遠距離恋愛中のセックスどうしてる？12組のカップルに聞き取り調査

皆さんは遠距離恋愛と聞いて、どんな事を連想されるでしょうか？会えないつらさ、すれ違い、彼の浮気、そして破局…。何だかネガティブなイメージばかり思い浮かびますが、それはあくまで部外者だから。本当のところは、当事者にしかわかりません。今回は12組のカップルにご協力いただき、“遠距離恋愛中のセックスどうしてる？”がテーマのアンケートを実施。仮名＆匿名を条件に、赤裸々なセックス事情を明かしてもらいました。

遠距離恋愛中のカップルのセックス事情とは？聞き取りを実施

カップルでもお互い仕事が忙しいと、週末くらいしか会えない事だってふつうです。そこでふと思ったのは、遠距離恋愛中のカップルのケース。会うだけで時間もお金もかかる彼ら彼女らのセックス事情は、一体どんな感じなんでしょう？

素朴な疑問なんですが、ネットで探しても意外とちゃんとしたデータがなくて…。ならばpanpanでアンケートを実施してしまおうと、以下の内容で実態調査に乗り出しました。

アンケート実施日	2020年5月15日
アンケート対象	18～40歳の男女カップル12組
アンケート集計方法	メール回答にて実施

質問項目	質問内容
Q1	どれくらいの頻度でセックスしてますか？
Q2	遠距離恋愛中のセックス事情について詳しく教えてください
Q3	他の人に誘惑されたり浮気したくなったりしませんか？
Q4	遠距離恋愛が続く秘訣を教えてください

遠距離恋愛中は月1回のセックス頻度が平均的！

セックス頻度	組数
週1回以上	0組
2週に1回〜週に1回	2組
月に1回〜2週に1回	7組
3ヶ月に1回〜月に1回	3組
3ヶ月に1回未満	0組

「週1回以上」はやっぱり0組。遠距離恋愛で毎週会うのはなかなか大変な事なんだとわかります。逆に「3ヶ月に1回未満」もまた0組だったのは、ちょっとホッとしました。そこまでHがないと、つき合ってるのかどうかすら怪しくなってきますからね。

一番多かったのは、「月に1回〜2週に1回」の7組。全体のじつに6割近くを占めました。その次の「3ヶ月に1回〜月に1回」を含めると、12組中10組と85％近い数字に。平均すると、遠距離恋愛中でも多くのカップルが月一では欠かさずHしている事がわかりました。

カップルが明かす遠距離恋愛中のセックス事情5つ

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4つの質問項目にもさまざまな回答が寄せられ、遠距離恋愛中のカップルの実態がかなりハッキリ見えてきました。今回のアンケートから浮かび上がった遠距離恋愛でのセックス事情について、以下に詳しくまとめていきます。

たまのセックスだからめちゃくちゃ燃える

「Q2.遠距離恋愛中のセックス事情について詳しく教えてください」に対して、一番多かったのが「(遠距離恋愛)以前より燃える」との回答。

「彼女の転勤で仕方なくって感じだったんですが、少なくともHは前より全然うまく行ってる気がしますね。つき合って3年目なんですけど、遠距離になる前はわりとセックスレスぽかったかも(笑)」（まさきさん＆よしみさん）

このお2人は「月に1回〜2週に1回」と回答されたカップル。名古屋と東京での遠距離恋愛中で、会うのは月に3回ほど。新幹線代が馬鹿にならず、それ以上の回数はなかなか厳しいそうです。

「遠距離だと、会ったら必ずHするじゃないですか。「きょうどうする？」みたいな迷いが一切ないのがいいですね。2人とも意識がそこに集中してるって言うのかな、夜の時間がすごく濃密になりました」（かずひろさん＆ふみかさん）

なるほど、そういう利点もあるんですね。デートの回数がしぼられる分、会えばその日は絶対にH。しかも久しぶりですから、燃えるようなひとときになるんでしょう。

デートコースが豪華になってHの方も…

カップルもつき合いが長くなると、毎回そんなにデートにお金をかけれません。つき合い始めは男性も見栄を張って高いお店に連れて行ったりしますが、だんだんそういうのも減ってくるのが実情です。

「遠距離になってからHはいつも高級ホテル。食事も昔みたいに、美味しいとこ連れてってくれるようになったなあって。なかなか会えない寂しさを、ちょっとでも埋め合わせようと頑張ってくれてます」（とおるさん＆ななさん）

デートの回数が激減するわけですから、1回のデートの中味が豪華になるのは理の当然。しかしそれはまあ計算上の話で、女性からしたら平凡な10回のデートより豪勢な1回のデートの方が価値があるんでしょう。

