ダッチワイフってどんな意味?語源や種類、相場について知っておこう

ダッチワイフってどんな意味?語源や種類、相場について知っておこう

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オナホマイスター
小鳥遊
週8でオナニーする28歳男。バリバリの営業マン時代、唯一の楽しみだったオナホのレビュー動画を某動画サイトにアップしたところ再生数が10万回を越え、panpan編集部にライターとしてスカウトされる。王道のTENGAから変わり種の据置オナホなど、これまで50種類以上のオナホを試した経験を活かし、リアルな使用感を伝えていきます。
今でこそあまり聞かなくなりましたが、ひと昔前には「ダッチワイフ」なんていうエロいオモチャがありましたよね。

どういうモノなのかはわかるけど、正式にはどう使われてきたのか、どうしてそんな名前なのか意外と知らない方が大半でしょう。

そこで今回は「ダッチワイフってどんな意味?」なのか徹底的に解説します!

これからダッチワイフを使いたいと思っている方も、エロい知識を身につけて楽しみたい方も、必見の内容です。





(1)ダッチワイフとは「疑似性交用の女性の等身大人形」


今回取り上げる「ダッチワイフ」とは、男性用のアダルトグッズの一種で、女性の身体を造形した人形のことです。

主な用途は「男性の疑似性交」で、最近では観賞用のダッチワイフもあり、また写真撮影してSNSにアップするのも盛んです。マネキンとも近いものですが、疑似性交のために作られたのがダッチワイフなので、基本的には柔らかい素材で作られますね。

需要はほぼすべてが男性で、大きさも大きさなので(隠し場所を確保しにくい)、独身の人が大半。使い道としてもセックスだけでなく、フェラチオなどのオーラルセックスをはじめ、ハグや愛撫といったエッチのプレイに至るまで色々できます。

ダッチワイフの種類や使い方などもまた後述しますが、基本的にダッチワイフと名付けられていれば疑似セックス用の人形と見て間違いはないです。


(2)ダッチワイフの語源とは?その他の呼び方は…


ダッチワイフの語源には諸説あります。

1,000年くらい前の中国は宋の時代にあった抱き枕で、竹を編んでできた物、その名もバンブーワイフ(Banboo Wife)でした。性欲解消ではなく、夏に抱いて涼むために使われています。

そしてその抱き枕をオランダ人が知り、東南アジアの暑さを紛らわすためにオランダ人も愛用したのですが、それを見たイギリス人がバカにする意味で「オランダ妻(=ダッチワイフ)」と言った説です。ダッチとはオランダを意味しています。

もうひとつは、「インドネシアがオランダの領地だった頃、オランダ人が船の長旅のお供(寂しさ解消&性欲解消?)のために等身大の人形を持ち込んだ」との説。

どちらもオランダと中国が関係するのですが、他の国でも性欲解消のための人形がすでに存在したなど諸説ありますね。何を信じるかはさておき、男性の疑似性交のために今でも愛好されているわけです。


「ダッチワイフ」以外の呼び方

ダッチワイフには、他にもさまざまな呼び方があります。

代表的なのは「ラブドール」で、日本でも昔はダッチワイフと呼ばれていた物がほとんどラブドールで統一されようとしています。理由は「ダッチというワードに差別的な意味を含む」からで、ラブドールであれば問題ないからです。

対してアメリカやイギリスなどの海外では「セックスドール」と呼ぶのが普通です。ダッチワイフの呼称もほとんどなくなっているといわれますね。

ただ今の日本でも、簡素な人形をダッチワイフと呼び、しっかり作り込まれた人形をラブドールと呼ぶ習慣は少しありますね。そのうちにダッチワイフというネーミングも一切聞かなくなりそうで、まあ知識として持っておけば飲みの席で役立つくらいでしょうか。


(3)基本的なダッチワイフの種類を解説

ダッチワイフ 意味
ここではダッチワイフの種類について簡単にまとめました。

ダッチワイフの起源が中国の竹夫人にあり、オランダ人の手に渡ったことでダッチワイフとなったのはわかりましたが、それ以降のダッチワイフの進化がここでわかります

ダッチワイフは単なる抱き枕ではなく、男性の寂しさや欲求不満を紛らわすため、さまざまな種類に派生していったのですね!


