女性が恋に落ちるメカニズムとは?脳内物質とうまく付き合えばドキドキを長続きさせられる

女性が恋に落ちるメカニズムとは?脳内物質とうまく付き合えばドキドキを長続きさせられる

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「そばにいると胸が苦しい」「彼のことしか考えられない!」

恋は盲目なんて言われるように、恋に落ちるともはや理性では想いを止められません。頭は彼のことで一杯になり、心は毎日ジェットコースター!

しかし最近は恋する感覚が分からないと悩む、若い男女が増えてきました。

若者の恋愛離れとも言われますが、それでも絶対に恋をしたくないワケでもなく、いつか「ドラマのような素敵な恋愛をしたい!」と切望している人は多いですよね?

そこで今回は、女性が恋に落ちるメカニズムを徹底解説!

最新の脳科学から、恋に落ちるメカニズムを分析しました。恋するきっかけも併せて紹介するので、参考にしつつ眠っている恋愛脳を叩き起こしましょう。





脳科学によると「恋に落ちる」メカニズムは錯覚だった

恋に落ちる メカニズム
「あぁ私…この人が好きかも!」と思う瞬間、ようやく自分が恋に落ちたと自覚!

しかしこの恋に落ちるメカニズム、実は脳科学的に脳の錯覚だと言われているのを知ってましたか?

なぜ錯覚かと言えば、まず対象物を見た時に似たような過去の記憶を瞬時にかき集め、その中から好きか嫌いかなどイメージを振り分けているだけだからです。

例えば好みの容姿だったり、笑顔だけでいい人だと感じたりします。また着ている服の色のイメージなどから、心が暖かそうなどと判断する事も…。

ただ脳が恋に落ちたと錯覚するには、複数のホルモン分泌も関係していました。一体どんなホルモンが影響しているのか、詳しく説明していきましょう。


恋をすると脳内物質PEAが分泌されドキドキ幸せな気分になる

脳が過去の記憶から似たような好みを瞬時に判別し、その全てが一致した時に脳内物質であるPEA(フェニルエチルアミン)が分泌されます。

容姿や声、匂いや自分に向けた言動など、「好き!」と思った瞬間にPEAが大量に分泌!

脳下垂体からPEAが分泌されると、興奮や快楽を感じるドーパミンやノルアドレナリンなどの神経伝達物質が分泌されるようになり、胸がドキドキして幸せな気分になってしまいます。

そのため脳が恋に落ちたと錯覚し、貴女はその日から彼の虜になってしまうのです。ちなみにフェニルエチルアミンは、チョコレートにも含まれる成分!

昔から恋の媚薬と言われているので、恋愛脳にするために毎日チョコを食べてみるのもいいかもしれませんよ。


報酬系ドーパミン分泌で何度もその快感を求めるように

PEAが分泌されると脳の原始的な欲求を司る、腹側被蓋野(ふくそくひがいや)と尾状核(びじょうかく)が活性化され、ドーパミンが分泌!

ドーパミンは人間が生きるために必要な、「食欲・性欲・睡眠欲」の3大欲求を満たすための行動力を促します。

ドーパミンが分泌されるとやる気や集中力を高めたり、恐怖心や痛みを軽減するなどの効果があるだけでなく、満たされた時に快楽を感じるようになるのです。

この快楽が問題で1度でもこの快楽を脳が覚えると、「もっともっと」と快楽を求めるようになってしまいます。

そのため気になる彼を見てドーパミンが分泌されれば、何度も会いたくなったり、最終的には性欲にも直結しているのでセックスまで求めるようにでしょう。


ストレスホルモンのコルチゾール増加で心が不安定に

ドーパミンが分泌され脳の興奮が続くと、逆に興奮やストレスを抑えるべく、コルチゾールというホルモンが分泌されます。

恋に落ちたと脳が錯覚しPEAやドーパミンなどが分泌されている時は、コルチゾールの分泌量が低下するので、毎日ワクワクしたり比較的ポジティブな感情になりやすい!

しかし過剰にドーパミンが分泌されるとコルチゾールの分泌量が増え、そのバランスが崩れた時は、突然感情がネガティブ思考に!

