ピルの避妊効果はいつから?効果が出るまで7日間かかる理由

ピルの避妊効果はいつから?効果が出るまで7日間かかる理由

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ピルの避妊効果がいつから現れるかをご存じですか?基本的には「7日間」と言われていますが、一体その根拠とは何なのでしょう?今回は、ピルを服用した7日間で体に何が起こっているのか、その根拠やメカニズム等についてお伝えします。


避妊効果「7日間」とは?


避妊効果「7日間」とは?

ピルがその避妊効果を表すにはいつからという問いに、7日間という期間が必要になるという答えが示されます。この7日間がどういう意味なのか簡潔に述べると卵巣がその機能を停止するまでの期間となり、そうなれば物理的に妊娠はしないであろうという解釈となっています。逆に言えば、7日間に至るまでに無防備な性行為を行うことで、普通に妊娠してしまうということになります。


「7日間」で何が起きているのか


「7日間」で何が起きているのか

では、その7日間で何が起きているかなのですが、服用したピルは体内に入った後「女性ホルモン」として巡ることになります。その女性ホルモンのひとつ、黄体ホルモンは通常「排卵中に分泌されるもの」であり、黄体ホルモンが巡っていることで体は「この体は排卵している」と認識します。

そうなると、「じゃあ新しい卵子はいらない」と考え、排卵を起こさないようになります。排卵を起こさなければ受精もしませんし着床もしません。それはイコール妊娠しないということになるのです。この状況をピルは7日間で作り出します。


いつからピルを飲めばいいのか


処方を受けた場合、いつからピルを飲み始めればいいかという疑問に、医師は「生理初日から服用」と指示するでしょう。そこから、1シート21錠を飲みきるまで服用を続け、休薬期間中に生理が現れるのがピルのスタンダードです。ただ、ピルの避妊効果が現れるまでに7日間を要することから、実際は排卵の7日前までに服用すれば、物理的には妊娠しないのです。

もっとも、その排卵日の特定が困難であるため、生理初日という十分な余裕を持って服用しているのだと考えられます。もし排卵日が正確に分かれば、生理から数日経過しても十分な効果が得られるでしょう。


ピル服用の7日間以降について


ピルを服用して7日間以降は、効果が持続している状況となります。そのため、そのまま1シートを終えるまで服用を続ければ、避妊効果はそのまま継続していることになります。ですが、7日間以降で飲み忘れがあった場合、てっきり7日間ピルを飲み続けたから大丈夫と思ってしまいますが、現実は卵巣がまもなく活動を再開する恐れがあり、妊娠の可能性が現れるのです。

しかし、卵巣がいつから活動を再開するかどうかは分からず、個人差もあるので結局は他の避妊方法を併用しなければ危ないという結論になります。


「7日間」でのピルの飲み忘れについて


7日間の最中で飲み忘れがあった場合、前述のとおり「排卵日7日前まで」であれば、再度ピルを飲み直しても避妊効果は期待できるでしょう。ですが、生理から14日に排卵すると仮定して、飲み忘れた日が生理7日後という微妙な日にちの場合、卵巣が活動を再度休止するまでまた7日間を要するため排卵日に間に合わない可能性があります。

生理2日目に飲み忘れたなら問題はありませんが、日にちが排卵予定日まで食い込んでしまう恐れのある場合は、他の避妊方法を行うことを強くお勧めすます。


ピルの特性を、全て誤りなく正しく把握するのは困難です。ですが、せめて「7日間」というキーワードだけは忘れないようにしましょう。以上、panpan(パンパン)編集部からのお届けでした。

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