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障害者の性。知られざる「セックスボランティア」の実態

障害者の性。知られざる「セックスボランティア」の実態

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アナタは「セックスボランティア」と言う言葉を知っていますか?実は障害のある人達の性的欲求を解消・お手伝いをする人のことなんです。今回は"知られざる「セックスボランティア」の実態"を詳しく調査しました。セックスボランティアや障がい者の性を描いた映画なども動画つきでご紹介しています。是非、読んで下さい。


「セックスボランティア」とは


 「セックスボランティア」とは

セックスボランティアと言うと、「障がい者専門の風俗嬢」を想像してしまう人もいるかもしれません。もちろん、セックスボランティアにはそう言った職業の人も含まれますが、それだけではありません。セックスボランティアとは、障がいが重く自分で性的欲求を解消できない人達の介助を行うヘルパーの総称なのです。その介助の方法は多岐に渡り、単に「射精の手伝いをする」だけではありません。

障害の程度や種類は、個人ごとに違うのでその仕事も千差万別です。オナニーをしたいけど手が不自由で使えないと言う人もいれば、知的障がいがあって性行為の概念すらあやふやである場合もあります。セックスボランティアの人達はそれぞれの障がい者に合わせ、その都度適切な方法を模索しながら、彼らの性的欲求の解消につとめていきます。


セックスボランティアは日本にもある?


セックスボランティアは日本にもある?

セックスボランティアを行う団体は日本にもいくつかあり、ボランティアという名がついていますが基本的には有料でサービスを提供することがほとんどです。後述しますがオランダはセックスボランティアが1980年代から活動を開始していますし、自発的にこのような行為が行われているスイスのような国もあるそうです。

日本ではこのような障がい者の性についての問題が長年タブー視されてきましたが、2008年に日本初の重度身体障害者(男性)に対する射精介助サービスを開始したNPO法人「ホワイトハンズ」によって少しずつ世間にも認知されつつあるのが現状です。

この日本のセックスボランティアの中でも最も有名なNPO法人「ホワイトハンズ」で代表を務める坂爪真吾氏は

「なぜ、異性とセックスするための選択肢は、恋愛とソープランド(売買春)の2つしかないのか?」「そのどちらにもコミットできない人は、どうすればいいのか?」
引用:NEWSポストセブン


とお話しされています。このような想いや考えが障がい者の性欲処理を行う「ホワイトハンズ」の活動の基となっているのでしょうね。


セックスワーカーとセックスボランティアの違いは?


セックスボランティアはセックスワーカーと混同されてしまいがちですが、明確に違います。セックスワーカーとは性労働者と日本では言われることもありますが、AV女優や男優、ヘルス・ソープ・ピンサロなどの風俗嬢、テレフォンチャットやテレフォンセックス、ストリッパーなど、金銭の授受を目的に性的なサービスをするこれらの職業が該当します。

ではセックスボランティアはと言うと、冒頭でもお伝えしたとおり、障がい者が自らの性的欲求を自分で解決できない場合、それを介助・手助けすることを主な目的としています。ですからセックスボランティア自身は射精介助などで男性のペニスを触り基本的な上下のピストン運動のみで射精させること以外、どこにも触れることはありませんし、手以外の身体の部分を使うこともほとんどの場面でないのです。


セックスボランティアの実態は?


さて次に、実際にセックスボランティアの仕事がどういったものなのかを詳しく見てみましょう。先ほどご紹介したNPO法人「ホワイトハンズ」の場合でお話をさせていただきますが、この団体は脳性まひの二次障がいや難病による筋萎縮で射精が困難な人の手助けをしています。ケアの内容は基本的に訪問介助の「陰部清拭」と同じで、ペニス周辺の汚れの拭き取りです。

これにマッサージを追加で行い、利用者を射精に導いて行きます。射精までの所要時間は、おおむね10〜15分程度だそうです。利用料金は30分で2800円(30分以降は15分ごとに追加料金1500円)。これに交通費と移動費が加算されます。ちなみに、この団体は「障がい者のソープ」とも呼ばれています。セックスボランティアの是非はいまだ問われ続けていますが、これらの活動で性的衝動やストレスを緩和させている障がい者も多いと言う事は間違いがありません。


行うサービスの流れは?


