射精はなぜ気持ちいいの？快楽を感じる理由やメカニズムを徹底解説

世の中の男性のほとんどすべての人が、毎日のように射精（オナニーやセックス）を楽しんでいると思います。

どうしてそんなに射精をしたくなるかというと、やっぱり単純に「気持ちいいから」なんですよね。

しかし射精の気持ち良さは知っていても、その気持ち良さの理由を詳しく知る方はあまりいないでしょう。

そこで今回は「射精のメカニズムと気持ち良さ」について徹底的に解説していきます！

射精の気持ち良さについて知ることで、もっと気持ちいい射精のやり方も考えられますし、普段のオナニーやセックスの精度が上がるのは間違いありません。

より良い性生活を送るために、ぜひ最後までご覧ください！

(1)射精はなぜ気持ちいいのか？真剣に考えてみた。

今回は「射精」について深掘りし、その中でその快感についてより深く解説していきます。

多くの男性が思春期のうちに射精の仕方を覚えて、それ以降数十年間射精を嗜みながら生きていきます。射精にはそれだけの快感と魅力があるんですよね。

そしてそれらはただ「気持ちいい！」からではなく、身体の中でさまざまな反応が起きているから、射精をせずにはいられなくなっているからとも言えるのです。

またその仕組みや理由を知ることで、どうすればより気持ちいい射精をできるようになるのかわかってきます。

あるいは射精の気持ち良さがちょっと鈍ってきた方にとっても、良い解決手段になるかもしれません。

少し専門的な内容も含みますが、専門家の意見を元にまとめているので、ぜひ今後のオナニーライフおよびセックスライフの参考にしてください！

(2)男性が射精を気持ちいいと感じる理由7つ

さっそく解説していきます。まずは「気持ちいい」と感じる「理由」からです！

射精が気持ちいいのはすべての男性も女性も知っていることですが、なんで気持ちいいのか詳しく説明できる人はあまりいません。

子孫を残すためだから気持ちいいんじゃないのかと言われたら、たしかにそうですが、その仕組みや詳しい反応などについてもまとめています。ぜひこれからの知識としてたくわえておきましょう！

射精が気持ちいい理由①：快楽ホルモンが分泌される

射精の瞬間って頭が真っ白になりますよね。正しくはその前段階から動作も止められなくなって、無我夢中になっているはずです。

その時、実は脳内でさまざまなホルモンが分泌されています。それもけっこうな種類が大量に分泌されており、日常ではまず感じられないほどの快感を覚えるのです。

射精（オルガスム）に至るとき、脳内では報酬系を中心にドーパミンが大量放出され、いわば「快感のピーク」に達します。

引用：セレスクリニック

詳しくは後述していますが、ドーパミンもその快楽ホルモンのひとつ。身体が興奮状態になり、なおかつ強い快感をもたらしてくれます。

ようするに射精の瞬間は性器というよりも脳内で大きな反応が起こっているのです。だから股間の気持ち良さだけじゃなく、頭が真っ白になる感覚があるんですね！

射精が気持ちいい理由②：脳の快楽中枢が活発になる

ホルモン分泌とちょっと似た反応ですが、射精の瞬間は脳内の快楽中枢が活発になっているといわれます。

中枢って何だろうといわれると、意味としては「重要な部分」とかそんな感じですが、脳というのは身体にとっての中枢神経（大事な神経系）にあたります。

それらが活発になることで、身体全体が敏感になっていると思えば間違いないです。ようするに「興奮している状態」でもあり「ふれるものの感覚をより細かく感じ取れる状態」でもあり、射精の瞬間にはそれが最高度に達します。

頭が真っ白になってめちゃくちゃ気持ちいいあの瞬間には、ホルモンが分泌されているのと同時に、脳内そのものも活発になって快楽を感じさせているのですね。

射精が気持ちいい理由③：骨盤底筋が刺激されて気持ちいい

上記の理由は脳内での反応ですが、身体そのものでも大きな感覚を覚えています。

簡単にいえば妄想だけで勃起して射精まで達する人なんてまずいないですから、その脳内での反応も身体がまず感じているから起こっているからといえます。ようするに性器が気持ちいいからです。

骨盤底筋は精道を支え、射精の瞬間に収縮して精液の排出を促します。
適切な骨盤底筋の収縮によって、射精の制御が円滑に行われ、性行為の満足度が向上することが期待されます。

