ピルVSコンドーム|妊娠率が低いのはやっぱり「ピル」

ピルVSコンドーム|妊娠率が低いのはやっぱり「ピル」

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避妊方法と聞いて、まず頭に浮かぶのが「コンドーム」、そして近年は「ピル」が増加の傾向にあります。では実質、ピルとコンドームはどちらが妊娠率が低いのでしょう?結論を言えばピルとなるのですが、今回はその理由についてお伝えします。


人類がピル服用による妊娠率の低さを認識


人類がピル服用による妊娠率の低さを認識

かつてコンドームが最良の避妊方法と言われ、はや十数年が経過しました。ですが、近年登場した(従来からも存在したが、知名度が格段に低かった)ピルの避妊に対する絶大な効果を目の当たりにした人類は、徐々にピルが最良の避妊方法であることを認識し始めたのです。

それにより、ようやく「避妊と言えばピル」と人類は関心を示すようになりました。では、具体的にどの程度の能力をピルが備えているかを、次項以降で記述します。


ピルの妊娠率


ピルの妊娠率

ピルの能力は凄まじく、その妊娠率は1,000年毎日性行為をして一度妊娠する程度と言われています。一般的には1%以下の妊娠率と言われており、この数字だけでも「まず妊娠しない」という部分だけは十分に理解できると思います。

ですが、世間ではピルを飲んでいるのに妊娠したという報告もあり、本当に99%以上あるの?と思われるところもありますが、実はそれについては「誤った服用」でピルの効果を十分に発揮できなかっただけのことなのです。


コンドームの妊娠率


では、今度はコンドームの妊娠率について記述します。明確にコンドームの妊娠率を算出した場合、正しい装着を行った場合と正しく装着していない場合で相違があり、それぞれで3%~14%程度となるようです。正しい装着であればあるほど3%に近づき、正しくなければないほど14%に近づくということです。最低であれば3%となり、非常に低い確率と一見思ってしまいますが、単純計算で考えると33回の性行為で1回妊娠することとなり、実のところそこまで避妊方法として最良であるかというと、そうでもないという結論となります。


やはり避妊はピルが最適


前項のことから、やはり「避妊に関しては」ピルに軍配が上がると考えて良いでしょう。妊娠率の数字こそ「1%以下」という表記となっていますが、正しく服用することで限りなく100%に近づけることができるのです。コンドームではどれだけ頑張っても3%の妊娠率があり、おおよそ避妊は可能と言えど懸念は残るという状況です。よって、避妊を考えるならピル一択と考えて良いでしょう。


コンドームの役割


これまでの記事の経緯から、ではコンドームはもうお払い箱?と思われるでしょう。しかしそれは違います。あくまで前項のように「避妊に関しては」ピルに軍配が上がっただけであり、コンドームは性病の最大の予防策という、ピルとは違う役割を持っているのです。避妊を考えていない場合、ピルがいらない→じゃあコンドームもいらないという訳ではないのです。


避妊は間違いなくピルが最良の手段となります。ですが、それで無防備な性行為をしていては、きっと「別の悩み」が勃発することになるでしょう。それを予防するのがコンドームであり、もはやこの二つは同じ土俵では語れないのです。以上、panpan(パンパン)編集部からのお届けでした。

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