史上最もハダカな映画「愛の渦」がエロすぎると話題(門脇麦・出演)

史上最もハダカな映画「愛の渦」がエロすぎると話題(門脇麦・出演)

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元パパラッチ集団
マチクサ編集チーム
芸能系を主に執筆しているマチクサ(34歳)編集チームです。昔からテレビやエンタメが好きで、7年間、某週刊誌で芸能と裏社会の記者をしていました。しかし、30歳に政治部へ異動となり悶々としている中、panpan編集部にスカウトされ転職。現在はみんながあっと驚く情報を発信しようと、記者時代に研ぎ澄まされたアンテナを張り巡らして、昼夜ネタ探しに奔走中。
映画『愛の渦』とは、なんと乱交パーティの映画!?ということで、2014年に公開された当初もどんな映画なのかと話題を呼んだものでしたが、観た方の感想はといえば、「すごく面白い!」の声がたくさん。ということで、史上最もハダカな映画『愛の渦』の面白さに迫ってみました!



映画『愛の渦』のあらすじ


映画『愛の渦』は、乱交パーティを描いたものですが、まず、舞台となるのは、豪華マンションの一室。そこに「性欲を満たしたいだけ」の男女8人が参加費用を手に訪れるのです。集まったそれぞれは、職にしても、性格にしても、あまりに接点のないメンバーばかりですし、当初はぎこちない会話が交わされます。しかし、一度、狂宴が始まれば、誰もがどんどん淫らに乱れ、セックスに没頭していきます……。

そんな狂宴が何度かくり返されていくのですが、その内に、はじめは接点のなかったメンバーたちの中で、独占欲や恋心のようなものも芽生えはじめ、複雑に絡み合っていきます。




この映画は、エロいだけでは終わらない


R-18指定ということもあり、おっぱいはポロリというよりも、剥き出しですし、本能を剥き出しにして、セックスに没頭する姿は、ドキドキしてしまうほど、エッチです。しかし、ただエッチなだけではないからこそ、映画『愛の渦』は、評判が高いのです。

舞台となる一室は、いわゆる非日常空間であり、その中では、誰もが日常で被っている皮を脱ぐことができます。しかし、セックスが終われば、その部屋を出てしまえば、その場にいるほとんどが、日常の皮をまた被るもの。それは当然のことですが、何故でしょう。そんな登場人物たちの姿を見ていると、どこか切なさや寂しさを覚えてしまいます



『愛の渦』で描き出されたハダカとは


「着衣時間が全編中たった18分」という煽り文句も話題を呼びましたが、確かに登場人物たちはほとんどハダカです。しかし、「最もハダカな映画」というコピーは、何もそれだけを言っているようには思えません。この映画で最もハダカにされるのは、人間の本質ではないでしょうか。

世間体や倫理観といったものを全て脱ぎ去った時に、そこに現れるその人の本質というものをこれでもかというほど、『愛の渦』は見せつけてくるのです。だからこそ、普段生活をしていて、世間体や倫理観などを邪魔くさく感じたことのある方であれば、必ず何か感じるものがあるのではないでしょうか。





映画『愛の渦』のキャスト・スタッフたち


『愛の渦』は、キャストやスタッフの魅力が光る映画でもあります。まず、原作・脚本・監督を担当した『三浦大輔』さんの演出は、人間の本質を描き出すことにとても長けていて、『愛の渦』も三浦大輔さんらしさがとても前に出た作品と言えるでしょう。

それから、2大主人公である冴えないニート役には、ハリウッド映画『ラスト・サムライ』にて、主人公役のトム・クルーズと心を通わす少年役を演じ、若手俳優賞にノミネートされるなど、話題をさらった『池松壮亮(いけまつそうすけ)』さん。それから、大人しそうに見えて性欲が強いという女子大生役には、純粋そうな見た目から、今回の抜擢に話題を呼んだ新進気鋭の女優『門脇麦』さんが起用されており、この2人の真に迫る演技力も、物語を盛り上げる最高のエッセンスに。

また、店員役というそれほど目立たない役柄ながら、さすがの存在感を見せつけた『窪塚洋介』さんなどからも目が離せません。







以上、『史上最もハダカな映画「愛の渦」』についてでした。単純にエロばかりを期待して見てしまうと、肩透かしを食らってしまう映画かもしれませんが、それ以上に考えさせられる部分も多く、観た後に「エッチと恋がしたくなる」映画でもあります。1人でじっくり観るのも良いですが、恋人と一緒に観るのも、おすすめです。

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