ぬいぐるみや風船などの簡易モデル

ほとんどの人が、ダッチワイフと聞いてあの風船みたいなモノを想像したでしょうね。平成の初期くらいまではバラエティ番組でもたまに出てきましたし、今でもコントで使われたりします。

ダッチワイフは元々シンプルなグッズであり、今ではぬいぐるみや風船でも作られています。布製やビニール製の人形こそが、数十年前から日本でも愛好されてきたダッチワイフの元祖なんですね。

ちなみに南極観測の際にも、ダッチワイフが連れていかれたのは有名なエピソードです。愛称は「南極1号」「ベンテンさん」などと呼ばれていました。

その時はお湯を入れてふくらませて温まれるタイプでしたが、見た目が可愛くなくて不評だったので結局使われなかったとか!


トルソー型や全身などの本格モデル

風船やぬいぐるみでは、よっぽど欲求不満を募らせないと愛せない!といわれたダッチワイフが、シリコンによって大きな進化を遂げたのが数十年前のこと。シリコン(当時はシリコーンなどと呼ばれた)素材が普及したことで、これでダッチワイフが作れるぞとなったのがまさに今の時代へつながります。

シリコン製のダッチワイフは、極めて人間の肌や肉感に近く、女体のいやらしい造形も思いのまま。そして胴体(おっぱい付き)だけを形作ったトルソー型モデルや、従来通りに全身をモデリングしたダッチワイフもできました。

また今ではシリコンではなくさらにリアルな質感をもたらすTPEが普及し、オナホなどにも使われますね。シリコン製ですら今は古いと言われて、もはや風船やぬいぐるみのダッチワイフはジョークグッズとなっています!


(4)ダッチワイフの相場は3,000~800,000円程度

ダッチワイフ 意味
ダッチワイフの素晴らしい進化を知った上で、やっぱり気になるのが値段ですよね。

大きいモデルだと保管場所にも悩みますけど、何より高くて手が出ないなら論外。ここではダッチワイフの値段をざっくりと解説します。

ちなみにここでいう値段は、あくまでもリサーチ時点での相場です。モノによってはセールもありますし、これからどんどん安くなる可能性もあるので、参考としてください!


簡易的なモデルだったら1万円以下で買える

まずは低価格のモデルから。上でも取り上げた風船やぬいぐるみみたいなダッチワイフであれば、正直なところ1,000〜数千円で買えますよね。

まず素材も安いですし、今では人気がTPE製のダッチワイフに偏っていますから、これから高くなる可能性もほぼないとみていいでしょう。普通にゴムボートや大きいクマのぬいぐるみを買うのと変わらないコストで買えちゃうわけです。

またイマドキの風船やぬいぐるみのダッチワイフは、股間部分にオナホールを装着できる仕組みになっているモデルも多いので、むしろ装着用のオナホにコストをかける人も多いのです。TPEで精巧な作りのオナホを使えば、気持ちよさは確約されますからね!


高級なダッチワイフは数十万円する

対して高級なTPEダッチワイフ(ラブドール・セックスドール)はどうでしょう。

価格帯は幅広く、大方のイメージ通りに「国産は高い」「海外産は安いのもある」というのがセオリーです。人件費も素材の費用も全然違うので、海外のダッチワイフは安いものが多いといわれますね。

相場は10万円前後を最低価格帯として、高級な国産ダッチワイフだと100万円近くするものも。有名なオリエント工業のダッチワイフなどもそうですし、とにかくリアルで素晴らしいパートナーになれるんですが、いかんせん値段は高いです。

またトルソー型・ヘッド(頭部)の有無・手足の有無・ヘッドのみなどのタイプによって、値段も大きく変わります。全身に近いモデルほど値段は上がるので、どれくらいリアルな女体が欲しいのかで変わりますね!


(5)ダッチワイフがあるとどんなイイコトがある?

ダッチワイフ 意味
最後に、ここまで熱烈に解説したダッチワイフを手に入れたら、どんなことができるのかについてまとめました!

ダッチワイフもピンからキリまでだとわかりましたが、使い道はもちろんエッチな用途です。また元々の竹夫人のように、ただ抱いて癒されるなどの使い道もあり、本物の恋人や奥さんのように趣向されてきたのだとわかります。

ここでの項目は5つ。もちろん想像次第でもっといろいろできますが、一般的におすすめできる使い道となっています!


疑似セックスができる

ダッチワイフの最大の利点は、もちろん「セックス」ですよね。セックスをできるからこそダッチワイフなのです。

男性なら特に、恋人もいなくて風俗に行くお金もないという人はそこそこいると思います。ましてや風俗に行ったってセックスはまずできませんし、心もオチンチンも欲求不満のまま過ごすことになり、辛いですよね。

そんな方にこそダッチワイフはおすすめで、擬似体験ではありますけどセックスが楽しめます。カラダを抱き寄せて腰を振っていると、オナニーとは全然違って、心の奥まで満たされます!