引用：ルルーディ

骨盤底筋は骨盤の内部にある筋肉で、射精の瞬間にはギュッと収縮します。射精の瞬間に下腹部あたりに力が入って締め付けられる感じがあると思いますが、まさにそれです。

そしてその収縮感というのが、単純に気持ちいいんですね。今度射精する時は、そのギュッと収縮する感じを確かめてみてください！

射精が気持ちいい理由④：極度の興奮と緊張から開放されリラックス

射精の瞬間は興奮のピークで、その後には極度の脱力感やリラックスがおとずれますよね。

その緊張と興奮の状態から一気にリラックスするというのは、いわばオンから急にオフに切り替わるということ。交感神経と副交感神経が急に交代するようなものです。

その反応というのが、実はかなり心地良かったりします。仕事から家に帰ってきただけでほっと安心したり、あるいは連休前の夜のあのワクワク感などもそうです。

なので射精の瞬間からその後のリラックスした感覚にいたるまでが、実はとても気持ちいいのです。ホルモン分泌や骨盤の収縮などと同時に、一気にオフに切り替わる爽快感です。

ただし人によっては不安になってきたり、急につまらなくなってしまう場合もあるかもしれません。オナニーとセックスでもその違いはあるので、オナニーだとこの感覚を覚えるのは難しいかもしれません。

射精が気持ちいい理由⑤：日常のストレスが一気に発散される

そもそも射精したくなる時って、どんな時でしょう？

普通にパートナーと時間を合わせて会った時や、お気に入りのAV女優の新作が出た時などでしょうが、実はストレスも影響しています。

仕事や人間関係で嫌なことがあったりすると、家に帰ってからストレス発散したくてオナニーやセックスをしちゃう方も多いですよね。それもひとつの本能だったりするんです。

プロラクチンには、リラックスを促す働きがあります。オナニーやセックス後にぐっすり眠れる理由は、プロクラチンが分泌されるからといえるでしょう。

引用：赤ひげ薬局

そして射精の瞬間にはプロラクチンというホルモンが分泌され、身体を強くリラックスさせようとします。

またこのホルモンはストレスを感じている人ほど多くなるともいわれます。

妙な関係性ですが、ストレスを普段ため込んでいる人ほど、絶頂の快感やその後のリラックス効果が強くなるとも考えられるんですね！

射精が気持ちいい理由⑥：全身が温まって血流が促される

これもまた漠然とした理由ですが、身体が温まっている時って気持ちいいですよね。逆に身体が冷えている時は不安で嫌な気持ちになります。

そして射精をする時には、少なからず身体は火照っています。テキトーにしごいて簡単に射精する人なんてほぼいないですし、その射精に向かう行程で汗もかきますし、いってしまえば軽い運動ですから。

そして身体が温まることで心身ともに満足しますから、ようするに気持ちいいわけです。

ちなみにスポーツや軽い筋トレなどをするとストレスが発散されて身体は心地良くなります。射精と射精にいたるまでの行為もまた、ストレス発散と性的な快感をもたらしているんですね！

射精が気持ちいい理由⑦：オスとしての本能が満たされる

これはオナニーでの射精ではなかなか感じにくいですが、女性とのセックスの時には強く感じる感覚です。

射精およびセックスは何のためにするのかというと、もちろん子孫繁栄のためです。これはすべての男性が無意識に持っているオスとしての本能なんですね。

中出しの場合は「すべてを出し切った」という感覚が得られやすく、本能的な充足感につながります。
これは人間が持つ「生殖本能」に深く結びついており、子孫を残すという自然な欲求が潜在的に満たされるためです。

引用：アフターピル専門新宿駅前おまもり婦人科レディースクリニック

セックスは本来女性器に中出しする行為ですから、本能が強く満たされて気持ちよくなれるのはもちろん中出しです。

この瞬間に本能が満たされて、男性の身体はとんでもない快楽を感じます。同時に、上記したようなホルモン分泌なども促されるので、あらゆる反応が組み合わさってこれ以上ない気持ち良さになるんですね！

