オナニーできる官能小説おすすめ20選|文学部出身のアダルトライターが厳選

オナニーできる官能小説おすすめ20選|文学部出身のアダルトライターが厳選

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愛のあるヤリチン
時雨
小中高時代は義理チョコしかもらったことない非モテ男でしたが、大学デビューして遊び人の友達とストナンしまくるように。19歳で童貞卒業と遅咲きながら、28歳の今では遂に3桁突破!非モテだったからこそ女性に尽くしたいと努力した結果、女性を喜ばせるセックステクニックやデート交渉術には自信があります。皆さんに勇気を与えられるようなノウハウ伝授を心がけます。

女性にも人気なおすすめ官能小説6選

昔は官能小説は男が読むものと相場が決まっていましたが、最近では女性も好んで読むように。作家も女性が増え、女性が喜ぶテーマや題材の官能小説がヒットを飛ばしています。腐女子に人気のボーイズラブものを入れれば、女性向け官能小説は今や花盛りです。

というわけで最後は、女性におすすめの人気官能小説を紹介します。男が読んでもうならされる、エロくて面白い傑作ばかりです!


①MILK/石田衣良

オナニー 小説
引用:Amazon

出版社 文藝春秋
出版日 2018年5月10日
ジャンル ワンナイトラブ
ページ数 214ページ
価格・フォーマット 660円(電子書籍版あり)
パートナー以外に惹かれ、結ばれる10人の物語

「池袋ウエストゲートパーク」や「SEX」の石田衣良による官能小説集。セックスは人間にとって喜びであると同時に、悩みやコンプレックス、ときには争いのタネにもなります。日常のふとした瞬間、思いがけない相手と結ばれてしまう10人の男女の物語です。

職場で映画館で、毎日の家への帰り道で。結婚4年目の雄吾の心が揺れ出したのは、新入社員の泉希から立ちのぼるかぐわしい匂いから。結婚7年目の直哉はアルバイトの女の子を食事に誘った帰り、思わず彼女にキス。すると彼女の方から「しよう」と誘われてしまい…。

子どもを授かって以来、夫とセックスレスになった皆子。このままでは30代のあいだ一度もエッチなしだと焦り、似た境遇の男と体を重ねるように。

セックスしたい気持ちが満たされる素直な悦び。と同時に、そこには本来のパートナーへの後ろめたさも生まれます。だれでも陥りそうな状況を、軽やかな筆致でエロスたっぷりに描いた秀作。下品さも辞さないエグい表現が連発し、ヌキやすい文学になっています。




②アダルト・エデュケーション/村山由佳

オナニー 小説
引用:Amazon

出版社 幻冬舎
出版日 2013年4月10日
ジャンル インモラル
ページ数 334ページ
価格・フォーマット 660円(電子書籍版あり)
モラルに反したセックスはいつだって蜜の味!

直木賞作家・村山由佳が不道徳な愛の数々をリアルに描ききった官能小説集。エッチな気分がどんなときに盛り上がるかを考えると、やっぱりちょっと道に外れたときが多いのに気づきます。本作に登場する12人の男女も、みなインモラルな性愛にからめとられて…。

たとえば、こっそりキスを交わした女子高生がいます。体験済みの子もわんさかいる年代ですが、彼女はミッション系の学校の生徒。性に対して抑圧的な環境では、秘密の口づけ程度の行為さえ、当人にとっては極上の官能をもたらすわけです。

弟を溺愛するあまり、その恋人と逢瀬を重ねる姉。たまたま知り合ったAV男優に長年夢見ていたフェチ的セックスをお願いする女、などなど。キーワードは“罪悪感”ですが、後ろめたさのないセックスほど、無味乾燥なものはないと筆者は思います。

欲望に忠実であろうとすると、どうしたって不道徳にならざるを得ないのかもしれません。登場人物のだれに共感するかで、自分の隠れた性的嗜好がわかっちゃうかも?




③花宵道中/宮木あや子

オナニー 小説
引用:Amazon

出版社 新潮社
出版日 2009年9月1日
ジャンル 時代小説
ページ数 285ページ
価格・フォーマット 693円(電子書籍版あり)
吉原の遊郭を舞台に描かれる歴史官能ロマン!