疑似フェラチオができる

セックスの次の利点といったら「フェラチオ」でしょう。フェラには女性の愛情と男の夢が詰まっています。

仮に奥さんや恋人がいても、フェラばかりずっとさせるのは気が引けますよね。そんな時にこそダッチワイフは役立ち、あなたが満足するまでずっとフェラをさせられます。

喉奥までオチンチンを突っ込むイラマチオも可能ですし、口内射精だって思いのまま。

ただしフェラのできる造形のダッチワイフが必要なのと、風俗でもフェラはしてもらえるので、その点は重要ですね。オーラルセックスとしては最高のプレイです。


疑似パイズリもできる

男の夢といったら「パイズリ」も捨てがたいですよね。最近はAVでも当たり前にやっていますし、パイズリされたい願望を抱える男性は数多いはず。

ダッチワイフでも、おっぱいのあるモデルを買えばパイズリができます。特に高級なTPEを使ったおっぱいは、本物の女性のバスト並みに柔らかくてハリがあるので、目を閉じたらもうリアルのパイズリにしか感じられないレベルです。

またおっぱいだけを模したオナホもあり、予算によってはそちらも選択肢になりますね。パイズリ童貞の人も世の中にはたくさんいるでしょうし、ぜひ体験してもらいたいですね!


添い寝ができる

ダッチワイフの起源は竹製の抱き枕でした。人間にとって「抱く」という行為は、幸福感を司るセロトニンやオキシトシンなどのホルモン分泌を促し、結果として心の満足感を得られるのですね。

そんなわけでダッチワイフはヤッてすぐしまうのではなく「添い寝」がおすすめ。むしろヤリたい気分じゃない時にこそ、ベッドに乗せて抱きしめながら過ごせば、いつの間にか心がポカポカと温まる実感があるでしょう。

この用途だけなら、安価なぬいぐるみタイプもおすすめ。ダッチワイフの歴史と情熱を感じられます!


コスプレで遊べる

こちらは現代的な使い道ですね。特に二次元(アニメ・コミック・イラスト・ゲーム)などが好きな方にはおすすめです。

多少リアルなダッチワイフが必要ですが、全身モデルであればコスプレが楽しめます。むしろコスプレ目的でダッチワイフを所有するオーナーさんも増えていて、今やエロ目的を超えたリッチな趣味として確立しているんですね。

等身大用のコスプレ衣装も多く出回り、コストはさらにかかりますけど、あなただけのヒロインが自宅にいる満足感は別格です。またこっそり着衣エッチだってできますし!


ダッチワイフは元々抱き枕だった!?進化して今はエッチなドールに変わっている

お役に立てたでしょうか?今回は誰もが知る「ダッチワイフ」の意味について解説しました!

ダッチワイフとは、オランダを意味するDutchと、妻を意味するWifeを合わせてできた造語です。元々は中国の竹夫人(バンブーワイフ)という抱き枕がオランダ人へ伝わり、いつの間にかエロ目的の人形に進化したのだといわれますね。



・ダッチワイフは擬似エッチ用ドール
・元々は抱き枕だったとしても、ダッチワイフは今や男性用のセックスドールと化しています。また最近は女性用に作られた男性型モデルもできていますし、みんなが持て余した性欲を健全に解消する便利なグッズになったのですね。

・ダッチワイフの種類はたくさん
・ダッチワイフにもいろいろあり、安いものだと風船やぬいぐるみタイプ、高級なものでは全身やトルソー型などがあります。予算や場所に応じて選べて、多くのお一人様男性に好まれているのです。

・ダッチワイフ=ラブドール?
・今でも多くの人が疑問に感じているのが、ラブドールとダッチワイフの違いですよね。本来はダッチワイフと言われていたんですが、差別的な意味を含むので、日本ではラブドール、海外ではセックスドールと呼ばれるようになったのです!



ダッチワイフの歴史はおそろしく深く、またその頃だって男性は夜な夜な寂しい性欲を抱えていたのだとわかりますね。そんな願望が生み出して、今の時代でもダッチワイフは多くの男性の性的なパートナーとなっています。

そのうちダッチワイフという名前は使われなくなり、ラブドールなどのネーミングで統一されるはずです。興味のある方はぜひ、予算に応じたダッチワイフ(ラブドール・セックスドール)を手にしてみてはいかがでしょうか?

以上、panpan(パンパン)編集部からのお届けでした。


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