実は、ピルで妊娠する可能性を高めることが出来るらしい

実は、ピルで妊娠する可能性を高めることが出来るらしい

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panpan編集部
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本来ピルは、「避妊」を目的として服用するというのが、世間でも共通の認識となっています。ですが、ピル服用で妊娠の可能性を高める・・・この言葉を理解できますか?今回は、避妊とは違う「ピルが妊娠に作用する」理屈についてお伝えします。


ピルの「妊娠に関する」作用


ピルの「妊娠に関する」作用

冒頭で、「ピル服用で妊娠の可能性を高める」という内容を目にしたと思いますが、それだとピルは妊娠という要素に作用してそれを促すことができるのかと考えてしまうでしょう。これについてですが、「ピルに妊娠を促す作用などありません」が答えとなります。避妊薬であるピルが妊娠を促すことは決してありません。そういう考え方ではなく、もっと別の視点でピルと妊娠を考えなければならないのです。


「結果的に」可能性を高める


「結果的に」可能性を高める

では、どのような視点で考えなければならないかをお答えします。ピルはあくまで避妊のための薬です。ですが、今は「避妊」というピルのメインとなる効果は置いておいてください。今はメインの効果ではなく、副効果に着目するべきなのです。ピルの副効果により、結果的に妊娠する可能性を高めることに繋がるということが、あまり知られていません。


妊娠に繋がる理屈について


では、何故ピルの副効果が妊娠に繋がるかですが、まずピルの副効果をご存じですか?「生理不順の改善」や「卵巣がん等の予防」、「子宮内膜症の改善」・・・ここまでで何かお気付きになると思います。そうです。これらの副効果は全て「妊娠の障害の排除」であり、改善が促されることにより子宮環境が良好となるため妊娠しやすくなるのです。

卵巣がんも子宮内膜症も、最終的に不妊を引き起こしてしまう可能性のある疾患です。これらを予防、治療するということは、不妊の逆・・・そう、「妊娠」に直結するのです。それに、子宮環境が良好になることで体の調子も良好になることが伺えます。そうなれば気持ちの面も良好となり、精神的なストレスの解消にも繋がりより妊娠しやすくなるのです。


ピルで卵巣が休めるのも妊娠に繋がる


さらに、ピルは排卵を疑似的に作り出すために脳は排卵を促さなくなります。それにより卵巣の休息に繋がり、年齢を重ねても元気な卵子を生み出すことができるのです。忙しい若年層のうちにピルを服用しておき、30歳代以降である程度落ち着いた後でピルをやめることで、ずっと卵巣を休ませていたことによりまだまだ卵巣自体は若く、20歳代に負けない妊娠率を得ることができます。

現に海外ではこの作用を利用している方が多く、若年層が忙しい日本においてはもっと普及されるべきものだと言えるでしょう。


「妊活中」は服用禁止


ピルの副効果により、妊娠の可能性が高まることはご理解いただけたと思います。ですが、今ここで再度確認しておきますが、ピル自体に妊娠を促す効果はなく、ピルと妊娠を直結して考えないようにしてください。あくまで、ピルの副効果が結果的にもたらすものであり、「ピルを飲んだら妊娠する」という単純なことではないのです。

よって、妊娠を求めているのにピルを飲むような真似は、当たり前ですが絶対にしないようにしましょう。そのピルがあなたにもたらすのは、99.9%の避妊率だけです。


結果的とは言え、避妊で使用するピルでまさかの妊娠・・・その理屈がご理解いただけたと思います。避妊にも妊娠にも使えるピルは、もはや女性にはなくてはならない薬のひとつとなっているのです。以上、panpan(パンパン)編集部からのお届けでした。

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