これを読まれている方の中にも性欲処理に悩まれている障がい者もおられると思いますので、簡単にサービス内容や流れをご説明します。まず先ほども少しお話しましたがご利用が可能な方は

1.二次障害の進行により、自力での射精が困難になった脳性まひの男性

2.難病による筋萎縮・拘縮・麻痺のために、自力での射精が困難になった男性
  (ALS、SCD、SMA、髄膜炎、関節リウマチ、筋ジストロフィー、パーキンソン病など)

上記の障害・疾病の方であれば、「自力での射精は可能だが、
 身体的・時間的に過度の負担がかかってしまう」という方も、利用可能です。

引用:WHITE HANDS


以下に該当する方はご利用ができなくなっています。

 ■一般の健常者の方(=自力での射精行為が問題なく可能な方)
 ■18歳未満の方
 ■知的障害・発達障害・精神障害の方
 ■脊髄損傷・頚椎損傷、高次脳機能障害の方
 ■性感染症に罹っている方
 ■射精の際に、激しい不随意運動(=痙攣)が起こる方
 ■狭心症及び心筋梗塞の治療中の方
 ■心血管系障害を有するなど、性的な興奮を伴う行為・射精行為が不適当と考えられる方
 ■低血圧の方(上が90mmHg未満、下が50mmHg未満)
 ■高血圧の方(上が170mmHg以上、下が100mmHg以上)
 ■脳梗塞・脳出血や心筋梗塞の既往歴が、最近6ヶ月以内にある方

引用:WHITE HANDS


ケアの内容は基本的に訪問介助の「陰部清拭」と同じです。

※介護用手袋、タオル2枚、洗面器、お湯、ローション、コンドーム、ティッシュ、バスタオルを持ったセックスボランティアが自宅などへ伺います。

①お湯につけ絞ったタオルでペニス周辺の汚れの拭き取ります。

②綺麗にした後、ローションを使用しペニスのマッサージへと移ります。

③利用者のペニスが勃起した時点でコンドームを装着し射精へと導きます。


利用者が恥ずかしがらない様に、マッサージの間は陰部をバスタオルで隠すようにしているとのこと。ズボンなどを脱ぐことも困難な場合はチャックを下ろした状態で同じサービスを受けることも可能です。時間内の射精回数は原則1回となっています。また、射精の介助を前提としているボランティアですので、自宅に訪問した女性の身体に触れることや服を脱いで欲しいなどの要求は一切禁止されています。


射精介助だけではない?!そのほかのサービスも行う


セックスボランティアは射精介助などの性介護をメインに行っている団体が多いのですが、それ以外のサービスを利用することも可能です。

何かしらの道具を使用すれば自分で自慰することはできる障がい者の場合、その道具を選んだり代理で購入するのもセックスボランティアの一つのサービスとなっています。このような自慰介助の場合、固定器具を取り付けるまでが仕事となり、それ以降の自慰は障がい者が自らが行います。

また、店舗数はとても少ないのですが、障がい者へのサービスを受け入れてくれる風俗店への予約の代行、付き添い、サービスを受けるまでの介助を行うこともセックスボランティアの仕事となります。このような場合、風俗でのサービスが終了するまでセックスボランティアは待合室などで待機し、終了後に一緒に帰宅するという流れとなります。


ボランティア精神の上に成り立っているセックスボランティア


男性の性欲を解消させるために働く風俗嬢などは、基本的に高額な給料を目当てにその職業を選んで働いています。見ず知らずの男性に対して性サービスを提供するのですから当然のことでしょう。しかし、障害者のために性処理を行うセックスボランティアの女性たちは給料よりも障がい者の男性を何とかして救ってあげたい、手助けしてあげたいというボランティアの精神を持って働いています。

ボランティアの女性がお金目当てではないということは前述した利用料金を見れば分かると思います。健常者がデリバリーヘルスを呼んで性サービスを提供してもらうとなると、関東では60分で16,000円~20,000円になります。これに交通費やオプション料金などが加算されるため20,000円以上になるのは当たり前でしょう。

しかし、セックスボランティアの料金はそれよりも格段に安く設定されています。料金が安いということは自然とボランティアに支払われる給料も安くなるということです。それでもこの活動が続けていらてれいるのは、ひとえに「障害者のために何かしてあげたい」という介助者のボランティア精神があるからなのです。


風俗店では障がい者(障害者)の相手をしない?!なぜなの?