想いを伝えるまでの間に泣いたり、不安になるなどの情緒不安定になるだけでなく、不眠症などの体調不良も引き起こしてしまいます。

特に片思い中の切ない気持ちは、より恋に落ちたと脳を錯覚させるのでしょう。ただ片思い中のセンチメンタル感は、過ぎ去れば甘酸っぱい想い出に変わりますよ。


女性が「恋に落ちた」と錯覚するきっかけとは

恋に落ちる メカニズム
恋に落ちたと思うのは脳の錯覚だとしても、恋心はある日突然貴女を襲います。一目惚れや身近な友達など、パターンは色々あれど脳が錯覚するきっかけは人それぞれ!

一体世の中の女性たちは、どのようなきっかけがあって恋をするのでしょう。ここからは、もっと具体的に女性が「恋に落ちた」と錯覚するきっかけをご紹介!

きっかけをヒントに色んな男性と会ってみれば、いつか突然、貴女も胸がトゥンクしちゃうかもしれませんよ。


①何故かそばにいるとドキドキする

恋に落ちる メカニズム
人間は五感や第六感から本能的に、相性の良い遺伝子を無意識で探しています。

そのため何故かそばにいるとドキドキするのは、無意識で好みを嗅ぎ分けているのかもしれません。

脳が好みを瞬時に判断してPEAを分泌し、心拍数が上がるきっかけは主に以下の5つ!

容姿が超タイプ
自分好みの声
無意識で感じる匂い
男らしい腕や背中
さりげないボディタッチ

実はルックスだけでなく、女性は案外フェチ萌え属性が多いんです。

例えば声や手指のキレイさ、腕まくりしたときに覗くセクシーな前腕筋など、人によって萌えポイントは色々ありますよね。

また無意識で匂いから好みを嗅ぎ分けている女性も、思った以上に多いです。もちろん単純にさりげないボディタッチで、ドキドキしちゃう人も多いでしょう。


②自分にだけ優しくしてくれた

女はいつだって自分が1番の存在でありたいもの…。そのため自分にだけ優しくされると、特別感があって恋に落ちるきっかけになりやすいです。

味方してくれたり慰めてくれるなどの精神的な事から、重い荷物を持ってくれたとか、内緒でコーヒーをおごってくれたなどの行動でもきっかけになります。

特に自分が弱っている時に優しくされると、思わず胸キュンしてしまうでしょう。

また逆に自分が母性本能をくすぐられ、何らかの助けや世話を焼いてしまう時も恋におちやすいんです。これは脳が認知的不協和を起こす事が原因!

ちなみに認知的不協和とは矛盾する認知を同時に感じた時に、不快感やストレスを軽減するべく、自分の思考を変えて無理やり一致させる状態を指します。

そのため「自分が嫌いな相手を助ける訳が無い」が、「じゃあ好きなのね…」と脳が切り替えてしまい、恋に落ちたと錯覚してしまうのです。


③なんとなく相手の好意が分かった時

なんとなく相手の行為が分かった時、貴女も妙に意識してしまうはず!

まだ告白されていなくても、「もしかして私を好きなの?」と思うだけで、胸がドキドキしてしまいますよね。

しかし男性が好意を寄せる時も、女性側が無意識の動作で恋愛モードの合図を送っているって知ってましたか?

動物のメスが発情期に入らないとオスが生殖モードにならないように、実は人間も女性から「好きなってもいいのよ」と、男性側に無意識の動作でアピってたんです。

例えば甘い視線や髪をかき上げるなどセクシーな仕草、高い声にさりげないボディタッチ!

そんな女性側から送った合図に火が点き、男性は好意を持って行動し始めるのです。

もしかすると最初から貴女の本能は、自らが恋に落ちたとは自覚しないまま、無意識でターゲットにきっかけを与えているのかもしれませんね。


④他の女性に嫉妬してしまった

恋に落ちる メカニズム
恋に落ちたか気付いてなかったとしても、他の女性に嫉妬してしまったのをきっかけに自覚する女性も多いです。

自分だけ特別扱いしてもらった感があればあるほど、他の女性に優しくしていたり、楽しそうに話していたりするだけでイライラMAX!

