「スローセックス 完全マニュアル」掲載のテクを３つ実践してみた

突然ですが、皆さんはスローセックスの経験はありますか？熟年のマンネリカップルだけでなく、若い世代からも密かに人気の「スローセックス」。今回はスローセックスの提唱者アダム徳永氏の著書「スローセックス　完全ニュアル」を読み、その魅力にどっぷりハマってしまった筆者が、この本を元に実践してみたおすすめのテクを公開しちゃいます！この魅力を知ってしまったら、もう普通のセックスには戻れないかも！？

話題のSEXハウツー本「スローセックス 完全マニュアル」とは

作者	アダム徳永
出版社	講談社
発売日	2007年7月4日
定価	952円＋税

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スローセックスの提唱者のベストセラー

2007年に出版された「スローセックス 完全マニュアル」は、スローセックスの提唱者であるアダム徳永によって書かれたのSEXのハウツー本です。今でこそ一般にも浸透してきているスローセックスですが、アダム徳永氏が提唱者であり彼の著者が出版されるまではその言葉は存在しませんでした。今までのセックスの概念を覆すような新鮮な内容だと読者たちの間で大きな話題となり、たちまち大ベストセラーになりました。

アダム徳永氏の著書は男女問わず多くの人から好評で、女性誌でも彼の監修するスローセックスのコラムが度々掲載されています。それに続けとばかりにさまざまなスローセックスに関する著書が出版されましたが、今でも「スローセックス　本」と検索すると真っ先に出てくるのがアダム徳永氏の著書です。そんな彼のスローセックス関連の著書の中で、「イラストが多くて分かりやすい」と特に好評なのが「スローセックス 完全マニュアル」です。

内容紹介

セックスカウンセラーであるアダム徳永氏が提唱した「スローセックス」とは、密接に繋がる心と体を一緒に満たすためのセックスのことです。具体的な方法としては、触れそうで触れないじれったさを大切にした「アダムタッチ」を用いて、相手の体をくまなく愛撫し性感を高めていきます。すると、いざ性器が繋がった時にこれまでにない快感が生まれ、心と体が満たされます。そうなるためのノウハウを豊富なイラストと共に解説して、誰でも簡単に実践できるようにしたのがこの本です。「スローセックス 完全マニュアル」はセックスでしかできない愛情表現を再認識するための一冊なのです。

「スローセックス 完全マニュアル」を愛読する筆者が実践してみた！

お恥ずかしながら、筆者がスローセックスに出会ったのは昨年のことです。当時35歳でした。手前味噌ですがビジュアルは決して悪くなく、当時も女に不自由していると感じていたわけではありません。ただ、昔から女性との関係は一夜限りで終わることようなことも多く、付きあっても長続きしない点だけは気になっていたのです。これは筆者に問題があるのかも、と気付き始めた頃に妻子持ちの友人に勧められたのが「スローセックス」です。

友人曰く、「スローセックスのおかげで嫁とのセックスレスから抜け出し、仲も深まった」とのこと。「セックスは頭で考えるものではない、実戦だ！」と信じてやまなかった筆者は、この時までセックスのハウツー本は手に取ったことがなかったし、雑誌のセックス特集などもさらっと読み流していたタイプなので抵抗があったのですが、結果的に「もっと早くに読んでおくべきだった！」と思わされることに。

そんな風に思わされるきっかけとなったアダム徳永氏直伝のセックステクを、自身の過去の失敗談と共に出し惜しみせず公開しちゃいます。若い段階で知れたあなたはラッキー！そうでなくても、まだまだ間に合いますよ。スローセックスがあなたのイマイチな性生活を変えてくれるかも！？

①レインボーキス

7種類のキスで相手のスイッチをオンに！

「レインボーキス」と名付けられた7種類のキスが推奨されています。触れるか触れないかの超ソフトタッチの「アダムキス」（20秒）、唇を上唇と下唇と口角の3つのパーツに分けて優しく交わす「ビギニングキス」(2分)、音を立てて聴覚を刺激する「サウンドキス」（1分）、少し下が触れ合う程度の「タンキス」(40秒)、欲望のまま舌を絡ませ合う「ディープキス」（3分）、舌先を尖らしてペニスのように相手の口のなかに挿入する「ペニスキス」（1分）、激しく吸い合う「バキュームキス」(2分)。

これらのバリエーション豊かなキスを順番通りに適切な時間行うことで、相手の興奮度は最高潮に達し、そのあとのセックスがより刺激的で気持ちの良いものになると紹介されています。

丁寧なキスは愛のあるセックスに繋がる

これまでディープキスさえ押さえていれば問題ないと思っていた筆者ですが、騙されたと思ってこのハウツーを実践してみることに！付き合い始めて半年ほどの彼女相手にやってみたところ、時間をかけて丁寧にキスすることによって、ちゃんと相手を愛せてる感じがして、自分の気持ちがいつも以上に盛り上がるのを感じました。相手の反応もとても良かったです。

とはいえ、レインボーキスを順番通りに進めるのは現実的にはかなり難しいです。キスは相手があることなので、こちらがソフトに交わしたい時に相手がグイグイきてしまったりもしますし、こちらもその時の気分次第でやりたいキスが変わるからです。

目安となる時間も秒刻みで指定されていますが、ストップウォッチで計るわけにいかないし、興奮している時の体内時計はあてになりませんので、正確にはできませんでした。それでも、おおまかな流れと概要を頭に入れて臨んだら、十分に効果がありました！

