絶滅寸前？！90年代にブームを巻き起こしたブルセラショップの今

皆さんはブルセラショップというお店をご存じですか？1990年代にはブームを巻き起こしたほど人気のお店で、全国にも数多くあったものです。しかし時は流れ、いつしかブルセラショップという名前はまったく聞かなくなりました。では、今そのブルセラショップは一体どうなっているのでしょうか。気になりますよね！

ブルセラショップとは？

まずは「ブルセラショップって何？」という男性方に、ブルセラショップとはどのようなお店なのかをご紹介します。ブルセラショップというのは通称「ブルセラ」と呼ばれ、店内でブルマーや、実在する高校の女子の制服を高額で売買していたお店のことを言います。もちろん売買されていた商品は新品ではなく、女子高生着用済みのブルマーや制服です。どちらかというとマニア向けのお店と言っていいでしょう。

売られていた商品の中にはブルマーやセーラー服のような制服だけではなく、ファストフード店の制服や、中には使用した後の下着までもがお店を通じて高値で売られていたというのです！これは驚きですよね！

そしてたくさんあったお店の中には、店内で実際に持ち主の女性がお客さんの目の前で生脱ぎをして、そのまま売買するという過激な方法で商売をしていたお店もあったのです。ほとんど風俗店に近いかもしれません。

ブルセラショップが社会問題に！

そしてそのように時間が経つにつれて、どんどん過激になっているブルセラショップが社会問題にまでなってしまったのです。1993年に古物営業法違反容疑であるブルセラショップが摘発され、初めて逮捕に至ったのです。

そこから次々と法が改正されていくなどして、まず初めに18歳未満はこのようなエロティックなものが買えなくなるということで、若い世代を中心に次第にブームが去って行きました。

そしてその後、次々とネットが普及していったことから、このような中古のブルマーや制服などがネット上で個人的に売買されることが多くなり、ブルセラショップは次々と姿を消していったのです。

ブルセラショップの今は？

では、そんな1990年代にはとても人気があり、繁盛していたブルセラショップですが、今現在はどのようになっているのでしょうか。実は全国で1店舗も無くなってしまったということはなく、とても数少なくはなってしまいましたが、ひっそりと営業を続けているお店もあるのです。

しかし、警察の方からなるべくこのような商売はやめてくれと言われているようで、あまり大々的に商売をすることはできなくなってしまったのだそうです。

今では持ち主の女性に生脱ぎさせて売ることはできず、成年の女性にその制服を着てもらい、それを見て買ってもらうという方法が精いっぱいなのだそうです。生脱ぎは許されず、時代も変わってきた、ということでしょうか。

近々ブルセラショップは見れなくなってしまうかも

では、今後ブルセラショップはどうなっていくのでしょうか。この問題に関しては、残り少ないブルセラショップの店員さんが、どこまで頑張って営業を続けていくのかというところに懸かっているでしょう。

しかしネットも20年前とは比べものにならないほど普及してしまい、今では日用品をネットで買うという人も多い時代ですから、時が経つにつれ、1軒、また1軒と減っていってしまうかもしれませんね。

いかがでしたでしょうか。このように20年前にはあれだけブームを引き起こしたブルセラショップですが、今では閑古鳥が鳴くようなひっそりとした営業をしているという現状です。最後にも言った通り、いつ最後の1店舗が無くなってもおかしくない状態ですから、気になる方は今のうちに行っておきましょう。以上、panpan（パンパン）編集部からのお届けでした。

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