脅迫・レイプも…被害者が語るAV撮影の怖すぎる裏側とは?

脅迫・レイプも…被害者が語るAV撮影の怖すぎる裏側とは?

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この記事を書いた人
孤高のAVソムリエ
桜小路すばる編集チーム
小3でオナニーを覚え、河原で拾ったエロ本でヌキまくる少年期を過ごす。生まれながらのコミュ障体質が幸いし、青年期も彼女よりAV好き。20年来のAV鑑賞歴を活かすため、panpanでAVレビューを中心に執筆してます。最近はVR作品にドハマリ中。別名義でDMMレビューも書いてます。
タレントやモデルにならないかという誘い文句でスカウトされて、挙句はAV出演を強要される被害が増えています。そんな女性たちはAVに出演させられるなど思いもせずに、プロダクション側と契約を結んでしまいます。そして脅迫され、AV出演ではレイプや拷問まがいのシーン撮影もあり、ここではその恐怖の裏側と実態に迫ります。


AV撮影の怖すぎる裏側①:最初の誘い文句は皆同じ

AV撮影の怖すぎる裏側①:最初の誘い文句は皆同じ
たいてい最初は「グラビアのモデル」「TVタレント」にならないかと声をかけられます。スカウトマンもプロですから言葉巧みに彼女たちを持ち上げて誘います。そして皆モデルやタレントになることを夢みて誘いに応じてしまいます。


AV撮影の怖すぎる裏側②:契約書の抜け穴

AV撮影の怖すぎる裏側②:契約書の抜け穴
通常面接と言われて事務所に行った時点で登録と称し、気が付かない内に契約書にサインしてしまうケースが多いのです。また業者側は法の適用を逃れるような契約書を作成し、万が一訴えられても「同意」の上の「演技」だとして強姦や暴行や売春防止法の適用から逃れるように作られています。


AV撮影の怖すぎる裏側③:契約書にサインしてしまった後は?


たとえ契約書とわかっていなくても、その書類にサインしてしまった後で断っても「契約締結しているから拒否はできない」「もし断ったら違約金を払わなければならない」「親に違約金を請求する」などと脅されて最終的には出演せざるを得ない状況に追いやれれてしまいます。


AV撮影の怖すぎる裏側④:出演した女性たちが辿る道


一度撮影が始まるとその後は次々と頻繁にビデオ撮影が行われます。ビデオの内容も徐々に過激になっていき「撮影中大量の水を飲むよう強要される」「手足の自由を奪われて犯される」「一度に複数男性との性行為」「避妊具なしで肛門と膣への挿入行為」など撮影はほとんどが無修正で、コンドームもつけないのでその結果膣炎、カンジタ、性器ヘルペスなどの性病にかかることも珍しくありません。

そして共通していることは被害者の彼女たちが自分が悪いと思ってしまう点です。ですから人間としての尊厳を冒されて心も身体もボロボロになっても中々助けを求めることができません。


AV撮影の怖すぎる裏側⑤: 支援団体への相談


このようなAV被害者支援の団体としてはNPO法人「人身取引被害者サポートセンター ライトハウス」や国際人権NGO「ヒューマンライツ・ナウ」などがあります。これらの組織に寄せられる相談も2013年1件から2016年4月までに120件あまり、2012年1件から2016年までに130件以上と急増しています。

そのほとんどが騙されて出演し、過去のAVを削除したいという相談ですが、特にインターネットを通じて流れてしまった映像は回収は困難です。


現代でさえも大時代的なこのような性行為を対象にした「債務奴隷」制度がまかり通っているのは驚きですが、被害に対応するはっきりした法律は存在せず、それらを取り締まる監督官庁もないのが現状です。一日も早く法制度が確立され状況が改善されることを祈りましょう。

以上、panpan(パンパン)編集部からのお届けでした。


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