(3)男性の射精を「気持ちいい」に導く脳内物質(快感ホルモン)5つ

射精の気持ち良さには、脳内で分泌される各種のホルモンが影響しているといいます。

そこで、そのホルモンについてもう少し詳しくまとめました。

射精の時に分泌されるホルモンは、大きく分けると5種類。代表的なドーパミンをはじめ、さまざまなホルモンによって射精の快楽を作り出しているとわかります。

ホルモンについて知ってみると、射精の快感をより高めるヒントにもなりますよ！

射精を気持ちよくする脳内物質①：ドーパミン

射精時に分泌されるホルモンとしては、ドーパミンが最も強く作用しているといわれます。

ドーパミンは意欲・集中力・快感などに関係するホルモンで、スポーツや趣味に没頭している人の脳内でも分泌されています。その中でも射精時が最も強いといわれますね。

ドーパミンが大量に分泌されている感覚というのが、まさに射精の時に感じるあの真っ白な感覚そのものです。

またドーパミンの分泌量を増やすには、ドーパミンの原料となるアミノ酸「チロシン」の多く含まれた食品（チーズ・魚介・卵・大豆製品）をとると良いでしょう。

さらに適度なカフェイン摂取や日光浴もドーパミンを高めてくれます。射精の快感を高めたい方はぜひ試してみてください！

射精を気持ちよくする脳内物質②：オキシトシン

オキシトシンはよく女性の健康の話題で聞くホルモンですが、男性にも変わらず分泌されています。

オキシトシンは別名「幸せのホルモン」「愛のホルモン」といわれ、愛情や幸せを感じている時によく分泌されます。

するとオナニーよりはセックスのほうがよく分泌されるとわかりますね。不安のない幸せな射精を体感するとオキシトシンはたくさん分泌され、相乗効果として幸福感や安心を感じるのでしょう。

またオキシトシンは食品とはあまり関係なく、ハグやキスや心地良いトークなど異性とのスキンシップで分泌されます。

健康体であるのに越したことは無いですが、それ以上に異性との交流が影響するので、積極的に異性とのエッチを楽しむのがコツです。

射精を気持ちよくする脳内物質③：テストステロン

テストステロンは男性ホルモンの一種で、おもに精巣で作られます。ちなみに女性は卵巣で作られるので、それぞれ異性のホルモンとしての作用がとても強いです。

もちろん射精の時にもテストステロンは大きく影響しており、射精そのもので大量に分泌されるのではなく、性行為のための勃起力や体力、はたまた性欲自体の強さに影響しています。

ようするにテストステロンが強ければ下半身も強靭で、気持ちいいセックスやオナニーができるということです。

またテストステロンは射精の瞬間までは高まり続け、射精後には一時的に減退します。

といっても通常の状態でテストステロンが多い人のほうが圧倒的に快感の度合いが強いので、しっかり運動や食事を心がけて男らしく生きていくほうが有利です。

射精を気持ちよくする脳内物質④：セロトニン

ドーパミンやテストステロンと同じく、セロトニンも射精の気持ち良さには大きく影響しています。セロトニンもまたオキシトシンと同じで幸せホルモンの一種です。

ただしセロトニンには独自の役割があり、それは「射精をコントロールする機能」です。

セロトニンがしっかり分泌されている男性の場合、射精しそうになった状態から上手に我慢することができるようになります。

わかりやすくいえば早漏にならずにしっかりとタフなセックスができるっていうことですね。

それだけコントロールができると、当然ながらセックスの満足度も上がります。よって射精の瞬間のオーガズムも強くて最高になるんですね。

またセロトニンは健康的な食事と運動、さらに日光浴によって増えやすくなります。テストステロンを増やすのとかなり近いので、一緒にアプローチすればバッチリです。

射精を気持ちよくする脳内物質⑤：ノルエピネフリン

ノルエピネフリンは別名ノルアドレナリンともいわれ、ストレス下によく分泌されるホルモンです。

ストレスというとネガティブなイメージになりますが、実はそんなことありませんね。

ようするに活動的になっている時に感じる身体への負荷もストレスの一種です。セックス中の激しい動きや興奮もまた、同じようなストレスとして感じ、ノルエピネフリンを多量に分泌しているのです。

またノルエピネフリンもアミノ酸の一種である「チロシン」を材料としているので、実はドーパミンとほぼ同じ方法で増やすことができます。

活動的なセックスやオナニーは素晴らしい射精感をもたらすので、増えるに越したことはありません！！

(4)男性が興奮して気持ちよく射精するメカニズムと流れ

射精が気持ちいい理由や、その主な理由であるホルモンについて解説してきましたが、ここからはそのホルモン分泌なども含めて「射精までの流れ」について解説していきます！

大まかな流れとしては5つに分かれており、その解説とともに射精のメカニズムについても記述しています。

これらの仕組みと流れを知ると、より気持ちいい射精へのアプローチができるようになるので、今以上の快感を求めるならぜひ見逃さないようにしてください！

気持ちいい射精のメカニズム①：性的な興奮を覚え始めて身体の反応がスタート

射精をする前段階として、まず精液のスタンバイの工程があります。といっても身体で意識的にできるわけじゃなく、身体は単に刺激を感じて興奮していくだけです。

オナニーでいうとオカズ（AV・エロ漫画・生成AI）を鑑賞したり、手で直接ペニスをさわったりすること。また性器だけじゃなくて乳首やその他の部位も、性感帯であるなら興奮を高めるのに役立ちます。

