コンドームとローションを併用する時の注意点【知らないと危険なポイントを解説】

ローションのヌルヌル感は気持ちいいですが、コンドームの上から塗っていいのかちょっと不安になりますよね。

基本的にコンドームとローションの併用はNGではありませんが、実は成分によって避けた方がいいものもあります。

そこで今回は、コンドームと相性のよいローションをご紹介！勿論ローションの種類や、成分なども併せて解説していきましょう。

コンドーム使用のセックスで痛みを感じたらローションで潤滑性を高めよう

避妊や性病予防と自分の体を守るためにコンドームは必須ですが、経験が浅かったり、潤い不足だと痛みを感じてしまう人も多いでしょう。

そんな女性のお悩みを解決してくれるのが、潤滑油代わりのローション！ローションをひと塗りするだけで摩擦力を減らすため、挿入時の違和感や痛みを軽減してくれるのです。

しかしコンドームとローションの組み合わせによっては、劣化の恐れや体質に合わない場合もあるので注意が必要！

まずはコンドームとローションを併用するメリットとデメリットを知って、自分に合った組み合わせを選んでみましょう。

コンドームとローションを併用するメリット・デメリット

コンドームとローションを併用するメリット・デメリットを知れば、彼とのセックスも安心安全で楽しめます。

メリットは潤滑性によって摩擦力を減らし、コンドームの違和感や痛みを軽減してくれるところです。緊張して硬くなっている膣内をほぐし、抵抗感も無くスムーズに挿入できるようになるでしょう。

デメリットはローションの成分によって、コンドームを劣化させる恐れがあるところ！また膣内に残って洗い落しにくいものもあるので、成分を知っておく必要があります。

しかしラテックス製コンドームとオイル系ラブローションの併用は不可！

コンドームの種類は大きく分けて、「ラテックス・ポリウレタン・イソプレンラバー」の3種類あります。

ラブホに置いてあるものや、一般的なコンドームはほとんどラテックス製です。しかしゴム製品は油に弱いため、オイルベースのローションは劣化や破損の恐れがあるので注意！

ただオイルベースのローションはヌル感の持ちがいいため、どうしても使いたいならポリウレタンのコンドームに変えましょう。ポリウレタン製のコンドームは、ラテックスアレルギーの人にもおすすめです。

ローションの前にそもそもコンドームの種類を知らなかった人は、コンドームの種類を徹底解説した関連記事もチェック！

関連記事では素材や形、コンドームを選ぶ時の注意点まで解説しています。自分の体を守るためにも、コンドームのチェックポイントを覚えておきましょう。

◯関連記事
・コンドームの種類を徹底解説｜知っておくべき5つのチェックポイントとは

ベビーオイルやマヨネーズ、口紅などもコンドームを破損させる

ちなみにローションがすぐ手に入らず、代用品を使う時も注意が必要です。油に弱いラテックス製のコンドームには、やはりオイル系の製品はNG！

例えば手軽に使えるベビーオイルやワセリン、ちょっと変わったところでマヨネーズやオリーブオイル、口紅などもコンドームを破損させる恐れがあります。

勿論シャンプーやボディーソープなども、コンドームを劣化させるのでNGです。やむを得ずローション代用品を使う時は、ポリウレタン製のコンドームを使いましょう。

基本的なローションの種類3タイプと見分け方

コンドームにも種類があるように、ローションにも3種類のベースタイプがあります。しかし安いものや、ドン・キホーテなどにあるようなローションは、ジョークグッズとして売られているので成分表記が無いものも…。

初めて買う人にもすぐ分かるよう、ここからは基本的なローションの見分け方を伝授！見分け方の他に、それぞれのメリットやデメリット、おすすめのプレイも教えましょう。

ウォーターベース

■見分け方
・成分に水とグリセリン表記
・潤滑ゼリーや愛液代用カテゴリー
・水溶性とも表記される

ラテックス製のコンドームと使用するなら、ウォーターベースがオススメ！またウォーターベースは愛液代用品としても発売されているため、膣内に入れても安心なローションです。

ドラッグストアならコンドームコーナーにあり、だいたい潤滑ゼリーの表記がされています。ネットで買うなら、愛液代用とカテゴライズされているものも有り！

しかしウォーターベースは長時間使うと乾きやすいので、摩擦を感じたらローションを足して使いましょう。逆に使用後はサラリとしていて、洗い流しやすいです。

主な成分は水とグリセリン！粘度はペペローションのようなネバネバ系もありますが、基本的には粘度が低めです。

そのため乳首やクリトリスの愛撫か、コンドームとローションを併用しての挿入に使いましょう。

シリコンベース

■見分け方
・シリコン表記
・アナル用ローションのカテゴリ
・商品名にバックの文字

シリコンベースのローションは、長時間潤いが続くタイプです。そのためアナルプレイ用として開発されたものが多く、ネットショップではアナル用にカテゴライズされています。

また男性同士での愛用者が多いため、商品名にバックの文字があるものも！ラテックス製のコンドームにも使え、最近は水とシリコンの半水溶性のローションも増えてきました。

しかしシリコン単体のローションは落ちにくいので、膣には半水溶性のシリコンローションを使いましょう。

シリコンローションのテクスチャーは白いものが多く、硬めで垂れにくいため、アナルグッズやバイブなどのおもちゃ遊びにピッタリです。

ただしラテックス製のグッズには使えますが、シリコン素材のグッズは劣化する恐れがあるので気を付けましょう。

オイルベース

■見分け方
・オイル表示
・マッサージオイルのカテゴライズ
・容器はオシャレな物が多い

ラテックスのコンドームにはNGですが、ポリウレタン製のコンドームには使えるオイルベースのローション！

オーガニック系の成分配合が多いため、敏感肌にも優しいです。またオイル系はウォーターベースよりも潤滑力が高く、お風呂でも使えるのがメリット！

容器もエロさの無いオシャレな物が多いので、部屋にあってもエログッズには見えません。またマッサージオイルとしてカテゴライズされているため、全身にも安心して使えます。

