私がピルを飲み始める時に知っておいてよかった9つのこと

長年低容量ピルを愛用している筆者ですが、勿論飲み始める前には様々な不安がありました。しかし、実際に利用すると様々な嬉しい効果もあるので、今では手放せない薬です。今回は、私がピルを飲み始める時に知っていおいてよかったことを9つ紹介しますので、是非参考にしてみてください。

ピルを飲み始める前の基礎知識

毎日1錠ずつ決まった時間に飲むことで避妊効果があるとされる『低容量ピル』は女性ホルモンが成分として含まれていることで、排卵を防ぐことが出来ます。

簡単に言うと『軽い妊娠をしている状態』へと身体を変化させるのです（妊娠中はどんなにセックスをしても再び妊娠をすることがありません）。金額はどの低容量ピルも一ヶ月分のシートでおおよそ2500～3000円程度となっています。

ピルを飲み始める前知っていて良かったこと01:生理がピッタリ28日でくる！

月経不順で悩んでいる女性って実はとても多いんですよね。ですが、低容量ピルを毎日きちんと飲むことで月経のタイミングをぴったり『28日周期』にすることが可能です。

アスリートなどでは月経の痛みなどで大切な時に困らないよう、低容量ピルで月経の周期をきちんと管理している人が多いとのことです。月経が確実に28日周期で来るならば事前に用意も出来て良いな、と筆者はずっと思っていました。

ピルを飲み始める前知っていて良かったこと02:肌荒れ改善に効果がある

これは高校生の頃にニキビで悩んでいた時に調べて知った知識だったのですが、実際に使ってみると本当に嘘のように肌荒れが解消されます。

女性ホルモンによる作用でニキビが出来にくくなるんですが、それだけではなくて傷の治りも早くなったような気がします。これは出産で傷ついた身体を早く治すための作用と同様のものなんですよ。多少、夜更かしをしてしまったり甘いものを食べ過ぎてもニキビが出来ないという安心感は女性にとってはとても嬉しい作用なのではないでしょうか？

ピルを飲み始める前知っていて良かったこと03:かなり高い避妊率

低容量ピルをきちんと服用していますとなんと避妊率は99.9%に及びます。これにコンドームを併用することでセックスを心行くまで楽しむことが出来ますよね。また、子供を授かりたいと思ったら低容量ピルの服用を中断し1ヶ月以降であれば通常の確率に戻るという点も評価が高いです。

ピルを飲み始める前知っていて良かったこと04:生理通の緩和

生理通の重い友人が低容量ピルを飲んでいると聞いたのですが、筆者もかなり生理痛が改善されました！さらには卵巣癌など子宮における疾患のリスクも下げることが出来ます。

元々生理の際はかなりの腹痛と頭痛に悩まされていたのですが、それらが改善されるだけではなく出血自体も1週間続いたものが3日程度になりましたので、不快感も解消されました。

ピルを飲み始める前知っていて良かったこと05:毛が薄くなる

ここで言う毛とは髪の毛以外の女性の大敵である体毛のことをさしています。妊娠中の友人が『まったく毛が生えなくなった！』と喜んでいた時に、『低容量ピルにもわずかながら妊娠中の効果があるのなら同じように毛が薄くなるのでは？』と漠然と考えていたのですが、それは紛れもなく事実でした。

劇的とまでは行きませんが、たまに生えてくる太すぎる毛のようなものは一切なくなりました。なので、体毛の処理もとても簡単になりましたよ。

ピルを飲み始める前知っていて良かったこと06:喫煙しているとリスクがある

さて、上記まではピルを飲み始める前に『いいな！』と思っていた作用なのですが、勿論すぐに踏み切れなかったリスクというものもありました。まず初めに、私は元々愛煙家だったのですが、『タバコを吸っているのにピルを飲むと死ぬ』と聞いたことがあったので恐怖でいっぱいでした。

実際に喫煙と共に低容量ピルを服用すると『血栓症』という血管が詰まってしまう病気の確率が高くなってしまうのですが、それによって使用を中止されているのは『35歳以上かつ一日15本以上吸う人』でした。

どのみち喫煙はいずれ止めようと思っていたので低容量ピルを飲むことをきっかけに禁煙に成功しましたし、今では知っていて良かったと思えます。

ピルを飲み始める前知っていて良かったこと07:つわりに似た症状がある

『吐き気、倦怠感、動悸などの症状が出る恐れがある』といった副作用があるのは使用してみた結果事実でした。私の場合は飲み始めて1ヶ月程度はかなりの倦怠感があり悩みました。しかしながら必ず改善されるものですし、私生活には支障はなかったので使用を続行しました。

万一、あまりにもこれらの副作用が重かった場合は使用を中断せざるを得ません。

ピルを飲み始める前知っていて良かったこと08:太りやすくなる

食生活に日々注意をしているのにピルを飲んだだけで太るなんて嫌だ！と考えていたのですが、太るというよりはむくむと言った表現が正しいのかもしれません。

実際に低容量ピルを飲み始める前よりも喉が渇く間隔が増えたように思います。トイレに行く回数も増えました…。日常生活においてはそこまで気にするものではないのですが、なるべく身体を冷やさないように温かい飲み物を飲んだりするようには心がけています。

体重の増減自体は飲み始める前から1キロ程度しか変わっていないので、これは水分が増えたのだと認識しています。しかし、ピルの副作用により血流が悪くなってる可能性もあるので、あまりにもむくみが酷い場合は一度医師の指示を仰いでくださいね。

ピルを飲み始める前知っていて良かったこと09:飲み忘れると意味が無い

『毎日絶対に1錠飲まなきゃいけないんだよ、だらしないアナタに飲めるの？』と友達に説教されたことがあるように、この低容量ピルは毎日同じ時間に1錠ずつ飲まなければ効果が激減したり、なくなってしまうのです。

ですが、筆者は『夜、歯を磨く前に飲む』というように毎日必ずすることの前に飲むことを決め、この2年間毎日欠かさず飲むことが出来ています。

最初のうちは携帯のアラームを設定しておくなどが必要かもしれませんが、習慣化さえさせてしまえば案外簡単にクリアできる悩みですよ。


いかがでしたでしょうか？メリットデメリットを飲む前に知っておくことで様々な不安を解消することが出来ると思います。もしも低容量ピルを飲もうと検討している方がいましたら、参考にして頂けると幸いです。

以上、panpan（パンパン）編集部からのお届けでした。

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