またパートナーとのセックスの場合は、キスやハグなどの前戯です。前述したように愛情と肌の温もりによってホルモンが分泌され、興奮とリラックスを同時に感じ始めていきます。

これが射精への前段階です。どんなやり方だとしても、まず「行為を始めるぞ」という意識と行動によって、身体が少しずつ反応していくのが自然です。

気持ちいい射精のメカニズム②：精液が生成されて前立腺まで送り込まれる

性的興奮が高まってくると、精液がスタンバイに入ります。

この感覚を自分で感じるのは難しいですが、よく「精子が上がってきた」なんて言います。この時点で身体は何となく「これから射精するのかな」と理解し、準備しているのです。

正確には睾丸のとなりにある精巣上体に溜まっていた精子が精管を通って精液になり、そこから尿道に合流。

この時、膀胱から尿道につながっている部分はキュッと閉じて、おしっこが混ざらないようになっています。人体の神秘です。

そしておしっこがせき止められた尿道に精液がスタンバイし、射精の瞬間を待ちます。

ちなみにこの時点で身体はだいぶ性的興奮が高まっていて、気持ちいい状態です。

気持ちいい射精のメカニズム③：快感が高まり切ったところで精液が発射される

精液がスタンバイした状態は、いわゆる「いつでもイケるぞ」というところです。上記したようにセロトニンやドーパミンが脳内で分泌されて快楽を感じていながら、セロトニンの分泌によって射精をコントロールしています。

そして限界まで高まり切ったところで、射精です。

この時にいわゆる「焦らし」がどれだけ効いているか、あるいは「精液がどれくらい溜まっていたか」で射精の量や勢いが変わります。

しっかり時間を取って射精までいけば快感は増えますし、精液が多いとそのぶん射精も大きくパワフルになりますから。

この感覚は男性なら誰もが感じているはずですね。

気持ちいい射精のメカニズム④：ホルモンが一気に分泌されて絶頂を感じる

射精した瞬間には、上記したようなホルモン分泌が起こります。

特に射精の瞬間となると、テストステロン・ドーパミン・セロトニンの量は最大まで高まりますね。いわゆるオーガズム（絶頂）で、頭が真っ白になって目がうつろになったり、人によっては軽いけいれんの状態にもなるでしょう。

またこの射精の快感を最大に高めるにはそこまでの過程も大事ですが、射精の瞬間にきちんとすべての精液を出せるよう、最後までしごく（またはピストンする）ことが大事です。

発射した瞬間に動作を止める男性もたまにいますが、準備された精液を尿道に留めてしまうと逆流する可能性もあるので、全部出し切ることです。

気持ちいい射精のメカニズム⑤：幸福感の高い余韻の時間がおとずれる

最高の射精と快楽を味わった後は、少しの余韻があります。

いわゆる賢者タイムなんですが、この時にオキシトシンやセロトニンがしっかり分泌された状態だと、とても幸せな気分になりますね。目の前にいるパートナーが愛おしくなり、抱きしめたくなったりします。

ただこれまでの行為がオナニーだと、この感覚を作り出すには少しの工夫が必要です。

例えば推しのAV女優のVR作品でリアルなバーチャルセックスを楽しむとか、射精後にも声をかけてくれたりする作品をオカズにしていると、セックスに近い幸せな余韻を疑似的に作り出せるでしょう。

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【この記事のポイント】

射精が気持ちいい理由とは？
・脳内で快楽ホルモンが分泌されるから
・射精の瞬間に骨盤が締まって物理的快感を覚える
・日頃のストレスを一瞬忘れられるから

射精にともなうホルモンとは？
・ドーパミンによって興奮と快感を覚える
・テストステロンが高まって身体が興奮する
・セロトニンとオキシトシンで幸せを感じる

誰もが日常的に楽しんでいる射精ですが、こうしてみると体が神秘的に働いて、あの一瞬の快楽を生み出しているとわかります。これらがすべて教わることなく本能的に行うのですから、オスの本能もまたすごいものです。

今回まとめた内容はただのうんちくではなく、普段のオナニーやセックスの絶頂を高めるのにも必ず役立ちます。

ぜひ射精の快感と仕組みを知った上で、より最高の射精感を楽しんでみてください！

以上、panpan（パンパン）編集部からのお届けでした。


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