「デートがリッチで気分がいいと、あっちの方もやっぱり頑張ってあげたくなります。彼には「現金なやつだな～」って言われてますけど(笑)」（とおるさん＆ななさん）

アブノーマルなHが増えた

「次会えるのは、またひと月後」そう思うとカップルはHにどこまでもどん欲になるようです。「3ヶ月に1回〜月に1回」と回答した3組のいずれも、表現は違えど“アブノーマル寄りのHに目覚めた”事を告白していました。

「以前から興味があったソフトSM。遠距離になってから、なぜか素直に切り出せて。彼女も全く嫌がらずすんなりOK。これには驚きました」（のぶおさん＆ゆりこさん）

パートナーのゆりこさんが、そのときの思いを語ってくれています。

「たまのHですからね、「イヤ」と拒否してこじれるのも何だし…。それが正直なところなんですが、でもいざやってみるとすごく良くって。わたしがMなの、彼見抜いていたみたい。」（のぶおさん＆ゆりこさん）

最近は本格的な麻縄縛りにまで挑戦しているそうです。ほかにも遠距離後に野外Hに初チャレンジしたカップルや、体位のバリエーションが一挙に増えたカップルも。

LINEで楽しむ文字と画像のオンラインH

最近はすっかり“リモート”流行りですが、遠距離恋愛中のカップルにとってはそのつき合いのほとんどがリモート状態。ときには寂しさが募って、LINEでひそかにHな会話を楽しむ事も。

「いつも寝しなに今日あった事を報告し合うんですけど、あるとき僕が悶々としてて、おっきくなったズボンの前の写真を送ったんです。そしたら彼女、嫌がるどころか肌着にうっすら乳首ポチの画像を送ってきまして」（たくみさん＆えりさん）

それからしばらく、オンラインHにハマってしまったそうです。最初は万が一を考えてお互い自分の顔は撮らないようにしていたそうですが、最近はそんな縛りもどこへやら。

「今度会ったらどんなHしようとか話してると、だんだんそういう気分に。写真を送ったりはしませんけど、「愛してる」から始まってやがて淫語の応酬に(笑)」（とおるさん＆ななさん）

TV電話でというカップルは、なぜかいませんでした。文字だけのやりとりの方が、大胆になれて良いみたいですね。

前戯がやたらていねいになる

Hと言えば挿入ですが、遠距離恋愛中の女性たちからは「彼の前戯がうまくなった」「ていねいな愛撫にびっくり」の声が続々。12人中5名が、遠距離になって以降の彼の“変化”を指摘していました。

「昔はずいぶんアッサリしてたんです。それが遠距離になったら途端にねちっこく。最初はちょっと驚いたけれど、正直うれしかったですね」（ともはるさん＆るみこさん）

男性でも1人、この“変化”に言及してくれた人がいました。

「自分で処理する感覚って、言わば挿入ですよね。しごくわけだから。でも1人でできないのは、抱きしめたりキスしたりする事。遠距離だと、挿入以上に愛撫への欲求が高まるんですよ」（かずひろさん＆ふみかさん）

なるほど。これこそ経験者でなければわからない感覚ですね。そんな“人肌が恋しくなる”遠距離恋愛。会えない日が続くと、ほかの異性に目移りしたりしないのでしょうか？次の項では、そんな遠距離恋愛最大の“落とし穴”に迫ります。

遠距離恋愛中は近くにいる他の人に目移りしないの？禁断の浮気事情

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遠距離恋愛における危険な難所、それは他の異性に惹かれてしまう事です。一番興味をそそられるテーマですが、カップル2人の連名回答ではホンネが聞き出せません。

そこで今回、「Q.3 他の人に誘惑されたり浮気したくなったりしませんか？」の質問だけ、男女別々にアンケートを実施。回答を紹介する際も完全匿名で行う旨を確約すると、みなさん心の内を赤裸々に晒してくれました。

隙が出てしまうのか、誘惑が多い！ただ一線は超えていない

彼氏はいるけれど、現在遠距離恋愛中。そういう女性は、どうやら男性にとって非常に魅力的に映るようです。気持ちが揺れた事はあるものの、一線は踏み越えていないと断言する女性が次のような回答を寄せてくれました。

「どこから噂が広まるのか、気づけば社内のだれもが私が遠距離恋愛中と知っていました。モテ期かもと思うくらい、ひっきりなりに男性から誘われるんです」（20代女性）

彼女の状況を知る社内の同僚ならばまだわかります。ところが街を歩いていても、やたらに声をかけられるんだそう。

「隙があるのかなと反省するんですが。西島秀俊似のダンディなおじさまに声かけられたときは、あと一歩でついて行くところでした」（20代女性）

遠距離恋愛中の女性からは、男を惑わす特殊なフェロモンでも出ているのかもしれませんね。

転勤先にまともな風俗がなくて、出会い系で知り合った女性とオフパコした

浮気の告白をしてくれた男性もいます。この方の回答からは年代も省きました。転勤先がだいぶ田舎で、デリヘルにさえ事欠く環境。彼女に悪いと思いながらも、出会い系アプリで年配の女性と…。