愛撫がてら互いの体をヌルヌルマッサージしてから抱き合えば、いつもより密着感を楽しめるでしょう。勿論コンドームさえ気を付ければ、潤滑油としても使えますよ。

ラテックス製コンドームとも安心して併用できるおすすめローション3選

ラテックス製コンドームや、膣内に安心して使えるのがウォーターベースのローションです。しかし初めてローションを買うなら、どれを選べばいいか迷ってしまいますよね。

ここからは、ラテックス製コンドームとも安心して併用できるおすすめローションを3つご紹介！肌にも優しいローションをセレクトしたので、早速参考にしてゲットしましょう。

リューブゼリー

成分タイプ	ウォーター系
参考価格	55g／990円　110g／1,892円
おすすめの使い方	・潤滑油として ・クリトリスや乳首の愛撫 ・愛液代用
おすすめ度	★★★★★
愛液と変わらない自然な潤いで肌にも優しい

国内初の女性用ローションとして登場したのが、「リューブゼリー」です。潤い不足や性交痛に悩む女性のために、総合医療品メーカーのジェクスと、日本家族計画協会医学委員会が共同開発！

1982年に発売されて以来、40年の歴史を持つ元祖潤滑ゼリーです。そのため産婦人科でも使用されており、安全性も高いので安心！

ウォーターベースで愛液に近い潤いを与え、使用後もサッパリと洗い流せます。チューブ式の容器は片手でも使いやすく、見た目もエロ過ぎないので買うのも抵抗感が低いでしょう。

リューブゼリーはドラッグストアにも置いてあるので、欲しい時すぐ手に入るのも便利！無味無臭のため、彼に内緒で膣内に仕込んでおくのも可能です。

▶「リューブゼリー」をNLSでチェックする

ペペスペシャル セクシーナイト

成分タイプ	ウォーター系
参考価格	150ml／638円　360ml／1,078円
おすすめの使い方	・潤滑油として ・バイブやディルドに ・マッサージプレイ
おすすめ度	★★★★☆
コスパも粘度も最強のペペに美肌成分配合

ローションをあまり知らない人でも、名前はよく聞くペペローション！高粘度とエロエロな糸引きが特徴ですが、実はウォーターベースなのです。

またポリアクリル酸ナトリウムは水分を吸収するので、膣内には良くないとも言われていますが、ペペのポリアクは膣内に使用しても水分を吸収しないタイプ！

その上今回紹介する「 セクシーナイト」は、「プラセンタエキス・ローヤルゼリーエキス・イソフラボン」と、肌に優しい成分をたっぷり配合しています。

ラテックス製のコンドームやグッズとも相性が良く、垂れにくいテクスチャーはおもちゃにもピッタリ！

マッサージにも使えるのでヌルヌルプレイ好きや、コスパ重視ならセクシーナイトがおすすめです。

▶「ペペスペシャル セクシーナイト」をNLSでチェックする

LUVLOOB（ラブルーブ）ウォーターベース ローション

成分タイプ	※ウォーター系
参考価格	75ml／1,692円
おすすめの使い方	・潤滑油として ・オーラルプレイ ・マッサージプレイ
おすすめ度	★★★★☆
食べられる安全なオーガニックローション

安全性をもっと重視したいなら、「LUVLOOB ウォーターベース ローション」をおすすめします。ニュージーランドのメーカーで、使用されている成分は全て天然成分や、植物由来のものだけ！

アロエベラエキスや、豆から抽出した増粘成分のグアーガムなど、肌に優しい成分もたっぷり配合しています。逆にパラベンやグリセリン、シリコンなどの人工成分は使用していないので、敏感肌でも安心して使用OK！

「無香料・キウイ・ウォーターメロン・ベリー」の4種類から選べ、口に入れても安心なのでオーラルプレイも楽しくできます。

勿論ウォーターベースなので、ラテックス製コンドームにもOK！甘い匂いと味に包まれながら、いつもより熱い夜を過ごせるでしょう。

▶「LUVLOOB ウォーターベース ローション」をNLSでチェックする

ちなみに王道のペペローションをもっと知りたいなら、ペペローションおすすめランキング記事も要チェック！

ペペローションはどんなコンドームやグッズにも使えますし、定番シリーズの特徴が分かるので、ヌルヌル好きなら参考にして下さいね。

◯関連記事
・ぺぺローションおすすめランキングBEST10｜定番シリーズの特徴を徹底比較

ラテックス製コンドームにはウォーターベースのローションを使おう

セーフティセックスにコンドームは必須です。しかしコンドームを使うと摩擦力が出て、挿入時に違和感や痛みを感じてしまう人は多いでしょう。

また体調によっても潤い不足になるので、ローションがあれば安心です。コンドームとローションを併用する時には、以下の3つをポイントにして選んで下さいね。




ラテックス製コンドームなら、基本的にはウォーターベースのローションを使いましょう。またデリケートな部分に触れるローションは、肌に優しい成分のものがおすすめ！

ローションのヌル感は愛撫でも滑らかな刺激を与えてくれるので、いつものセックスより気持ち良くなれちゃいますよ。

以上、panpan（パンパン）編集部からのお届けでした。


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