またせっかくのドーパミン分泌で高揚していた気分も、嫉妬のストレスからコルチゾール分泌量が増え、不安や悲しみなどが湧きおこり情緒不安定になります。

しかもまだ単なる友達や知り合いレベルであれば、「あの子と付き合ったらどうしよう」「実はもう彼女がいたら…」など、更に不安で一杯になるでしょう。

彼を誰にも渡したくないと独占欲まで湧いてくれば、否が応でも恋に落ちたと実感します。


⑤毎日一緒にいて楽しく、離れると淋しい

学校や趣味のサークルなどで毎日一緒にいて楽しく過ごし、離れると淋しいと感じた時も恋に落ちたと実感するきっかけに!

脳は単純接触効果により、身近にいる存在を好きになりやすいのです。

そのため駅や街中で毎日よく見かける人でも、急に見かけなくなるとソワソワしちゃうもの
…。ましてよく話したり、同じ価値を持って行動するなど、接触する日が多いほど好意を抱きやすくなるでしょう。

一緒にいる時間が楽しいのに、会えなくなると淋しいなら間違いなくそれは恋!

脳のメカニズム的に楽しい時間にドーパミン分泌がされていれば、そのうち報酬が欲しくなり、彼に会いたい想いだけがドンドン募ってくるはずです。

どんな用事よりも彼と会うのを優先するようになると、貴女は完全に恋に落ちていますよ。


⑥意外な顔を知りギャップ萌え

恋に落ちる メカニズム
少女漫画でありがちな、意外な顔を知りギャップ萌えも恋に落ちるきっかけ!

ヤンキーが子犬と戯れてトゥンクとか、案外多いあるあるですよね。例えば以下のようなギャップもポイント高し!

子供のように無邪気な笑顔
真剣な顔や苦悩している顔
やけに男らしさを感じた時

いつもはクールなのに無邪気な笑顔、逆にいつもは明るいのにやたら真剣な顔だったりすると、ドキドキしちゃうものです。

またジェンダーフリーを謳う現代だけに、突然男らしさを感じると自分の抑えていた女性性がくすぐられ、脳が恋をしたと錯覚しやすくなるでしょう。

更にこのような彼のギャップを、自分だけが知っている状態なら恋に落ちる確率は高まります。


⑦価値観や共通認識が同じだった

何事にも共感して欲しい女性は、価値観や共通認識が同じだった場合も恋に落ちるきっかけになりやすい!

価値観が真逆な人とも案外相性は悪くないのですが、好きな食べ物や趣味、生活習慣や社会的価値が同じだと一緒にいて楽なのは違いありません。

特に女性は恋に落ちた瞬間が100点満点で、その後はマイナス点で評価していく生き物…。

そのため自分と価値観の違う男性の場合、付き合いが深まるほどに評価点が低くなっていく傾向があります。

その結果2人の思考が似ているほどストレスも少なくなり、ドーパミンの報酬メカニズムで会う度に気分が高揚するため、恋に落ちる確率は高まっていくでしょう。


しかし悲しいかな、脳内物質PEAはずっと分泌され続けるわけではない

恋に落ちる メカニズム
人は恋に落ちると脳のメカニズムにより、高揚感や快感で毎日ハッピーみたいなハイテンションになります。また同時に不安や悲しみで、情緒不安定になることも…。

しかしこの片思い中の愛しさと切なさと、心強さ…ではなく、胸キュンな感情は青春時代の甘酸っぱい良き想い出になるのです。

何故なら脳内物質のPEAは、最高で3年しか分泌されないから!

恋の賞味期限は3年と言われるのが定説ですが、恋愛脳ですぐ恋に落ちる筆者も、だいたい4年目に入る頃に別れていました…。

では世の中で長続きしているカップルは、どうやって愛情を保っているのでしょうか。次からは、恋を長続きさせる秘訣も教えましょう。


恋を長続きさせるために「幸福ホルモン」に目を向けよう

恋に落ちた時のドキドキ感はPEAやドーパミンの影響ですが、ある程度関係が落ち着いてくると、幸福ホルモンと呼ばれる脳内物質が分泌されます。

付き合ってから3ヶ月~3年程度でPEA分泌が終わると、報酬系のドーパミンに振り回される事もなく、コルチゾール分泌のバランスもほどよい状態になるでしょう。

精神が落ち着きストレスも無くなると、セロトニンと呼ばれる神経伝達物質が分泌されてきます。

セロトニンは心の安定や多幸感を呼び、ストレスも軽減してくれる物質!

