失恋の胸の痛み→「ブロークンハート症候群」って病気らしい

恋は始まれば終わりがある。そんな「恋の終わり」を私たちは「失恋」と呼んでいますよね。実はこの失恋の胸の痛みは、ブロークンハート症候群=ストレス性心筋症だったというのはご存知でしょうか。今回はそんなブロークンハート症候群についてご説明します。

ブロークンハート症候群とは？

実際に「心に痛み」を感じるブロークンハート症候群。実は医学的にも立証されている病気のひとつなのです。別名「ストレス性心筋症」ともいいます。失恋など何か激しい悲しみとともに引き起こされるものです。主に感情に左右されることが多く、心臓にダメージを抱いてしまうものです。

なぜブロークンハート症候群は起こってしまうのか？

私たち身体に精神的なストレスがかかってしまうと心臓に大量のアドレナリンというものが分泌されます。アドレナリンというものは本来運動などによって分泌され興奮状態になるといわれていますがブロークンハート症候群によって過剰に心臓に送られることによって心臓に送る動脈の幅が狭くなって血液の流れを塞いでしまうのです。私たち人間は常に血液が循環されているのですが血液の流れを塞いでしまうようなことがおきると血流が悪くなり心臓発作と似たような状態になります。

ブロークンハート症候群はどれくらいで治るの？

精神的なストレスが緩和すればほとんどの人が治ります。症状が長期にわたることは少なく、原因となっている失恋や死別などから徐々に距離をとり、ゆっくりと時間を重ねていくと動脈の幅も、正常状態の血液の流れと元に戻っていきブロークンハート症候群も治っていくでしょう。

ブロークンハート症候群には男女に違いはあるのか？

本来ストレスに強いのは男性ですが、状況によっては変わっていきますよね。しかし、研究結果によると女性の方が皆さんもお分かりのように周りを気遣うような繊細な心を持っています。その分、男性に比べて約7倍近くブロークンハート症候群にかかりやすいといわれているのです。ですが、男性は家族が亡くなるとブロークンハート症候群に陥りやすくお酒などに頼ってしまい、さらに後を追って数年後に立ち直ることができずに亡くなってしまうケースがほとんどだそうです。

ブロークンハート症候群による症状

ブロークンハート症候群に陥ると血液の流れが悪くなり、呼吸困難や胸の痛みを感じます。さらに大切な心臓へ血液を送る動脈の幅が狭くなってしまうので実際に心筋梗塞や脳卒中などに陥る可能性もあるのです。もし、胸の痛みや呼吸困難などを感じたら救急車などですぐに助けを呼びましょう。

失恋によるブロークンハート症候群を治す方法

ブロークンハート症候群を治す方法の一つとしてはまずはぽっかり空いてしまった心や時間を埋めることが重要です。気分転換にゆっくりと旅行にでかけてもいいですし、ショッピングなどで友達と遊ぶ時間を作って気分を紛らわせるのも大切な時間の作り方になります。一人になってしまうと彼・彼女のことを考えてしまうので逆にフリーである身を満喫するのもアリですね！


以上ブロークンハート症候群についてですがいかがでしたか？実は身体に危険を及ぼす危険な病気ということがわかったと思います。ブロークンハート症候群だと思ったら甘くみずになにかしら対処を行いましょう。

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