これは風俗店とそこに勤めている風俗嬢やデリヘル嬢達が障がい者の人達との接し方を知らないためです。障害者と一括りに言っても障害の度合いは人それぞれ違います。全く体が動かせず、自分ではオナニーすらすることができない人もいますし、体は動かせるけれども知能が健常者よりも低い人、生命を維持するための器具を外すことができない重度の人もいます。性サービスを提供した後に、おむつなどをしてあげる介護が必要な人など様々です。

このように多様な症状を抱える障がい者への対応を風俗嬢に任せるというのは、やはり無理な話です。障がい者が呼吸困難を起こしたり、パニックになったりすることも考えられますから、そういうときの対応についても知っておかなければ重大な事故に繋がってしまう可能性があります。さらに、障がい者の男性が風俗嬢に対して、暴力を振ったり、強姦しようとする危険性もあります。障がい者に悪気はなくても、ちょっとしたタイミングで生命に関わる事故が起こってしまうことがありうるのです。

このようなことを考慮すると、介護の資格もない風俗嬢に障がい者の性的介助やらせるのは難しいと言えるでしょう。また、実際に、過去には障がい者の男性が風俗嬢に対して本番を求めたり暴力を振るうなど警察沙汰になることもあったのだそうです。このような理由から風俗店では障がい者の利用を拒否することも少なくないんだそうです。


障がい者(障害者)が安心して利用できる風俗は日本に存在するの?


数はとても少ないですが存在します。しかし、先ほどお話したとおり健常者がサービスを受けに行く風俗店ではなく、店舗を持たないデリヘル型の形式で自宅や施設などの場所でサービスを受けることが主流となっています。

また障がい者への性的サービスで問題になっている点をクリアにするために、実際に介護の現場で実際に働いていた介護福祉士などが障がい者の性の問題を解決するために障がい者"専門"のデリヘルを運営していることもあるそうです。

障がい者"専門"のデリヘルを運営している「はんどめいど倶楽部」も介護福祉士が運営しているデリヘルの一つです。障がい者"対応"ではない"専門"のデリヘルを作った理由として、

「対応」だと対応してくれないこともあるんですよ。それは仕方がないことだと思います。女の子全員が障害者に慣れているわけでもなければ、どうしたらいいか分からないこともある。サービス以前に介助が必要なことだってありますからね。だから僕たちは「専門」にしました。ユーザーさんからは安心感があるって言われます。

引用:handicap


と障がい者には好評を得ているとのことです。


障がい者専門デリヘルサービスを行うサイト一覧


障がい者"専門"のデリヘルサービスを行っているサイトを3つご紹介しますのでご興味のある方は是非ご利用くださいね!

はんどめいど倶楽部のオフィシャルサイト

ハニーリップのオフィシャルサイト

ハートライフのオフィシャルサイト


風俗店や障がい者専門風俗は料金が高すぎるという問題点も


障がい者がサービスを受けられる風俗店はご説明の通り少なからずあるのですが、サービスを受けるには金銭面が問題になってきます。前述しましたがセックスボランティアを利用する際の料金は「破格」と言っても過言ではないほど安いのです。これによって収入が少ない障がい者でも気軽に利用できるのですが、普通の風俗店ではこうは行きません。障がい者専用風俗店でもサービスの質を保つために健常者が利用する風俗店と変わらない値段でサービスを行っているところが多いのです。健常者と同じ料金で利用すると少しの時間で多額の料金が発生してしまいます。

障がい者の人はただでさえ収入が少ないのに、風俗店や障がい者専用風俗を利用していては生活が成り立たなくなってしまいます。ただし、健常者が利用するお店では、身体的に障害はあっても一般人と同じように接することが出来る場合は受け入れていることもあります。そのような店では障害者割引を適用していたりと積極的に障がい者の受け入れをしているそうです。料金が割安になるため親に連れられて障がい者男性が店を訪れて、風俗嬢に性サービスを行ってもらうというケースも有るんだそうです。

