営業マンが教える、営業テクで確実に成功するデートの誘い方 ５選

営業と恋愛、違うようで似ています。営業はお客様にいかに自分がおすすめしたい商品の良さを知ってもらうかが大事です。そして恋愛は、いかに自分の良さや自分と付き合うことのメリットを相手にわかってもらうかが問題です。今回は営業マンが教える確実に成功するデートの誘い方をお教えします。

営業テクを使ったデートの誘い方①要求を徐々に大きくする

人は、一度小さな要求に「イエス」と答えると、その要求が大きくなっていっても「ノー」とは言いにくくなってしまうという心理がはたらきます。この法則は一度小さなことでもイエスと答えると次からは多少大きなお願いでもノーと言いにくくなるという法則です。

営業マンはこのテクニックを使って、「商品の勧誘などではないのですが、一度お話だけでも聞いていただけませんか？」と家の「ドアに足を踏み入れる」のです。そして営業マンを入れてしまったらあとはどんどん商品の勧誘に話が進んでいき、商品を「買わされる」羽目になってしまうのです。

この法則を利用して、あなたの大きな要求が「今度二人で出かけよう」に対する「イエス」だとするならば、「一緒に帰らない？」「ランチを一緒にしない？」などのデートよりもハードルが低い要望を相手に伝えます。それに「イエス」と答えれば、相手はあなたの要求にノーとは言いにくくなるので、そこを狙って「ふたりでデートしない？」と誘うのです。

営業テクを使ったデートの誘い方②特別感をアピールする

営業の言葉で言うと「ハード・トゥ・ゲット・テクニック」と言います。簡単に言いますと特別感を出すということです。「あなただけは特別」という気持ちにさせることが大事。営業マンが使う「ここだけの話で、あまり他のお客様には言いたくないのですが……」といった言葉はこの方法を利用しています。

例えば、デートに誘う時に「こんな風に、誰かをデートに誘うのは初めてなんだ」とか、「あなたと一緒に行きたい」と他の誰かではなくあなたと行きたいということを強調しましょう。

人は誰でも、誰かに認められたり誰かに好かれたい、誰かにとっての特別な存在になりたいと思っているものです。この気持ちを相手に抱いてもらえればデートに誘うことに成功できるでしょう。

営業テクを使ったデートの誘い方③相手にプレゼントを

「ギフトの法則」と呼びます。プレゼント、といっても何も物をあげることだけではありません。誰しも「受けた恩は返したい」という気持ちがあると思います。とても優しくしてくれた人には自分も優しさを返したいと思いますよね。いつも何かプレゼントをくれる人には自分もお返しをしたいと思いますよね。

自分が好意を持って接したり、プレゼントをあげたりしましょう。言葉を選ばずに言えば「恩を売る」ということですね。ただし、恩着せがましくならないように気をつけましょう。食事を奢ってあげた後にデートに誘ってみてくださいね。例えば「あなたの好きな映画のチケットがあるから一緒に観に行こう」（映画のチケットというプレゼント）「ご飯奢ってあげるから付き合って」（ご飯を奢ってあげるというプレゼント）こんなセリフとプレゼントを用意して誘ってみてくださいね。

営業テクを使ったデートの誘い方④どっちにする？と選んでもらう

「二者択一法」と言います。「今度デートに行かない？」と誘うと答えは「行く」か「行かない」ですよね。ですが「次の日曜日と来週の日曜日どっちが空いている？」などと聞けば応えは「次の日曜日」か「来週の日曜日」になります。（もちろんどっちも予定が埋まっている場合もありますが）このように二者択一の形で選択をしてもらうと、相手が断りにくくなるという法則です。

デートに誘う時は、相手に選択してもらうような内容で誘ってみましょう。すると、断るという選択肢がないのでデートに誘うことに成功します。

営業テクを使ったデートの誘い方⑤相手と行動を合わせる

人は同じ行動をとったりする人物に対して、親近感を感じるものです。「ミラーリング」と呼ばれています。簡単なことでも大丈夫。相手が笑うときに自分も笑ったり、相手の身体の姿勢やしぐさを真似てみたりしてみてください。相手との行動を少しずつ同じにしていくのです。お茶をすることになったらコーヒーを飲むタイミングを合わせてみる、などで大丈夫です。

デートに誘う前段階から相手との行動をよく見てさりげなく合わせてみるようにしてください。相手は自分に親近感を感じるようになり、デートの成功も近づきますよ。

いかがでしたでしょうか？デートに誘うときにぜひ営業テクニックを織り交ぜてみてください。あなたのデートが成功するのを応援しています！