江戸末期の新吉原が舞台の官能小説。安達祐実主演で映画化もされましたね。今を時めく人気作家・宮木あや子のデビュー作でもあります。ヒロインは地味で不器用な女郎、朝霧。まもなく奉公が終わろうかと言う時期、彼女は生まれて初めて本物の恋をします。

相手は祭りの晩に出会った染次郎。男に抱かれるのが仕事の朝霧ですが、染次郎に対する思いはまったく別なもの。生娘のようにときめき、彼と結ばれる日を夢見ていましたが…。

運命は残酷なもので、あるとき染次郎が遊郭に客としてやってきます。彼の目の前で他の客にもてあそばれ、ついにはハメられてヨガってしまう朝霧。燃え上がる嫉妬の炎と、愛する者の前で犯される不条理が読む者の胸にひしひしと迫ってきます。

江戸が舞台なので、エロいけれども現代劇ほど生々しくはないのがポイント。女性でも読みやすく、実際多くの読者に支持されています。時代小説特有の読みにくさもなく、官能小説入門編としてもおすすめです。




④奥様はクレイジーフルーツ/柚木麻子

オナニー 小説
引用:Amazon

出版社 文藝春秋
出版日 2019年5月9日
ジャンル 夫婦生活
ページ数 253ページ
価格・フォーマット 682円(電子書籍版あり)
セックスレスに悩む主婦の悶々とした日々!

直木賞候補にもたびたび取り上げられる、柚木麻子の連作短編集です。主人公は結婚して3年目の主婦・初美。まだ30歳と若いのに、夫とは早くもセックスレスに。編集者の夫はやさしくパートナーとして不満はないものの、体のうずきはいかんともしがたく…。

官能小説と言うと現実ではありえないような出会いが次々起こってハメまくるケースが多いですが、本作の場合はそう簡単にはいきません。自慢のGカップ巨乳も夫の目には刺激にならず、あの手この手の涙ぐましい努力を重ねエッチな気分を必死で盛り上げようとします。

それでも夫婦生活に以前の活気は戻らず、初美の欲求不満はつのるばかり。同級生の男によろめきそうになったり、義理の弟で妄想にふけったり。挙げ句の果てには、乳房を触診する女医にさえムラムラしてしまうほど追い詰められます。

セックスレスの問題を真正面から赤裸々にとらえた意欲作。ありのままを飾らず描いたら、官能小説になっちゃったって感じです。文庫版の解説が「マジックリング」でヌードになった小橋めぐみなのも何げにそそります。




⑤ここは退屈迎えに来て/山内マリコ

オナニー 小説
引用:Amazon

出版社 幻冬舎
出版日 2014年4月10日
ジャンル 青春
ページ数 259ページ
価格・フォーマット 649円(電子書籍版あり)
地方に暮らす8人の女性のリアルな性愛のかたち

都会ではなく、地方で暮らす8人の女性の生と性を描いた連作短編集。都会への憧れと反発、地方にい続ける自分への焦燥感など、女性たちの揺れる心を描いて多くのファンから支持を得ています。

登場人物たちの置かれた状況もさまざま。都会で働いていたのを辞めUターンしてきた30歳の女性もいれば、ロストバージンをやり遂げたくて奔走する女子高生もいます。ささいな出来事がいっぱい詰まったそれぞれの日常の中で、リアルに差しはさまれるセックスの描写。

官能小説と言うと性愛ばかりがクローズアップされますが、本作は1人1人の生きざまが克明に描かれており、それでかえって性愛の描写が生々しく浮かび上がってきます。女性作家ならではの官能小説といった趣きです。

大げさではないけれど、とても大事で温かいセックス。非リア充の女子たちの欲望をのぞき見した気分になれる、抒情性あふれる官能小説です。




⑥とける、とろける/唯川恵

オナニー 小説
引用:Amazon

出版社 新潮社
出版日 2010年10月28日
ジャンル 不倫
ページ数 293ページ
価格・フォーマット 649円(電子書籍版なし)
9人の女性がハマった9つの浮気セックス

「肩ごしの恋人」で直木賞を受賞した唯川恵の官能短編集です。全部で9つのストーリーが収められていますが、共通するテーマは浮気の恋。女性が感じるセックスの快感を、粉飾なしにありのままに描いています。

