ピルの中で最も人気のあるトリキュラー錠の服用方法

ピルにも種類が色々とありますがその中でも人気の高いといわれるものがあるようです。今回はピルの中でも人気の高いと言われるトリキュラー錠の服用方法についてお伝えしていきます。注意したい点などもお伝えしますのでこのピルの服用を考えている方は参考にしてみてくださいね。

ピルの中で最も人気のあるトリキュラー錠の服用方法①トリキュラー錠とは？

多くのピルがある中でこのトリキュラーは低用量ピルになります。ピルは使い方を間違うことがなければ、99.9％避妊することができます。またピルの服用をすることで生理周期が安定するので、予定も立てやすく女性にとっては強い味方といえます。

この低用量ピルであるトリキュラーも飲み忘れをなくしたり、避妊効果を下げてしまう薬や食べ物があるようなのでこれから服用を考えている方はその点に注意が必要です。トリキュラーの成分は女性の自然なホルモンバランスに３段階で変化するようになっています。メリットとしては不正出血などが起こりにくいのに対し、毎日の服用の順番を守らなければいけないので順番と日数の確認が大切です。

ピルの中で最も人気のあるトリキュラー錠の服用方法②トリキュラーの「21錠入り」と「28錠入り」の違いは？

この低用量ピルであるトリキュラーには「21錠入り」と「28錠入り」があります。何が違うのかというと「21錠入り」は２１日間、毎日飲み続け１シート飲みきったら７日間はお薬を飲むのを休みます。その後また次のシートを飲むというサイクルになります。７日間のお休み中に消退出血と言われるピルによる生理のような出血が、おりもの位の量で２、３日起こるようです。

そして「28錠入り」は２８日間、こちらも毎日飲み続けますが２１錠入りと同じく７日間の休薬をしています。７日間の休薬期間中に飲んでいるのは偽薬と言われる薬の成分の入っていないものなので安心してください。こちらは28日間、飲み続けるので飲み忘れを防止しやすいというメリットがあります。どちらも薬の効果は同じです。

ピルの中で最も人気のあるトリキュラー錠の服用方法③トリキュラー「21錠入り」の飲み方は？

初めて飲み始める日は生理の１日目からでシートの１錠目である①から番号順に毎日飲みます。錠剤の色で説明すると赤褐色のものから６日間、次に白色のものを５日間、最後に淡黄褐色のもを１０日間というように毎日飲みます。

２１日間飲み続けたら、７日間は休薬期間なのでお薬は飲みません。生理の１日目から服用すると初日から避妊効果がありますが生理の１日目よりも服用開始が遅れると最初の１週間はコンドームを併用しての避妊をしなければなりません。

また飲み忘れを防ぐ意味でも、毎日同じ時間帯に飲むようにしましょう。ちなみに１シート目を２１日間飲み続けて７日間の休薬期間中に消退出血が来なくても、薬を７日間お休みしたら２シート目を飲み始めましょう。

ピルの中で最も人気のあるトリキュラー錠の服用方法④トリキュラー「2８錠入り」の飲み方は？

こちらの「2８錠入り」も初めて飲み始めるのは生理の１日目からです。①から順番に２８日間飲み続けます。錠剤の色で説明すると赤褐色のものを６日間、次に白色のものを５日間、その次に淡黄褐色のものを１０日間、最後に大きめのサイズの白色のものを７日間と２８日間きっちり飲んでいきます。

トリキュラー「21錠入り」との違いは休薬期間中も偽薬である薬の成分のないものを飲み続ける点です。より飲み忘れが少ないのはこちらのタイプだと思います。また、このトリキュラー「2８錠入り」も生理の１日目から飲み始めることで初日から避妊の効果があります。飲み始めが生理の１日目から遅れてしまったら、こちらも最初の１週間はコンドームとの併用をしましょう。２８日間飲み続けたら偽薬期間の間に消退出血がなくても２シート目を飲み始めましょう。

ピルの中で最も人気のあるトリキュラー錠の服用方法⑤飲み合わせに注意

低用量ピルはできる限り少ない量で避妊効果が出るようにされているので飲み合わせには気をつけなければいけません。病院にかかるときはピルを飲んでいることを伝えることが大事です。今からあげる薬、健康食品などはトリキュラー錠の避妊効果を低下させたり、不正出血を起こしてしまう可能性があります。

例としては結核の薬やてんかんの薬、各種抗生物質や抗エイズウイルス薬、健康食品であるセイヨウオトギリソウなどは注意がいります。また、作用を強くする薬では抗真菌薬、解熱鎮痛薬などがあります。このような薬などの服用をしなければならない場合には、他の避妊方法であるコンドームなどと併用することが安心です。

ピルの中で最も人気のあるトリキュラー錠の服用方法⑥トリキュラーの副作用は？

初めてピルを飲む場合にやはり心配になるのは副作用ですよね。主な副作用は吐き気や嘔吐、不正出血、乳房痛、頭痛、気持ち悪さなどです。全ての人にあるものではないものの、やはりトリキュラーを使用し始めた方も気持ち悪さを訴えるなど、あるようです。

多くは飲み始めの頃で2シート目以降くらいからは徐々に副作用の症状が減り、副作用がなくなったという人が多いです。しかし、副作用が強く出やすい人、長めに服用していっても体に合わないということもあるようですのでその場合は医師に相談しましょう。トリキュラー以外のピルに変えて安定したということもあるようですよ。

ピルの中で最も人気のあるトリキュラー錠の服用方法⑦飲み忘れたら？

やっぱり飲み忘れというものは習慣付いてない頃にあったりしますよね。トリキュラーを飲み忘れた場合、それが１２時間以内であれば気付いた段階で飲み忘れの分の錠剤を飲んでください。そして、次の錠剤はいつも通りの時間帯に飲みましょう。１２時間以内であれば避妊効果は落ちませんので、速やかに服用して今後の飲み忘れには気をつけましょう。

もし１２時間以上２４時間以内に飲み忘れに気付いたら、その場合も飲み忘れに気付いた時点で飲み忘れた錠剤を飲んでください。この場合も次の錠剤はいつも通りの時間帯に飲みましょう。ピルを飲み続けていれば妊娠の可能性はほぼないですが、念のために２週間はコンドームとの併用をしておいたほうがいいでしょう。

万が一、２４時間以上飲み忘れたり、飛ばし飲みをしてしまった場合は避妊効果が期待できません。この場合は一旦トリキュラーの服用はやめて次の月経を待ってください。次の月経が始まった日に新しいシートを飲み始めれば避妊効果がまた、あります。



いかがでしたか。今回はピルの中でも人気の高いトリキュラー錠についてお伝えしてきました。低用量ピルなので飲み合わせに注意したい薬などもあり、服用の仕方に注意が必要ですね。また、避妊効果を保つためには飲み忘れをなくすことが一番ですので飲み忘れに気をつけましょう。そうすることで効果を保つことができます。以上、panpan（パンパン）編集部からのお届けでした。

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