エロゲマニア5人が神ゲーを徹底討論!平成を代表する5作品を選出

エロゲマニア5人が神ゲーを徹底討論!平成を代表する5作品を選出

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コタロー編集チーム
エロ漫画・アニメなど、オタク趣味のディレクターとライターで構成されたチームが作品の隅々までレビュー。軽いエロからハードエロまで、シコれる作品を紹介していきます。基本的に好きな作品や、シコネタのルーティンになっているオススメばかり!コミケ参加は不可欠で新刊チェックも日々行っています。
思わず泣ける神シナリオに、何度も抜いた神作画。さまざまな名作エロゲ(エロゲーム)が平成の時代を彩ってきましたが、中でも神ゲークラスのエロゲはどれなのか……。ということで、今回は自他ともに認めるエロゲマニア5人に集まってもらい、平成を代表する神ゲー×5作品を選出してもらいました。今でも楽しめる色あせないエロゲばかりですので、エロゲファンはもちろん、ビギナーの方もぜひともチェックしてみてくださいね。


エロゲマニア5人が平成を代表する神ゲーはどれか徹底討論

今回は、平成を代表する神エロゲを選出してもらうために、各世代から熱烈なエロゲファン5名に集まってもらいました。なお、名前は今回限りの仮名とさせていただきます。

・オヤジ一徹(47歳)
エロゲ歴27年。PC-9801時代からエロゲを遊び続ける猛者で、ゲーム業界の片隅で働いていた経験も。好きなジャンルはオールジャンル。今回は進行役も務める。

・しゃれ神戸(42歳)
エロゲ歴23年。抜きゲーや鬼畜系のエロゲを好む。かつては全ルートコンプのために2~3日寝ないのは当たり前だったが、最近は本業(管理職)が忙しいため積みゲー多し。

・ミク太郎(39歳)
エロゲ歴19年。好きなジャンルは泣きゲー。エロゲ好きが高じて、秋葉原近辺に住み始めてから早15年。最近はVtuberにどハマり中。なぜか5人の中で唯一の既婚者。

・アプリ夫(31歳)
エロゲ歴13年。自称・エロゲー作家で、いつか同人ゲーをヒットさせて一発当てるのが夢。コミケに2回ほど出展しているが、作品が間に合った試しがない。現職はコンビニのシフトリーダー。

・令和くん(25歳)
エロゲ歴7年。最近の作品だけでなく懐古ゲーも好み、平成前半のエロゲにも精通している。ネットや中古屋で昔のエロゲを集めるのが趣味。現在は1浪の末に入社した会社を辞めて、絶賛ニート中。


平成のエロゲ業界を振り返り!逆V字すぎる栄光と衰退

ここからは、都内の某居酒屋にて行われた神エロゲー討論について書き起こしていきます。まずは、平成のエロゲ業界の振り返りから話が盛り上がったようで……。なお、不謹慎すぎる発言については一部カットしていますので、何卒ご容赦ください。


平成初期のエロゲ事情は?

オヤジ一徹:神ゲーを選ぶ前に……平成元年からエロゲ業界を振り返っていこうか。
アプリ夫:自分が生まれた年っスね。当時のパソコンって、脱衣麻雀ぐらいしか無かったんじゃないですか?
オヤジ一徹:パソコンっつーより、マイコンな。野球拳みたいなゲームがほとんどだったけど、アドベンチャーのゲームもポツポツ出てたよ。


令和くん:ランス(シリーズ)の第1作が、平成元年発売なんですよね。
しゃれ神戸:去年まで続編が作られてたってのは、なんか凄えな。
オヤジ一徹:当時は「エロゲー」って言葉はなかったけどな。まぁ、Windowsになるまでは、めちゃくちゃニッチな市場だった。エルフの「同級生」(平成4年)がヒットしたぐらいで。


ミク太郎:エロゲー初のストーリーものですねぇ。これがなかったら、後の泣きゲーは出てこなかったと。
オヤジ一徹:キャラクター性を掘ったエロゲは……「同級生」が最初だろうな、多分。後から出てくる恋愛エロゲは、これと「プリメ」(プリンセスメーカー、平成3年)の影響も大きかったと思う。プリメはエロゲじゃないけど。


しゃれ神戸:かわいい幼女を育成……って、今なら絶対にアウトだな。
令和くん:これを作ったのが、ガイナックスってのも凄い。数年後にエヴァ(ンゲリオン)を作るんですよね!
オヤジ一徹:めちゃくちゃ遊んだな。フロッピー8枚ぐらい使って(遠い目)。


泣きゲー、同人ゲー……Windows95の登場とともに訪れたエロゲ黄金期

しゃれ神戸:で、Windows95が発売されて(平成6年)、エロゲ事情も激変していくわけですが。
オヤジ一徹:CD-ROMになったのは嬉しかったな。1枚で済むから、管理するのがメチャ楽になったわ。
ミク太郎:「葉鍵」時代ですね。俺(アラフォー)がエロゲにハマったのも、ちょうどこの頃です。


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編集部 注:「葉鍵」(はかぎ)=90年代後半~00年代前半に「泣きゲー」でエロゲ界を席巻した2つのアダルトブランド、「leaf」(葉)と「key」(鍵)を掛け合わせた造語。掲示板・2ちゃんねるでは、専用カテゴリーまで作られたほどの話題となった。

アプリ夫:コンシューマ版なら、やりまくりましたわ。中古ですけど。
オヤジ一徹:エロゲで見たキャラが、家庭用だと喋るっていうのが違和感あったな。
アプリ夫:え、PC版でも喋ってますよね?
しゃれ神戸:PC版はまだフルボイスじゃなかったんだよ。CD-ROM1枚じゃ記憶容量が足りないから。
アプリ夫:へぇ……勉強になります。


オヤジ一徹:この頃はとにかく「泣きゲー」一色だったけど、そんな中で同人ゲームの「月姫」(type-moon、平成11年発売)がヒットしたのはインパクトあったな。
令和くん:これがなかったら、次の「fate」もないですもんね。
しゃれ神戸:スマホゲーまでになるとは思わなかったけどな。この頃から、有明(コミケ)に同人ゲームのサークルが増えた気がする。
アプリ夫:俺も、早くヒットさせたいんですけどねぇ。
ミク太郎:……とりあえずお前は、完成させることから始めようか。


そして、エロゲ業界は冬の時代へ……

オヤジ一徹:「月姫」前後がエロゲ業界のピークだったな。2000年前後あたり。
ミク太郎:当時は初回特典目当てで、夜中からメッセサンオー(当時の秋葉原の店)とかに並んでいたんですけど。今では、そういうイベントも少なくなりましたね。
しゃれ神戸:転売ヤーの影響もあるのかな……最近のエロゲーって、何かないの?若者クン。
令和くん:まぁ……目立ったところで言えば、3Dアニメのエロゲーですか。


オヤジ一徹:女の子をカスタマイズできるってのは、プリメに通ずるものがあるな。
アプリ夫:同人でも、3Dモデルのエロゲーの方が売れている気がします。
しゃれ神戸:2000年以降だと、アサギシリーズ(対魔忍アサギ、2005年~)はヒットしたと思うんだけど。凌辱モノだし。

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平成を代表する神ゲー①「臭作」(平成10年)
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