日本は世界有数の「不倫に寛容な国」だった!そのルーツに迫る

日本は世界有数の「不倫に寛容な国」だった!そのルーツに迫る

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昔の日本は今と違って性に対してかなりオープンだったといいます。不倫に対しても割と寛容だったというのですが、実際はどうだったのでしょう?今回は江戸時代まで遡って、日本の性と不倫のルーツに迫ります。


日本人は不倫に寛容?!


日本人は不倫に寛容?!

海外では不倫をしただけで重大な犯罪になる国もあるなか、日本では男女のどちらかが不倫をしても、謝罪をすれば許してしまうという夫婦もいます。中には不倫がバレなければ夫婦仲が悪くなるどころか逆に結婚生活に潤いをもたらしてくれると考える人や、家に問題さえ持ち込まなければ好きなように不倫をしてもいいと考えている夫婦もいるようです。

「日本は保守的な国であるにもかかわらず、全ての人が不倫が存在することを認識しています。日本では、バレない限りは『不倫が結婚を救う』ということが、理解されているように思えます」
引用:ダイヤモンドオンライン『ついに「不倫推奨SNS」まで日本上陸の非難轟々進化する出会い系市場で問われるリスクと倫理観』


特に熟年夫婦でこの傾向が強く、倦怠期を迎えて性生活もなくなってしまい、性欲を持て余した男性が別の女性と肉体関係を結んだり、長年の夫に対する妻の不満が積もり積もって別の男性と不倫をしてしまうというケースが多いようです。

日本性科学会の熟年シングル(40~70歳代)の調査でも、「交際相手に配偶者はいるか?」という質問に対し、「いる」と答えた人が女性では53%、男性では21%いました。
引用:ヨミドクター『珍しくない高齢期の不倫』


「交際相手に配偶者がいるか?」という質問をしてみたところ、男性の20%、女性では約50%が「いる」と回答しています。これは結婚している時に鬱屈した時間を過ごしていた人達が、子供も残して社会的な貢献も済んだという思いから、離婚後は自分の欲望のままに自分の時間を過ごしたいと考えている結果であると言えます。


昔から不倫に寛容だった日本のルーツとは


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一方で、夫婦のどちらかが不倫をしていても離婚まではしたくないという意見も多いようです。離婚後の不安定な生活や、慰謝料などを考えると大ごとにしたくないという心理が働いているんだとか。これは、保守的な日本人が考える「ことなかれ主義」の産物といえるかもしれません。

日本人は身内の恥を晒すことを極端に嫌がっており、大げさに騒ぎ立てて自分の夫や妻が不倫をしているということを周囲の他人にバレるのを恐れています。もし不倫をされたとしても、あまり騒がずに粛々と事態を収めようとします。このような日本人の不倫に対する反応は、実は江戸時代からあまり変わってはいないようなのです。


江戸時代の性と不倫のルーツ1:裸を見せるのは当たりまえ


今では考えられないことですが、江戸時代の女性は裸を見せることにあまり抵抗がなかったようです。畑仕事をしている時も服が邪魔だからと上半身裸で仕事をしたり、他の人がいる前で赤ちゃんにオッパイをあげてみたりとかなりオープンだったんだとか。夜に寝ている女性を襲う夜這いが風習として残るくらい当たり前のように行われていたんだそうです。

さらには銭湯は混浴が当たり前で、湯女と呼ばれる垢こすりや髪すきといったサービスの他に、売春までしていたんだとか。このようにエロが蔓延していた江戸時代だっただけに不倫も寛容だったようです。


江戸時代の性と不倫のルーツ2:夫は元気で留守が良い


学校の歴史の授業で参勤交代というのを習ったと思います。各藩の藩主が定期的に江戸に赴くこの参勤交代は、藩主に莫大なお金を使わせることで江戸幕府に反抗するための力やお金を奪う目的で行っていたと言われています。参勤交代で使われるお金は現在に換算すると約5億円以上もかかっていたんだそうです。

そんな一大行事の参勤交代ですが、藩主の妻にとってはいい息抜きになっていたようです。旦那がいない間に奉公に来ている若い男性と不倫し放題だったんだとか。もちろん自宅で堂々とエッチしまくっていたそうです。今で言うところの単身赴任中の夫に隠れて体を持て余した妻が他の男性と不倫するというAVやレディースコミックに出てきそうなことが江戸時代から行われていたんだそうです。


江戸時代の性と不倫のルーツ3:寛容だけど死刑


何事にも大らかだった江戸時代ですが、さすがに不倫にはかなり厳しかったようです。江戸幕府が定めた「江戸市中法度」によると、不倫は男女同罪で、それを見つけた夫は不倫相手のことをその場で斬り殺しても良いと書かれていたそうです。

もし自宅で奉公の男性とエッチして、それを旦那に見つかったらその場で斬り殺されても文句が言えなかったんだとか。ですが、死刑は流石にやり過ぎだろうということになって、その後は不倫をした女性は吉原に売られてしまい、数年間は遊女として働かなくてはいけなくなりました。

このように結構重い罪になる不倫ですが、実際はほとんどが表沙汰になることはなかったそうです。大名の妻が他の男に寝取られたなんてことが世間に広まると良い笑いものになってしまうため、不倫は示談で済ませていたんだそうです。そういう意味では寛容だったのかもしれません。

見つかっても噂が広がるのが嫌で見逃すこともあった=寛容だったとも言えるようですが、江戸時代の不倫はかなり命がけだったようです。

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