さすが直木賞作家の作品だけあって、エロいけれども下品ではなく文学の香りを感じさせます。官能小説として見た場合、そこが人によってはヌキにくさにつながるケースもあるでしょう。ただ、底なしに広がる女の性欲を目の当たりにして、男性なら頭がぼうっとしてくるはず。

幸せな家族がありながら、失神するほどのオーガズムに導いてくれる男に出会ってしまった女。夫や子どもたちへの思いは同じでも、肉欲の甘い誘惑もまた断ち切れません。そんな心の葛藤と、それでも開かれじゅくじゅくに濡れてしまう体の対比が見事です。

「官能小説に興味があるけれど、あんまり露骨な描写はちょっと…」といったビギナーにも最適。言葉づらで興奮させると言うより、登場人物に寄り添って読み進めるうちに勃起させられてしまう作品です。




筆者おすすめの官能小説作家TOP3

筆者がおすすめしたい官能小説作家を3人挙げてみます。元文学青年だけにちょっと文学寄りです。ご了承下さい(笑)。

第1位 宮木あや子
第2位 神瀬知巳
第3位 山内マリコ

「官能と少女」と「花宵道中」の2作ランクインした宮木あや子が第1位。作風が多彩で、いつも新鮮な驚きを与えてくれます。石原さとみ主演でドラマ化された「校閲ガール」も彼女が原作者。これだけでもその才能の幅広さがわかっていただけるでしょう。

第2位は神瀬知巳。フランス書院の作品に興味があって、どれから読もうか悩んだらこの人の作品を選べば100%間違いありません。歪んだ愛を描かせたら、右に出る者はいませんから(多分)。「たった1行でも手を抜かない」そう豪語するだけはある優れた官能小説ばかりです。

第3位は山内マリコ。令和の“今”をくっきり切り取った小説はスタイリッシュで読みやすく、官能の表現も女性らしいみずみずしさとリアリティにあふれています。官能小説家と言うより小説家として非常に優秀な書き手です。まだ若いので今後がますます楽しみ。


電子書籍で読めるおすすめの官能小説TOP3

筆者は紙の本も大好きですが、電子書籍はすぐ読めて置き場所に困らないのが最高ですね。とくに官能小説は表紙がエロチックですから、家の者に見つかるとヤバいもので(笑)。

第1位 松崎詩織「教育実習生」
第2位 田沼淳一「田沼淳一スペシャル 相姦獣夜」
第3位 村山由佳「アダルト・エデュケーション」

根っからのロリ好きにとって、電子書籍は救世主。紙の本だと何かと目立って性癖が露見しますから。それで1位はロリ要素の強い「教育実習生」にしました。

2位の「田沼淳一スペシャル 相姦獣夜」は紙の本はAmazonですでに中古のみ。だったら電子書籍版で読まない手はないでしょう。中古の本もけっこう買いますが、官能小説の場合ちょっと抵抗が…。チンポさわった手で絶対どこかしら触れてるもんなぁ(笑)。

3位は「アダルト・エデュケーション」。12篇の短編から成る作品集なので、電子書籍で好きなところから読むのにぴったり。紙の本だと、何か最初から読まないといけないような強迫観念がありまして…。本って全部読む必要もないし、好きなとこだけ読めばOKですから!


想像力をビンビンに刺激する官能小説でシコろう

ストーリー重視のもの、マニアックなもの、女子受けするもの。長編もあれば短編集もあり、複数の作家のアンソロジーもありました。多くの官能小説が今や紙でも電子書籍でも読め、ファンにとってはたまらない好環境ができ上がっています。

活字でオナるのは高等テクな感じもしますが、思い思いのイメージを広げられるので慣れるとヌキ度はうなぎ上り。筆者は広瀬すずちゃんのファンなので、申し訳ないけどボーイッシュなヒロインのときはけっこうイメージをダブらせて読んじゃってます。

また最近流行りの女性作家が書く官能小説となると、

・こ、これを若い女性が書いてるのか~、マジか~
・女もやっぱこんなにエロいのか~

と2つの意味で驚き、そのぶんエロさが増してきます(笑)。ルックスで売るウルトラA級美人の女性官能小説家が出てきたら、めちゃくちゃヌケるだろうな~。楽しみ。

行間からエロがあふれ出す、おすすめの官能小説でオナニーしましょう。以上、panpan(パンパン)編集部からのお届けでした。

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