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子宮体癌について、症例対照研究で、OCの使用により子宮体癌リスクが50%低下することが示された
引用:日本産科婦人科学会編『低用量経口避妊薬の使用に関するガイドライン』(改訂版)
卵巣癌について、4件のコホート研究および21件の症例対照研究による系統的レビューによれば、 35 μgを超えるEEを含有するOC服用歴のある女性の上皮性卵巣癌発症リスクが40~50%低くなったとの報告がある
引用:日本産科婦人科学会編『低用量経口避妊薬の使用に関するガイドライン』(改訂版)
OCの服用期間の長期化とともに浸潤性および非浸潤性の子宮頸部疾患リスクが増加したとの報告がある。つまりピルを長期的に飲むと、子宮頸がんのリスクが上がってしまう可能性があるようです。ピルを長く飲む場合は子宮頸がん検査を定期的に受けるようにしましょう。
引用:日本産科婦人科学会編『低用量経口避妊薬の使用に関するガイドライン』(改訂版)
7日間の休薬期間を取らずに3‐6周期連続して服用を続ける長期療法では、月経困難症や子宮内膜症に好影響を及ぼすとの報告がある。つまり薬休期間を取らずに連続してピルを服用することが「子宮内膜症」の治療に効果があるようです。「子宮内膜症」に関しては長期間の使用が良い影響を与える場合もある、というのはピルの大きなメリットのひとつと言えるでしょう。
引用:日本産科婦人科学会編『低用量経口避妊薬の使用に関するガイドライン』(改訂版)
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