しかし、多くの風俗店や障がい者専用風俗ではそのような障害者割引のサービスは行っていないため障がい者の男性が気軽にそのようなサービスを受けることができないというのが現状です。


セックスボランティアを依頼するには勇気が必要


セックスボランティアの女性が働いてくれる事によって障害者の男性は金銭面に悩むことなく性処理を行うことが出来るのですが、依頼するのに勇気が必要だと感じている障がい者も多いのです。

特に生まれつき重度の障害を背負ってきた人がこのように思ってしまうのだとか。生まれつき重度の障害を背負ってきた人は恋愛をする機会にも恵まれず、それどころか自慰行為などを含む射精行為を体験したことがない人も少なくありません。

射精体験をしてみたいという好奇心と共に恥ずかしいなどの思いも重なり、結局セックスボランティアに頼らないという人も多くいます。そのような人々はどうしているのかというと、男性同士で手や口などを使いお互いの射精を促し満足を得ていることも少なくないそうです。障がい者に一定数ゲイの男性がいるのはそのことが要因とも言われています。


海外では障がい者(障害者)への性行為も積極的に行っている


2000年に売春業が合法化されたオランダでは80年台から障がい者に対する性サービスの提供が行われていました。1982年に設立された「選択的な人間関係財団(SAR)」は、障がい者であってもひとりの人間に変わりがないという理念のもとで、男性・女性合わせて25人ほどで障がい者に対して性的なサービスを有償で提供していると言います。

公式サイトによると料金は95ユーロ(約12,500円)に交通費やホテル代などが加算されます。サービスの内容としては障がい者カップルのセックスを手伝ったり、障がい者の自慰行為を助けるだけではなくボランティアが障がい者とセックスをするのだとか。

性サービスに携わるボランティアも男性の障がい者のための女性ボランティアと、女性の障がい者のための男性ボランティア、さらにはゲイの障がい者のための男性ボランティアが待機しており、メールや手紙で連絡を取り合って施設や自宅に派遣されます。これだけでも、日本に比べてかなり手厚いサービスであることがわかりますね。

利用客の9割は男性が占めており女性の利用客は少ないのだそうです。これには女性側のセックスに対する考え方や欲求の度合い、さらには肉体面による影響なども考えられるために利用する女性客が少ないのではないかと思われます。


女性向けのセックスボランティア


セックスボランティアと言うと、男性障がい者が女性介助者に射精をさせてもらうものと言うイメージがありますが、女性の障がい者の場合はどうなのでしょうか。

調べてみたところ、女性に対するセックスボランティアは全く行われていない事がわかりました。その理由はどうやら「需要がない」との事。確かに、健常者の女性向けの「ソープ」などもほぼありませんし、女性の性的衝動はやはり、男性よりも強くはないと言えるのかもしれません。

しかし、健常者であれば手に入れられる「恋愛」や「セックス」が手に入れにくい障がい者女性にとって、彼女たちの欲望は軽視できない問題でもあります。

さらに女性の障がい者の場合、レイプやそれにともなう妊娠などの問題もあります。上手く言葉が表現できない障がい者の場合、お腹が大きくなり始めてからようやくレイプされたことや妊娠させられたという問題が発覚するのです。後者の問題の是正は急がれていますが、女性のためのセックスボランティアの施行については、まだ今後時間がかかりそうです。


もっと知りたい!「セックスボランティア」


さらにセックスボランティアについて知りたいなら、2006年に発行された一冊の本を読んでみると良いでしょう。タイトルは「セックスボランティア」(著者:河合香織)。障がい者の性とそれを介助するセックスボランティアの人達について切り込んだルポタージュです。本の中には脳性麻痺の男性を風俗店に連れて行く介助者や、知的障がい者にセックスを教える講師なども出て来ます。

