際によく言われる言葉ではありますが、なかなか意味深な言葉でもあります。例えば食事の時に「なんでも良いよ」と言ってくれたので、本当にその辺にある適当な定食屋にでも行ってしまうと、次のデートはなくなるでしょう。この言葉における女性の本音は「どこでも良いけど、素敵なところね」「私の好み位はわかってるよね？」というような、細かな注文をしてわがままな女と思われたくないという女心も含まれています。なかなかのハードルが用意されていますね。

対策として、デートの時はある程度女性の好きそうなお店の候補を決めておきましょう。また、「お肉と魚」「ご飯とパスタ」「和食と洋食」といった2択から選んでもらって参考にするという方法も有効です。

女性の建前と本音の違い④割り勘でいいよ

女性と二人で食事をした際に言われるのであれば、その恋は諦めた方がいいかもしれません。一見、男性にご馳走されるのが当たり前な高飛車女とはちがい、金銭感覚のしっかりした女性に見えますが、言葉の裏に隠された本音は違います。「貴方に借りを作りたくない」という絶対零度の拒絶意思です。

長い付き合いの男友達であれば、割り勘にすることは珍しくありませんが、それはあくまで友達同士だからです。そこまで親しくないにも関わらず、割り勘を強調する場合は男性を恋愛対象として見ていない意思表示です。あまりご馳走になりすぎると、告白を断る際の引け目に感じる事もあるので奢られたくないという気持ちの表れでもあります。

女性の建前と本音の違い⑤大きいのしか持ってない

お会計の時に言うのは、間違いなく「全部おごってね」のサインです。もし、本当に大きいのしかないのであれば、女性が一旦払うなりすれば良いだけです。このセリフは女性側が「ご馳走になる気はなかったけど、仕方なかった」というポーズです。なんのお返しもせずに、ただご馳走になるための方便というわけですね。このフレーズを言う女性は腹黒い可能性が非常に高く、目の前の男性を財布にしか思っていないケースもありますので注意が必要です。

女性の建前と本音の違い⑥こっちから連絡するから

合コンや飲み会で勇気を出して女性の連絡先を聞いた場合に返されるセリフです。この場合は、ほぼ間違いなく連絡がきません。好みでない男性に女性側の連絡先を教えてしまうと、電話やメールが頻繁に来る事になり、正直面倒以外の何物でもありません。そこで、面と向かって「無理、教えたくない」とは言えないので、あくまで連絡先を聞いたという形だけ取り繕います。その上で、別れた瞬間に即消去という、女性の体の良い断り文句と捉えておきましょう。


いかがでしょうか？以上の記事を読んでみて、女性の本音に恐怖を覚える男性もいるかもしれませんが、コツさえつかめば非常にわかりやすいのも事実です。本当に好意がある場合は女性は素直です。言葉と態度に齟齬があるように感じる場合は、遠回しな拒絶と覚えておけば、女性の本音にいち早く気づけるようになるでしょう。