ピルを飲む時間=「サンデーピルx毎日同時間に飲む」がおすすめ

ピルを飲む時間=「サンデーピルx毎日同時間に飲む」がおすすめ

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適切に避妊を行うためには、適切なピルの服用が必要不可欠です。ですが、多くの方は「何となく」飲んでいる場合も多く、それではピルの効果を100%発揮できません。よって今回はピルの「飲む時間」について、管理の仕方やおすすめの飲み方等をお伝えします。


毎日飲むのが前提となるピル


毎日飲むのが前提となるピル

ピルという代物は、「今日はピルを飲んだから避妊できる!」・・・というものではありません(生理初日を除く)。風邪薬や胃腸薬のように、一度服薬すればある程度効果が持続するというものではなく、初めてピルを飲み始めて14日以内に、一度でも1日以上飲み忘れてしまった、または飲まなかった場合はピルの服用が「失敗」となり、効果をほぼ得ることができません。ピルを飲む場合は、まずはこれを前提として考えなければなりません。


できれば飲む時間を毎日同時刻に


できれば飲む時間を毎日同時刻に

取扱説明書にしろ処方せん時の注意事項にしろ、大抵の場合ピルを飲む時間を毎日合わせてほしい旨を記述しています。これは、一般的に服用するピルが「低容量」であり、避妊効果を得られる最小限のホルモンしか配合されていないためです。毎日同時刻で飲むことにより、体内に入ったホルモンの濃度を安定させ、より高い避妊効果を得られる配慮となっているのです。



サンデーピルとは?


一般的なピルの服用は、Day1スタートと呼ばれる生理初日からピルを飲み始め、その日の内からピルの効果を得る方法がスタンダードとなっています。ですが、生理の日をズラしたい目的でピルを利用したいと思う方には、サンデーピルがおすすめになります。

方法は、生理が始まった次の日曜日からピルを飲み始めるのですが、これにより次の生理を4週後の週の真ん中に調整することができるのです。これにより土日の生理を避けられ、レジャー等を楽しむことができます。「平日の生理は仕事が大変じゃ?」と思われるでしょうが、そもそもピルにより生理が軽減されるので大きな問題にはなりません。


万が一ピルを飲み忘れてしまった場合


避妊にしろ、生理の日をズラすにしろ、最もやってはいけない行動として「ピルの飲み忘れ」があります。下手をすると直ちに効果を失う可能性もあるため、必ず毎日飲む必要があります。ですがもし万が一飲み忘れてしまった場合、もうおしまいとばかりに諦めるのはまだ早いと言えます。と言うのも、本来その日の飲む時間から12時間を過ぎるまでは大丈夫なのです。

要は、最後にピルを飲んで36時間まではまだ効果を持続させることができるということです。勿論、その日は「忘れたその時」と「定期」の分を2錠飲まなければなりません。なお、「12時間」を「24時間」と記述するサイトもあるようですが、12時間と考える方が無難でしょう。


ピルの飲み忘れを防ぐ方法=飲む時間を決める


これは、その方法を上手く達成できるのに個人差があるので、一概にコレという方法を述べるのは難しいのですが、基本的な方法がいくつかあります。まず、百円均一等で販売している、プラスチック製の小さなドラッグケースがあるので、それを1週間分に小分けして目に付く場所に置いておくと良いでしょう。

さらに、「寝る前に飲む」「食後に飲む」など、特定の行動とピルの服用をセットで普段から行っておくと、セットにした行動を取った際に上手く思い出せます。その他、アラームをセットするなど様々な方法がありますが、自分に適した「忘れない方法」を実践するのが望ましいでしょう。


ピルは「飲むだけ」ではありません。適切な服用をして初めて効果が得られる訳で、そのために「飲む時間」を考えていくことは非常に重要なのです。以上、panpan(パンパン)編集部からのお届けでした。

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