この本はこれまでタブーとされて来た「障がい者のセックス」へ真っ向から切り込んだはじめての本と言われています。この本のレビューを見てみると、障がい者のみならず、健常者にとっても「セックスとは何か」を考えさせる内容だと多くの人が語っています。

また、実際に障がい者専門のデリヘル嬢をしていたと言う著者のルポ「私は障害者向けのデリヘル嬢」(著者:大森みゆき)も合わせて読むと、さらに障がい者のセックスの現場が理解できると思います。

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「バリアフリー・セックス」を考える


障がい者の性欲を、障がい者の視点から見つめた本もあります。それが「お笑い!バリアフリー・セックス」です。タイトルの「お笑い」という文句は、著者がお笑い芸人のホーキング青山氏であるというところから来ています。

ホーキング青山氏について簡単に説明すると、同氏は1973年生まれの日本のお笑い芸人で、先天性多発性関節拘縮翔症という病気を持っています。生まれた時から両手両足が使えなかったそうです。芸名は同じく両手両足が不自由はスティーブン・ホーキング氏にちなんでつけられたそうです。

彼は障がい者として初めてお笑い芸人になり、これまでタブーとされてきた「障がい者ネタ」を舞台上でガンガン話す毒舌芸人として人気を博しています。古典落語にも精通し、今では落語家としても高座にあがるなど、活躍の幅を広げています。

そんなホーキング青山氏が2005年に書き下ろした「お笑い!バリアフリー・セックス」は「障害者だってエッチがしたい」という気持ちがあるということを名言した革命的な一冊です。自らの初体験はもちろん、障がい者用のデリヘルの体験談、養護学校で行われていた自慰介助の実態など、健常者がおおよそ知らない障がい者の方々の性の実態がつまびらかに紹介されています。

その中には、障害者の方の性欲を「ないもの」として扱おうとする健常者が出てきたり、障がい者が性行為をすることに嫌悪感を覚え、敵愾心(てきがいしん)をむき出しにしてくる健常者が出てきたりします。そのような人物を冷静に見つめるホーキング青山氏の視点は、彼ら健常者よりも冷静で、そういった意味では健常者の考え方の方になんらかの欠落があるのではないか…とすら思えてきてしまいます。

障がい者のナマナマしい性の問題と、健常者のいびつな考え方が知りたければ、ぜひこの本を読んでみると良いでしょう。本当のバリアフリーとは何かということが、障がい者のセックスを通して見えてきます。

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彼女を作ることも!障がい者(障害者)同士がサイトで出会える場も


これまで、障がい者同士の出会いは療育現場や数少ない職場などに限られていましたが、今ではインターネット上に出会いの場がいくつか設けられています。

例えば「PARA TOWN」というサイトでは、障がい者同士であっても、障がい者と健常者であってもバリアフリーに出会いを求めることができます。外出するのが困難な障害者の方でも、このサイトを利用すれば、自宅で恋人や友人になってくれる異性を探すことができます。

恋愛やセックスが目的ではなくても、友人を探すような感覚で利用できるのが良いと障害者の間でも話題になっているようです。こうしたサイトを利用すれば、障がい者であることを隠さずに、同じ悩みを抱えた人とも出会え、お互いにコミュニケーションを取ることで悩みや性的な欲求が解消されることがあるかもしれません。

出会いを求めている障がい者の方は以下からご利用くださいねー!↓↓

PARA TOWNのオフィシャルサイト


障がい者(障害者)の性やセックスを描いた映画も公開されている


日本では実際に行っている女性たちのせきららな体験談や著書によってようやく注目されてきたセックスボランティア。セックスボランティアや障がい者の性などを描いた映画も公開されていることから、これから世界でももっと注目が高まっていくかもしれません。

『セッションズ』




予告編動画をご覧下さい↑↑

『セッションズ』は、子供の頃にポリオを患い、首から下が麻痺し障害を抱えて寝たきりとなってしまった主人公であるマーク・オブライエンが38歳のときに童貞を喪失するために、セックスボランティアのシェリル・コーエン=グリーンを雇いセラピーを受けることに。

詩人であったマーク・オブライエン氏の「On Seeing a Sex Surrogate」という記事が基となっている作品で、セックスボランティアや障がい者の性を描いた作品になっています。


