女性が解説、｢積極的な男｣と｢ストーカー男｣の境界線

恋愛感情の扱い方は、年齢を重ねても簡単なものではありませんよね。時には、そんなつもりじゃなかったあなたの言動が、彼女にストーカー認定されてしまうことも…。そこで今回は、似ているようで全くの別物である｢積極的な男性｣と｢ストーカー男｣の境界線を、具体例をあげながら解説していきます。

「積極的」と「ストーカー」の境界線①彼女の仕事先に行った時…

あなたが恋している彼女の職業は、どのようなものでしょうか？オフィスワークであれば難しいですが、飲食業やサービス業などの店頭に立つ仕事であれば、仕事中の彼女に会いに行くことができますよね。

状況によってはギリギリのラインになることもありますが、彼女の仕事先に顔を出して挨拶できるのは積極的な男性です。お互いに仕事で関わりがある場合には、違和感なく立ち寄ることができるでしょう。

しかし、彼女が仕事を終えるまで待ってしまうというのは、ストーカーに近い行動です。また彼女の許可を取っていなかったり、仕事後に会う約束をしていない場合には、完全にストーカー認定されることになり、きっと彼女にも怖がられてしまうでしょう。

「積極的」と「ストーカー」の境界線②彼女の予定を聞く時…

デートに誘うべく、彼女の予定を聞くことがあるかと思います。しかし誘った日には彼女に先約があり、デートをすることはできません。

このようなシチュエーションで、「そっか、残念だけどまた今度ね！」と返答することができるのは積極的な男性です。しかし、「どうしてダメなの？」「じゃあいつ空いてるの？」と食い下がるのは、ストーカーに近い行動と受け取られてしまいます。食い下がる時のあなたのテンションにもよるところですが、あなたの態度が真剣であればあるほど、彼女はあなたに対して恐怖心を感じます。

「積極的」と「ストーカー」の境界線③彼女をデートに誘う時…

女性は、さほど興味がない男性からのデートのお誘いは断りがちな傾向にあります。デートのお誘いを受けた女性は多くの場合、まず「自分の時間を割いてまでデートに行くべきかどうか」ということを考えます。あなたが彼女にとって、「自分の時間を割いてでも会いたい存在」であれば、迷わずにデートのお誘いを受けるでしょう。しかしそうでない場合には、申し訳ない気持ちになりつつもお断りすることになります。

そんな時に、彼女に断る逃げ道を作ってあげられるかどうかが、積極的な男性とストーカーの境目です。積極的な男性であれば、やはり「そうなんだ、じゃあ今度埋め合わせしてね！」と、彼女に罪悪感を持たせることなくその場を切り上げることができます。しかしストーカーに近い男性の場合は、「どうして来てくれないの？」「僕よりも大切な用事なんだね…」と、彼女に罪悪感を持たせるような発言をすることがあります。ストーカーの特徴の一つは、このようにしつこいことです。

「積極的」と「ストーカー」の境界線④飲みに行った帰り際…

彼女とあなたが同じ学校または同じ職場である場合には、友人や同僚、先輩後輩を交えた飲み会が開催されることがあるかと思います。この時に注目したいのは、彼女が帰宅する際のあなたの行動です。

彼女を見送るのをタクシーや会場の店先、店からの最寄り駅までに留められるのは積極的な男性です。しかし、「方向が同じだから」「心配だから」というような言い訳のもとに彼女の家付近まで送ってしまいたくなるのは、ストーカーに近い男性なのです。

お酒が入っているであろう彼女は、いち早く集団から離れて一息つきたいと思っているはず。彼女を大切に思うなら過剰な干渉は避けて、少しでも早く休ませてあげましょう。

「積極的」と「ストーカー」の境界線⑤彼女との関わり方で…

ここで一度、あなたの彼女との関わり方を見直してみましょう。あなたが興味関心を抱いているのは、彼女自身に対してでしょうか？彼女の使ったモノなどに関心を抱いているということはありませんか？

もし彼女本人以外のモノに興味関心を抱いてしまうなら、それはストーカー心理に近いものと捉えた方がいいでしょう。ストーカーの特徴として、対象をシンボル化してしまうという傾向があります。あなたの心の中にある彼女というシンボルを、彼女本人に求めたり、あるいは押し付けてしまうということですね。

ゆえにストーカー気質のある男性は、心の中にある理想の彼女像を、現実の彼女本人に投影してしまうことがあります。その結果、理想と本人のギャップを感じた時に「騙された！」と感じたり、理不尽な気持ちになってしまうことがあるのです。

「積極的」と「ストーカー」の境界線⑥告白した時に…

恋愛感情を告白することは、何歳になってもドキドキするもの。意を決しての行動が「もし失敗に終わったらどうしよう」というリスクを考えるからですね。例えば、彼女に告白をして断られてしまったとしましょう。こちらを読んでいる方の中には、既に彼女に告白した後の方もいらっしゃるかも知れませんね。告白を断られた、その時のあなたの気持ちはどのようなものですか？

「振られてしまったけど、まだ好きな気持ちは変わらない！」「長い時間がかかったとしても、彼女を振り向かせる！」あるいは「仕方ないから諦めよう…」このような気持ちを持つことができる男性は、積極的な男性です。しかし「俺には彼女しかいないのに、どうして付き合ってくれないんだ！」「こんなに好きなのに、彼女はどうかしてる！」という気持ちになってしまったのだとしたら、残念ながらそれはストーカーに近い心理です。

この2タイプの差はどこにあるかと言うと、その気持ちが「情熱」か、はたまた「強要」かという部分です。前者は情熱という範囲に収まる感情ですが、後者は強要に近いものを感じられます。ストーカーは「俺と彼女が付き合うのは絶対！」と思っているということですね。

「積極的」と「ストーカー」の境界線⑦デートを断られた時に…

最後に、彼女をデートに誘ったけれど断られてしまった時です。前述のようにその日のデートはスッパリと諦めて「じゃあ、また今度！」と本心から言うことができるなら、それは積極的な男性です。しかしその日に彼女に会うことを諦められずに、彼女の予定をリサーチしてその現場に行ってしまうのは、ストーカー気質です。

ストーカー的な思考には「一度決めたことはどうしても曲げられない」という特徴があります。また彼女本人から知らされていない予定を密かに調べて、そのような行動を取ってしまうというのは、社会人として異常と言えるのではないでしょうか。


さて今回は積極的な男性とストーカー男性の境界線を、具体的な7つの例に沿って解説しました。あなたはどちらのタイプに当てはまりましたか？以上、panpan（パンパン）編集部がお届けしました。