デートして太陽を浴びたり、歩いて適度な運動をしたり、泣いて笑ったりなどの感情を動かす事でも分泌量が増えるのです。

更にセロトニンは睡眠ホルモンのメラトニンの原料になるので、よく眠れるようになり、体調も良くなるでしょう。

また適度なスキンシップによってオキシトシンと呼ばれるホルモンが分泌されるので、彼に対する愛情や信頼感が高まっていきますよ。


恋は下心・愛はナカ心!ドキドキよりも安心感や信頼感を大切にする

恋に落ちる メカニズム
脳内のメカニズム的にも、恋は性欲にも直結する下心!しかしPEA分泌が落ち着いても長続きするカップルは、ドキドキよりも安心感や信頼感を大切にしています。

恋に落ちた時の高揚感が忘れられないと、常に刺激を求める依存体質になる恐れがあるので注意!

ドーパミンの分泌量が正常値を超えると、アルコールやギャンブル、セックスなど様々な依存症を引き起こしてしまいます。これでは穏やかな恋愛を楽しむ事ができません。

しかしセロトニンやオキシトシンの分泌を増やせば、安心感や信頼感が強くなり、恋からナカ心の愛に変わっていくのです。

片思い中のトキメキを良き想い出にして、居心地のいい関係を作っていきましょう。


マイナス点ばかり見ず、自分と違うところも楽しむ

マイナス点ばかり見ず、自分と違うところも楽しみましょう。

恋に落ちるきっかけでも少し触れましたが、女は長く付き合うほどマイナス点で評価する生き物!その上PEA分泌が止まると、嫌なところばかり目に付くようになります。

しかし全部共感しかない男は正直つまらない!更に時間が経つほど自分が嫌なところと同じ部分が目につくので、実は同族嫌悪を引き起こしやすいのです。

逆に全く違う性格や価値観の人は、互いに無いものを補い合えるので案外長続きします。かくなる筆者も現在1番長く付き合ってる彼とは、何もかも真逆!(笑)

ただ愛情と信頼関係は2人で作っていくものです。恋も愛も長続きさせるには、互いに思いやりを持ち、感謝を忘れない事が重要!

最終的には恋と言うより、親友を目指すと長続きできますよ。


恋に落ちるメカニズムは脳の錯覚!PEAでドキドキしたら彼に近づいてみよう

今回は、「女性が恋に落ちるメカニズム」を紹介しました。恋は脳の錯覚から始まりますが、PEA(フェニルエチルアミン)が分泌されるきっかけは人それぞれ!

メカニズムが分かったとしても、いつどこで恋愛スイッチが入るかは分かりません。ある日突然恋に落ちて慌てないよう、ここでもう1度恋に落ちるメカニズムをまとめておきます。

【この記事のポイント】
恋に落ちる脳のメカニズム
・過去の記憶から瞬時に好みを判別
・脳内物質PEA(フェニルエチルアミン)が分泌
・PEAにより報酬系快楽物質ドーパミンが分泌

恋に落ちると感情がジェットコースター
・ドーパミン分泌で高揚感や多幸感に包まれる
・コルチゾール増加で情緒不安定に

恋に落ちるきっかけ
・本能的にフェチ萌えが発動
・自分だけが特別扱いされた時
・単純接触効果と価値観の共通認識


恋に落ちた時の多幸感と切なさ、そして愛される悦びは心を豊かにしてくれます。

また男女共に男性性を求められる現代だからこそ、恋をして自分の中の女性性を満たしてあげる事が優しい世界を作り上げていくのです。

PEAが分泌されるか心配なら、まずは甘いチョコでも食べつつ恋愛ドラマを見て、眠りこけている恋愛脳を目覚めさせておきましょう。

以上、panpan(パンパン)編集部からのお届けでした。


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