『暗闇から手をのばせ』




予告編動画をご覧下さい↑↑

『暗闇から手をのばせ』は、障がい者専門デリヘル「ハニーリップ」に勤めているデリヘル嬢の沙織の目を通して、彼女のサービスを受ける障がい者たちの姿と触れ合いによって主役である沙織の人間的な成長を描いている日本映画。

主演はグラビアアイドルの小泉麻耶。障害者専門デリヘル「ハニーリップ」に通う先天性多発性関節拘縮症の常連客として障がい者お笑い芸人として紹介したホーキング青山氏も出演しています。


『障がい者の性 - Medical Sex Worker』




予告編動画をご覧下さい↑↑

『障がい者の性 - Medical Sex Worker』はNPO法人「ホワイトハンズ」のセックスボランティアが行う射精介助現場に追ったドキュメンタリー作品です。実際に「ホワイトハンズ」でセックスボランティアとして働く女性が考える障がい者の性や性欲を射精介助の現場を通して語っています。

射精介助の一連の流れやセックスボランティアと障がい者の生々しいやりとりも記録されています。セックスボランティアのサービスを受けたいけど悩んでいたり、考えている障がい者の方はもちろん、サービスを提供する側のセックスボランティアにご興味のある方にも是非ともご覧頂きたい作品。


障がい者(障害者)と性の問題


ここまで、障がい者と性について、様々な活動や著作を紹介してきましたが、ナマの介助現場では、毎日この問題に立ち向かっている人がいるのを忘れてはいけません。それは障がい者の家族や介助職員、支援センターの職員や彼らの友人など様々です。彼ら、彼女らは、障がい者とともに、悩み、傷つき、時には恥ずかしい思いをしながら、この問題に対処しつづけているのです。

特に、障がい者が周囲にいない人は気づかないかもしれませんが、障がい者と性の問題は本当に深刻です。女性の知的障がい者は、性犯罪に巻き込まれる可能性が高く、被害状況をうまく伝えることもできないため、周囲の人が気づいた時にはすでに妊娠していた…などということも現実に起こります。こうした性犯罪に巻き込まれ、心に傷をおった障害者は、様々なものに恐怖感を抱くようになり、時には日常生活が困難になってしまうこともあるそうです。

また、男性の知的障がい者は、性的な関心が高まると、見知らぬ女性に抱きついてしまったり、公共の場で性器を露出させてしまうなどの行為を行ってしまう場合もあります。衝動の高まりから、知らない女性を強姦してしまうという事件がいつなんどき起こってもおかしくないのです。周囲の人たちはこうした事件がおこならいよう、日々、細心の注意を払って生活しているのです。

身体的な障害を持つ人は性欲の処理が自分でできないという問題点が挙げられます。性欲は三大欲求の一つですから、人間なら誰でもムラムラと性欲が増すこともあります。そんなタイミングで自分の思うように性欲処理ができないということは、みなさんが想像する以上にストレスとなってしまいます。障がい者の中には、そのことが原因でもともと抱えている身体的な障害に加え精神的なバランスも崩れ、最悪の場合、情緒不安定になるケースも報告されているといいます。

「ホワイトハンズ」をはじめ、セックスボランティアの活動には今も賛否の意見がありますが、生きている以上、どの人間にも性欲があるのは当たり前のことです。それを発散させないような活動が行われるのは、完全に権利の侵害だと言えるでしょう。

私たちは日々、これらの問題に立ち向かっている人々がいることを忘れず、障害者の性が広く健常者にも理解され、その性欲がうまく解消されていく方法を考えていかなければならないでしょう。

いかがでしたでしょうか?日常生活からは隠され、タブー視されがちな障害者の性に関する問題ですが、彼(彼女)らにだって性欲を満たす権利があるのは人間として生まれたのだから当然の事。こうして公にしていくことで、障がい者の性やセックスボランティアへの理解も深まり、日本の福祉の現場を明るくしていくのではないでしょうか。以上、panpan(パンパン)編集部からのお届けでした。

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今までタブーとされてきた障害者の性「射精介助」の現場(動画)



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紗倉まな

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