②太ももへの愛撫

スクラッチ愛撫

性器に触れる前に太ももをしっかり愛撫すると、女性の興奮度が高まると同時に早く性器に触れてほしくなるというもの。スクラッチ愛撫といって、かゆいところを爪を立ててかくような、強すぎず弱すぎずの力加減で太ももを内側中心に愛撫する方法が推奨されています。スクラッチ愛撫方で、太ももを外側、上面、内側の3つのパーツに分け、それぞれ指先を上下するように丁寧にこすって攻めます。

太もも愛撫は最大の焦らし攻撃

「太ももへの愛撫」が有効だと知った時は目からうろこでした。お恥ずかしながら、今までセックスの途中に太ももを愛撫するなんてこと一度もしたことがなかったからです。それでも本に書かれている通りに実践してみることに。すると、「それヤバい」と漏らす彼女の太ももには鳥肌が。気持ちよさそうなので、悶える彼女を眺めながら長めにじっくり愛撫しました。

太ももをこれでもかというほど愛撫した後に、満を持してアソコに触れてみました。すると、「私濡れにくいの」と付き合った当初から言っていたのが嘘のように、ショーツ越しでもわかるようなとんでもない濡れ方をしているではありませんか。これにはただただ驚きました。彼女はこれまでも「焦らされると感じる」と口にすることがありましたが、なるほどこういうことだったんだな、と腑に落ちた瞬間でした。

③膣への指の挿れ方

挿入はソフトに

男たるもの、激しく力強く。そう思っている人は多いのではないでしょうか。しかし、アダム徳永氏によると、膣に指を挿れる時は、挿入しない方の手の親指で小陰唇を左右交互に開きながら、1cmずつゆっくり挿入するのが正解とのことです。「膣とGスポットへの愛撫」の項目の基礎知識として紹介されている、初歩的なスキルのようです。

力を抜いた方が喜ばれるという衝撃！

「女性は激しく強引なのが好き」そう僕に教えたのは誰でしょうか。そう思い込んでいた僕は、どんな時もどんな相手でも、激しく指を挿入していました。「ねじ込み厳禁！」と注意書きがありますが、この本を読むまで、正直ねじ込んでしかいませんでした。実際、指を挿入する時に「痛い」と言う子もいましたが、いやよいやよも好きのうち的なものかとポジティブに捉えていました。でもどうやら僕が間違っていたようです。過去の女性に謝りたいです。

それはさておき、気になる女性の反応ですが、ズバリ抜群に良かったです！速くしたり激しくすることで女性の快感は増すものだと思い込んでいましたが、力を抜いてゆっくりとすることで快感がアップするもがあるんだと衝撃を受けました。これぞ、女性の体を敏感にさせるソフトタッチ、「アダムタッチ」の真髄です。

【オマケ】他にも参考になるSEXハウツー本3つ

セックスは知識を身につけることで格段にうまくなる。そうを実感した筆者は、アダム徳永氏の本以外にもこの手の作品を何冊か読んでみました。その中で特に参考になると思ったセックスのハウツー本を皆さんにもご紹介します。

「性技実践講座」

こちらは「セックスメート」の名で親しまれるセックスカウンセラーの山村不二夫によって1999年に発売され、未だに需要のあるセックスのハウツー本です。男性本位のただのペニスの抜き差しだけに重きを置いたセックスでは、女性を喜ばせることはできません。

そこで、女性にとっての性の喜びとは一体どういうものかに迫り、二人で気持ちよくなれるセックスがどういったものかを学ぼうというのがこの本です。筆者の実体験を元に編み出された、簡単で効果的なセックスのテクニックが数多く紹介されています。

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「女医が教える　本当に気持ちのいいセックス」

こちらは、女医が書いたということで話題になったハウツー本です。AVの見過ぎで、激しさだけで行おうとする男性のセックスは女性にとって不快でしかありませんが、男性のプライドを傷つけないようにと気持ちよさそうなお芝居をしてやり過ごしている女性が多いようです。そんな男女の溝を埋めるべく書かれたのがこの作品です。

男性の推測ではなく、女性の体を知り尽くした女医ならではの観点で、男女が二人で気持ちよくなれるセックスのやり方をイラストとともに紹介してくれています。女性の本音を知って攻略したい！というあなたは必読です。

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「膣性感開発・中イキ完全マニュアル」

こちらも女性の体を攻略するために書かれた書籍です。クリトリスでイク「外イキ」だけでなく、女性にとって最も気持ちが良いという膣内でイク「中イキ」を実現させるためのノウハウが詰まっています。

具体的には女性がオーガズムに達するために理解したおくべき５つのツボを把握した上で、その刺激方法を学ぼうというものです。イラストもあり、実際に読んでみるととても分かりやすいと評判です。これを読んで実践すれば、彼女はもうあなたから離れられなくなるかもしれません！

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まとめ：セックスは挿入が全てではない！

今回ご紹介した通り「スローセックス　完全マニュアル」は、挿入そのものではなく前戯に関する項目が大半を占めます。つまり、良いセックスにこぎつけるにはその過程が大切だということです。今回ご紹介した3つのテクニックを取り入れるだけでも、相手の反応が大きく変わってきますよ。

スローセックスのことをもっと知りたいあなたはぜひこの本を手に取ってみてください。以上、panpan（パンパン）編集部からのお届けでした。

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