ちょっぴり切ない気持ちになれる、おすすめ恋愛小説10選

ちょっぴり切ない気持ちになれる、おすすめ恋愛小説10選

1,198 views

この記事を書いた人
テクニックで愛される
ピースフルえりこ
大人の恋愛小説や映画に刺激され、実生活でもスリルと興奮を求める女子ライター。元々は小説家志望でネタ探しも兼ねて自分でいろんな恋愛やセックスを試してましたが、その経験はpanpanのコラム記事で活かされることに。最近は妄想を膨らませる一人エッチにもはまっており、女性向けラブグッズのレビュー記事も書いています。赤裸々な私の本音を届けます。
なんだか少しだけ切ない気持ちになってみたい。そんなときは恋愛小説がオススメです。からだ中に浸透するようなちょっぴり切ない気持ちになれる小説をご紹介いたします。


切ない気持ちになれる、おすすめ小説(ランキング第1位):黄色い目の魚


高校生が主役の甘酸っぱく、切ない小説。主人公の悟とみのりで、悟が小学五年生、みのりが中学二年生の頃から物語はスタートし、高校生になってから動き出して行く物語。章ごとに視点は悟とみのりで入れ替わり、それぞれの思いや抱えるものがわかりやすく描かれています。絵を通じて出会ったふたりは互いに信頼しあっていきます。絵を描いたことがない人でも問題なく、理解できると思います。

高校生の頃こんな思いをしたなあ、と思い出して苦しくなり、高校生である二人を応援したくなってしまう作品です。青春の傷みと、それに伴った現実の辛さが絡まってズシンときます。

■作者:佐藤多佳子

■年代:2005年

■amazonリンク:黄色い目の魚


切ない気持ちになれる、おすすめ小説(ランキング第2位):ぼくのメジャースプーン





ふみちゃんは聡明で頭が良くて、僕はそんなふみちゃんのたったひとりの友達。ある事件をキッカケに人形みたいに動かなくなってしまったふみちゃんのために僕は能力を使って「ゲーム」をする健気で切ない僕の物語です。

「それを愛と呼んで何がいけないんですか」という秋山先生の言葉にぐっと胸が切なくなります。ラストの僕の行動に読者はハッとしてしまうはずです。ハラハラして切なくなって初恋を思い出して微笑んでしまう。罪の償いとは、恋とは、ゲームとは、色々な題材がきれいに織り込まれている作品です。

■作者:辻村深月

■年代:2006年

■amazonリンク:ぼくのメジャースプーン


切ない気持ちになれる、おすすめ小説(ランキング第3位):カフーを待ちわびて





沖縄が舞台の物語です。小さな食料雑貨店を営む明青は愛犬カフーとのんびり暮らしている男性。近所の人と仲良く暮らしつつ、大好きなおばあの世話をやいています。そんなある日、幸という女性から手紙が届き、嫁になるために明青の前に姿を現します。初対面の二人でしたが徐々に恋心が芽生えていく小説。

ピュアなラブストーリーで、初対面の女性と恋に落ちるという男性にとって一度体験してみたい夏が感じられます。スレ違いによって幸がいなくなってしまったり、後悔したり、切なさの種類はリアルでもありそうな展開に自分の思い出を重ねてしまうかもしれません。絶世の美女である幸の魅力が伝わってくる小説です。

■作者:原田マハ

■年代:2008年

■amazonリンク:カフーを待ちわびて


切ない気持ちになれる、おすすめ小説(ランキング第4位):トマトの先生





日本ラブストーリー大賞受賞作品で注目度の高い小説です。フリーターの早苗が、祖母が所有しているアパートで出会った日置という男性。日置は早苗に婚約者のふりをしてくれと頼み込み、ひとつ屋根の下で過ごすことに…。ふたりは恋愛関係になっていきます。

ストーリーの中心にはタイトル通り「トマト」があり、トマトうんちくが気になる方にもおすすめかもしれません。王道のストーリーだからこそ切なさもわかりやすく、早苗の気持ちが理解しやすいのも特徴です。トマトが食べたくなってしまう珍しい小説ですね。婚約者のふりをするというドキドキ感もあり、恋愛の切ない感情もあり…つい誰かに婚約者のふりをしてほしくなってしまうかもしれません。

■作者:石田祥

■年代:2014年

■amazonリンク:トマトの先生


切ない気持ちになれる、おすすめ小説(ランキング第5位):流れ星が消えないうちに





お互いにとって大事な人をなくしたカップルの物語です。本山奈緒子の恋人だった加地。巧にとっての親友だった加地。加地は海外旅行中の事故で亡くなってしまいます。奈緒子と巧はそのまま付き合いはじめるのですが、会話の中に加地の存在を出すことはできないままでした。

物語が進むにつれて加地の思い出がほどけていき、加地の人間性と奈緒子と巧の関係性が動いていく小説です。大切な人をなくしてしまったという心の悲しみを抱えながら生きているふたりの姿は切なく、胸が詰まってしまいます。波留さん主演で映画化もされています。

■作者:橋本紡

■年代:2006年

■amazonリンク:流れ星が消えないうちに


切ない気持ちになれる、おすすめ小説(ランキング第6位):スロウハイツの神様




上下巻と少し長いけれどあっという間に読み終わってしまう男女の青春ストーリー。脚本家の赤羽環、漫画家志望の狩野壮太、映画監督志望の長野正義、画家志望の森永すみれ、漫画家志望のエンヤ、大人気小説家チヨダ・コーキ。クリエイター志望の男女が恋愛をしたり、仕事で葛藤、将来について悩んだりする小説です。

なんといってもラストが切ない。環をずっと見守っていたある人の存在がわかったとき涙が溢れてしまいます。スロウハイツのメンバーも少しずつ成功していくのですが、ずっと正体が不明だったあの人の正体がわかったとき「やられた~!」ともう一度読みなおしてしまいたくなります。上巻では登場人物の関係性が、下巻では物語が動き始め読み出したらとまらない!作品です。

■作者:辻村深月

■年代:2010年

■amazonリンク:スロウハイツの神様・上


切ない気持ちになれる、おすすめ小説(ランキング第7位):一瞬の光





東大卒で超一流企業に勤めている超エリートの主人公。三十代なかばでありながら社長の右腕で、美形というとんでも設定の男性です。そんな主人公が会社に面接しにきた短大生の香折と偶然にも再会するのが物語の始まりです。香折は両親から虐待された過去を持っており、少し儚い印象の女性。主人公は会社での権力争いや地位のための恋愛など、ギスギスした日常に疲れており、そのかたわらで香折に惹かれていきます。

この作品の魅力は一流なりのストレスや悩みが、すごく自然に描かれいて、一流ではない人間にも共感できる部分が多く散りばめられているところです。どんな会社にもギスギスした瞬間はありますよね。サラリーマンの社会に対する切なさや葛藤で物語に引きこまれます。その中での香折の存在は癒やしであり気になるものであり、虐待を受けていた香折に影響されていく主人公が起こす行動は驚きの連続です。

■作者:白石一文

■年代:1999年

■amazonリンク:一瞬の光
次のページ
切ない気持ちになれる、おすすめ小説(ランキング第8位):ニシノユキヒコの恋と冒険
  • 1
  • /
  • 2
1/2 ページ目

\ この記事をシェアする /



TOPに戻る