SMで「痛み」が「快感」に変化する本当の理由

SMで「痛み」が「快感」に変化する本当の理由

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この記事を書いた人
panpan風俗調査隊
あじろ編集チーム
美大卒業後、雑誌とWEBのライターとして7年間活動。現在はpanpanにて風俗実態調査のチームを任されています。もともとセックスに熱心だったことと、M性感が異常に好きなことを認められてリーダーに昇格。とはいえメンバーは私含めて3人しかおらず、ほとんど自分で現地に行って記事を書いています。天職とはまさにこのことw
SMは、痛そうだけど興味がある。苛めてみたい、苛められたい。でも、勝手がわからない!そんな悩みを、これまでたくさんの人から聞かされた筆者です。SMの醍醐味は、普通のセックスでは感じることのできない快感。でも、痛そう……ということで、今回は、またニッチな記事を書きます! SMで「痛み」が「快感」に変化する本当の理由をご紹介!


脳内麻薬を知ろう


脳内麻薬を知ろう

ある一定の苦痛を乗り越えると、羽根が生えたように気持ちよく、自由になれる。そんな体験を、スポーツ経験者ならわかるはず。例えば、試合中。ずっと耐えていたり、苦しい中で走り回っていたのに、急にその疲労が快感に変わる瞬間。ランナーズハイ。

これらを引き起こしているものは、皆様も耳にしたことはあると思いますが、エンドルフィン、ドーパミンです。これらは、脳内麻薬の別称を持つ、非常に力の強い脳内物質です。


それぞれの特徴、効果


それぞれの特徴、効果

耳にしたことはあるけど、それぞれがどういうものかわからない方も多いと思いますので、エンドルフィンとドーパミンの違いをみていきましょう。

エンドルフィンは、多幸感をもたらす脳内物質です。『体内で分泌させるモルヒネ』と言われ、効果としては鎮痛、高揚感などがあります。ランナーズハイは、エンドルフィンが作用してるというのが定説です。確かに、あの瞬間は疲れが気持ちいいと思いますよね。

ドーパミンは、やる気物質と呼ばれる脳内物質です。運動調節、ホルモン調節、快の感情、意欲、学習に働きかけると言われます。特に依存性が強い物質で、ドーパミンが多すぎると幻覚を見たり、逆に少なすぎると認知症になったりすることもあるらしいのですが、それはまた別のお話ですので、今日は省略。

結局のところ、「痛み」を「快感」に変化させるには、この2つの物質を引き出す必要があるようです。SMでは、非常に大事な要素になってきます。


自分の感情をコントロールする


では、実践編。「痛い」から「気持ちいい」へと感情をコントロールさせるバックグラウンドを組み立てていきましょう。

子ども向けの美少女戦士アニメなどで、悪役に捕まってしまう戦士達に憧れを抱いていた。理不尽に立ち向かい、困難を乗り越えていく主人公になりたかった。人は幼少期に受け取る文学やアニメなどで、無意識のうちに性的嗜好を作り上げていくのです。先に例を出した2つは、Mになるための要素の一例です。

「自分はどうなってもいいから、皆は助かって」、「ここを乗り越えたら、幸せになれる」など、自己犠牲や苦痛後の陶酔感を脳で学習することにより、「痛み」は、次に来る「快感」への助走だと判断するようになります。


典型的な主従プレイで、Mを鍛えよう


AVや、SM本などではよく『調教』などの言葉が使われ、M側に苦痛を与え続けるというシーンがありますよね? あれって実は、間違っていないんです。Mスキルを鍛えるために、まずはセックスにおける主従関係をパートナーと決めましょう。

S側の人間は、M側に指示したり、少し乱暴に扱ったりしましょう。慣れてくれば、次第に刺激を強くしていきましょう。その後のご褒美を与えるのは、忘れずに。この『ご褒美』を繰り返し身体に覚えさせることで、どのようなプレイにおいても「痛み」が「快感」に変わる要因になるのです。

さて、いかがでしたでしょうか? SMに慣れていない初心者も、これから挑戦してみたいと思う人も、「痛み」を恐れず、楽しいプレイを送れるように祈っております!

シシドリョウヘイ

▼参考記事
彼をいつもより興奮させる!「ソフトSM」おすすめプレー 11選

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