「風俗がないんじゃ、仕方ないですものね。彼女がLINEで「おやすみ」を送ってきたら、出会いアプリのプライベートモードをおもむろに解除。夜な夜な相手を物色しました」（男性）

かなりの確信犯ですが、まもなく年配の女性とマッチング。50代半ばの未亡人で、体の関係と割り切って何度かHしたそうです。

「定期的にHしないと、男性機能が衰えるような気がしたんです。欲求解消のためではあるけど、意識としては“彼女のため”。だから相手はだれでも良くて、そのオバサンだって全く好みじゃなかったです」（男性）

身勝手な男の言い訳という感じは拭えませんが、遠距離恋愛の方は万事うまく行っているとの事。このまま彼女が“知らぬが仏”で過ごせる事を願ってやみません。

遠距離恋愛中に元彼と本気の恋をしてしまった

じつは女性の方にはさらに上手(うわて)が。遠距離恋愛中に新しい恋人ができ、その彼と破局したあとも今のパートナーとの遠距離恋愛を平然と続けているんだとか。

「ずいぶんひどい女と思うでしょうが、まあ聞いて下さいな。遠距離になる直前の時期、2人の仲がうまく行ってなかったんです。でも別れずそのまま遠距離になって、連絡もたいして取り合わないから、気づけば昔の恋人と元サヤに」（女性）

二股はさすがにまずいと別れを切り出そうと思った矢先、遠距離の彼が急性腸炎で入院。慌てて駆けつけ甲斐甲斐しくお世話をしたそうですが、ほっぽっておかれた元彼が愛想を尽かし、そのまま破局。

「遠距離じゃなかったら、まずありえない展開ですよね。怪我の功名と言いますか、彼の体調が戻ってからは前より仲が深まりました」（女性）

遠距離恋愛が続く秘訣は適度な息抜きと激しいセックス？

遠距離恋愛が続く秘訣とはどのようなものでしょうか？最後はこの問いに対する回答をもとに、正解を導き出していきましょう。

たびたびHしなくて済む安心感

男性から多かったのがこの意見。つき合いが長くなると、やっぱりHは次第にマンネリに。硬くならないとうまく行かない男性にとって、頻繁なセックスはじつは頭痛のタネなんだとか。

「遠距離になると決まったときのあの開放感！会えないからつらいのはホントでも、Hの負担が減るのは正直うれしかったですね」（のぶおさん＆ゆりこさん）

それで彼女への愛が薄れるかと言ったら、実際はまるで逆。気持ちに余裕ができた分、かえって「ああしてやろう、こうもしてあげよう」と気遣いが増えたそうです。

「セックスを義務のように感じていたなあとつくづく反省。たまのHだと本気でヤリたくなるし、そういう意味で遠距離はもしかしたら理想的なのかも」（しんいちろう＆はるかさん）

ただ女性陣からはこの手の意見はナシ。男女の体の仕組みの違いが、微妙に影響しているものと思われます。

激しいセックスで身も心もつなぎ止める

前に「久しぶりのHだから燃える」との指摘がありましたが、遠距離恋愛でもセックスはとても重要な要素。激しい夜が忘れられず、それが関係の継続に大きい役割を果たしていると言います。

「遠距離の今が、一番長く続いています。他の恋愛のときと比べると、やっぱりHの質が全然違う。だらだら回数を重ねても、関係は先細りになるだけですね」（ひろかず＆あいみさん）

このあたり、遠距離以外のカップルも見習うべきかもしれません。“量より質”の激しいHが、恋愛そのものの質も高めているようです。

「むさぼるように体を求められると、それだけで愛を感じます。しかも、とても強く。たとえ遠距離で離れていても、心が揺れたりする事は100％ありません」（ひろかず＆あいみさん）

何だかんだ言って、恋愛の命運を握っているのは充実したHという事でしょうか。

まとめ：遠距離恋愛中のセックスはふつうのカップル以上に燃える！

12組のカップルの皆さん、ご協力ありがとうございました。経験者にしかわからない遠距離恋愛ならではのセックス事情は、まさに驚きの連続でした。

ネガティブなイメージがある遠距離恋愛には、じつは良い面がいっぱい。浮気だけは心配ですが、今のHの“質”についてはほぼ全員満足していると回答しました。

遠距離恋愛での燃え上がるセックスは、カップルが長続きする最大の秘訣です。以上、panpan（パンパン）編集部からのお届けでした。

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