ソープランドの講習とは?その内容や気になるギモンを徹底解説

ソープランドの講習とは?その内容や気になるギモンを徹底解説

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匿名風俗調査集団
アキD編集チーム
箱ヘル大好き45歳。横浜の箱ヘルが入居している某ビルを8階から全店舗を制覇。私自身が経験した過去の苦い体験から「風俗で絶対に失敗してほしくない」という思いで、読者の皆さまに全国の優良店を紹介する仕事をしています。「風俗行くならpanpan読む」と言われるよう日々ライターさんたちと一緒に精進していきます。
ソープランドで働こうと思って募集を見たら、何やら「講習あり」の文字が。「ソープ 講習」で検索をかけると、怪しげな“趣味講習”なんて話題も飛び込んできて…。それでなくても敷居が高い、ソープの仕事。未知の世界だけに不安がつのります。

というわけで今回は、気になるソープランドの講習の中味を徹底紹介。講師は男性?それとも女性?実技あり?講義だけ?時間はどれくらいかかる?…知りたかったあれもこれも、全部お答えします!




(1)ソープ嬢になるなら基本的にはサービス講習が必須

ソープ 講習
ソープ嬢になってひと稼ぎしようと思ったら、入店後、サービス講習の受講が求められます。この講習には2種類あって、

・実技講習
・口頭講習

のいずれかです。

実技講習では女性の講習員を客に見立て、実際のプレイルームで接客の流れを学びます。体を使った実演指導のため、ソープの仕事がどんなものかつかみやすいのが特徴です。以前は店の男性スタッフが指導に当たる事もありましたが、今は先輩キャストが受け持ちます。

一方の口頭講習は、DVDを見ながら仕事の内容を教わるもの。実技はなく、接客の流れを講習員が言葉で説明します。わからないところがあれば質問できますが、ときには1人でDVDを見せられるだけの簡素化された講習もあります。


ソープランドがサービス講習に力をいれる理由

ソープランドが講習に力を入れるのには、以下の3つの理由があります。

・特殊なプレイが多いから
・基本的に嬢が責め役だから
・利用料金が高額だから

マットプレイにしろスケベ椅子にしろ、ソープのプレイは特殊なものが多いですよね。プライベートなエッチの延長線上にはないものばかりで、道具の使い方、プレイの進め方などの指導が絶対に欠かせません。

また、基本的には嬢がお客を責めて“悦ばせる”のがソープ。かなり積極的なサービスが求められる業種ゆえ、講習で技術と要領を徹底的に教え込む必要があります。

さらに風俗の王様と言われるソープは、利用料金が非常に高額です。価格に見合ったサービスが提供できないと、お店の信用はガタ落ちになってしまいます。講習という名の教育が不可欠なゆえんです。


(2)ソープランドのサービス講習の流れ

ソープ 講習
サービス講習の必要性についてわかったいただけたところで、今度は実際の講習の内容を詳しく見ていきましょう。DVDの鑑賞のみを含む口頭講習ではなく、新人ならほぼ必須とされる実技講習を念頭に置いて説明していきます。


①マット講習の流れ

・ローションの準備
マットプレイはローション必須なので、まずはローションの作り方から。洗面器の中で、お湯とローションを1:1の割合で混ぜます。かき混ぜ方はもちろん、冷めるのを見越した熱めのお湯の設定から、プレイに必要な適量までこと細かに指導されます。

・床タイルとマットの温め
次はマットの準備ですが、ただマットを敷けば良いものではありません。まずはプレイルームの床タイルからシャワーのお湯で温め、その上でさらにマットも温めるなど、正しい手順を教えてもらいます。

・技の習得
熟練の嬢ともなれば、マットだけで十数種類ものテクを駆使できますが、最初の講習で全てを覚える必要はありません。ただ、

うつ伏せ→よつん這い→あお向け

の順番で客の体位を変える流れと、「アメンボ」「千流下り」「カエルキック」など代表的な技だけはシッカリ頭に入れておきましょう。

・ローションの落とし方
マットプレイ後はローションで体がぬるぬる。ベッドに移行する前に、よく洗い流すよう指導されます。バスタブのお湯に浸かってタオルでぬぐったり、体を軽く叩く感じで落としたりするコツを教わります。


②ベッド講習の流れ

・ベッドへのいざない方
お風呂で体を温め、いざベッドへ。まず教わるのは、客をベッドへといざなうやり方です。その際にNGワードが示されるケースも多く、

・「(ベッドに)座って下さい」
・「(ベッドに)寝ましょうか」

などは典型例。いかにも事務的で、気分が盛り下がるからです。「(腕に手を回して)ベッド行こ♡」など、恋人気分を演出する誘い方をするよう指導されます。

・前戯および受け・責め交替のタイミング
Dキスに始まり乳首舐め、フェラと上から下に責めるよう指導されます。ただ中には自分から責めたい客もいるので、途中で必ず意思を確認。OKなら交替し、そうでなければ69へと移行します。

・コンドームの準備
口での装着以上に難しいのが、客の大きさに合ったコンドームを的確に選ぶ事。SからLLまで各種サイズが用意されていますが、慣れないうちはどれがフィットするか迷うケースも出てきます。

・フィニッシュ後の対応
コンドームを外すのは2、3分後、「またしたくなっちゃった」と二回戦を促すなど、フィニッシュ後の対応も細かく教わります。背中にタオルをかける気遣いや、つねに肌を密着させておくなど、ホスピタリティに関する指導が多いです。


(3)強要・セクハラ講習?噂に聞く「趣味講習」とは

ソープ 講習
悪名高き「趣味講習」についても、やはり触れておかなくてはなりませんね。趣味講習とは、ソープ店の男性スタッフ(店長を含む)が、実技講習の名のもとに女の子とのエッチをガチで堪能しようとするもの。

現在は女性講習員が主流ですが、男性客の気持ちが一番よくわかるのはたしかに男性スタッフの方。それをいい事に、模擬指導の中で本来はないはずのヌキにまで至ろうとする不届き者がいるわけです。


ヘルス嬢をしている方のツイート。他の風俗でも、趣味講習はいまだにあるようですね。そもそもソープ以外の業種では講習自体あまりないので、怪しいと疑ってみる必要があります。


講習員が男性の時点で、一歩間違うと趣味講習寄りにならざるを得ないのでしょうか。口では仕事と割りきっていても、カラダの反応は正直ですからね。


中にはこんな生々しい証言も。真偽のほどは定かではありませんが、趣味講習がどこまで卑劣になりうるかが伝わってくるツイートです。


男性が実技講習を行なう事の是非。難しいところですよね。そんなつもりがなかったのに、途中から欲望に逆らえず趣味講習に走ってしまったなんてケースもあるでしょうし。

もしも運悪く、趣味講習に遭遇してしまったら?対応の仕方については、次項で明確にお伝えします。


趣味講習はハッキリ断ろう

本番を強いられる趣味講習は、悪質きわまるパワハラでありセクハラ。もし提案されても、断固とした態度で断るべきです。

ソープで講習があるのは、1つには日頃のエッチではやらない特殊なプレイが多いから。よって教えてもらう項目も、「カエル挟み」などソープならではのテクニックのはずです。

にもかかわらず、それとは別に本番まで指導しようとするのはそもそもおかしな話。キスやフェラ同様、挿入は人から習うようなものではありません。それに騎乗位以外の挿入時は、基本的に女性は受け身ですから、具体的に何をどう指導するつもりなのかも全く不明です。

さらに講習員は、女の子にとっては客ですらありません。お金をもらえないどころか、講師料まで払わされているのに、なんのためにエッチをしなければならないのでしょう。考えれば考えるほど、趣味講習の根本的な矛盾がハッキリしてきます。


この方のような毅然とした態度で臨みましょう!


(4)その他、ソープランドのサービス講習についてのQ&A

ソープ 講習
ソープランドの講習について、ひと通りの説明をしてきました。ただ他にもまだ、「どうなんだろう?」と思える部分があろうかと思います。ここではソープの講習に関するよくある疑問を集め、Q&A方式で解説を加えていきましょう。


Q.サービス講習の時間はどれぐらい?

◆A.およそ60~90分です◆
実技講習、DVD講習ともに、60分以上の時間をかけてていねいに指導します。わからない点を講習員に直接質問できる場合には、講習時間は比較的長くなる傾向です。

1人でDVDを鑑賞するだけの講習だと、動画の終了とともに終わるため、場合によっては1時間以内で済むケースもあります。


Q.サービス講習は絶対に受けなければいけないの?

◆A.一部の例外を除き、講習は受けなければいけません◆
風俗の中でも、ソープはいろいろな意味で特殊です。プレイ内容もそうなら、客が支払うサービス料も高額。サービス講習なしで嬢を客にあてがうのは、お店にとっては自殺行為です。教育が行き届いていない店として、評判を落とす事につながりかねません。

したがって講習は必須ですが、他店ですでに講習を受けた経験がある場合は、例外的に免除となるケースもあります。ただし未経験の場合は、選択の余地はないと考えましょう。


Q.サービス講習では誰が教えてくれるの?

◆A.店の先輩キャストか専門の講師です◆
昔は店長や店のスタッフなど、男性が講習員として指導に当たるケースもありました。しかし現在は、多くの店で女性が講習員を務めるようになっています。男性講習員による趣味講習は論外ですが、そもそも異性から性的サービスについて説明を受けるのは、女性にとって心理的な負担が大きいからです。

担当するのは経験豊富な店の先輩キャストだったり、店外から来た元ソープ嬢の専門講師だったりします。


Q.店で働くための講習ですから、費用はかかりませんよね?

◆A.いいえ、かかります。講師への謝礼が必要です◆
意外に思われるかもしれませんが、講習員への謝礼は指導を受けるあなた自身が支払う必要があります。ソープランドは、業態としてはあくまで“特殊浴場”。「性的サービスは店の管轄外」と言うのが、いまだにタテマエとなっています。嬢への指導料を店が持つと、そのタテマエが崩れる恐れがあるからでしょう。

講師料の相場は、1~2万円。直接手渡しする場合と、体験入店での稼ぎから引かれる場合とがあります。ただし大衆店の中には、無料で講習を行なっているところもあるようです。


趣味講習は過去の話!万が一遭遇した場合は断固拒否ろう

風俗の中でも特殊な位置づけのソープランドでは、入店前にサービス講習が必須となっていました。悪名高き趣味講習は今でもわずかに残っているようですが、全体としては女性の講習員による安心・安全な指導へと変わってきています。講習のタイプとしては、

・実技講習
・口頭講習

のいずれかですが、これは必ず受ける必要があります。マットプレイ1つ取っても、ふだん彼氏とのエッチで経験済みなんて人はまずいません。日常のセックスの延長線上にはないプレイが、ソープではつねに求められるんですね。

講習をしっかり受けて疑問点をどんどん質問すれば、自然とプロとしての接客術の基礎ができてきます。スキルを磨けば客の評価も上がり、当然稼ぎにも反映されてくるでしょう。ソープの講習はたしかに義務ですが、使いこなせば自分を高める強力な武器になります。

ソープランドの講習はできるだけ真剣に受けて、プロとしての第一歩を力強く踏み出しましょう。以上、panpan(パンパン)編集部からのお届けでした。

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