「センズリ」とはどういう意味でしょうか？→真剣に回答してみた

センズリって千回もペニスをこすらないとダメなの？痛くないの？何となくオナニー＝センズリと思っているあなた、それ間違ってますよ！今回はセンズリの由来・語源を紀元前までさかのぼり徹底解説します。旧約聖書のセンズリして処刑された男の人生や、センズリ中毒だった森鴎外など知られざるセンズリの歴史を紹介。さらに9時間オナニーし続けたTENGAの取締役、7時間で29回射精した日本人などセンズリ大国日本の知られざる実態を暴露します！

センズリの意味はずばり男性のオナニーのこと！

Wikipedia

「センズリ」はひらがなで「せんずり」と表示されたり、感じで「千摺」と書かれたりします。どれも男性のオナニー（自慰）を指す言葉です。女性のオナニーとは区別され、あくまでも男がシコることをセンズリと表現します。オナニーには他にもさまざまな呼称があるので、その一例をご紹介しましょう。

・手淫（しゅいん）
・自涜（じとく）
・返摺（へんずり）
・皮つるみ
・マスターベーション
・自慰
・セルフプレジャー（保健用語）

スラング的なものを含めるとまだまだありますが、明治時代からオナニーは自涜（じとく）と呼ばれていました。蛇足になりますが日本を代表する文豪 森鴎外が、当時有害とされていたオナニーを「独淫」と独自に呼び、オナニーは無害との持論を展開。当時、官僚であったにも関わらず、自慰行為を容認する発言を繰り返しました。まさにセンズリの父のような存在ですね。

センズリの語源とは？由来を徹底的に調べてみた

センズリの語源は男はペニスを千回擦れば射精するといった意味が語源。ちなみに女性のオナニーはマンズリといわれ、一万回擦らないとオーガズムに達さないという意味が語源です。本来、摺る（する）という漢字は手を使い擦る行為を表す言葉。そのため現在は「刷る」という版画などを含め印刷する意味合いで使用されます。

摺
扌+習
 手で繰り返し行うという意味から「おりたたむ」の意味が生じ、物に物を重ねるようにして版画などのようなものに紙を置いて絵を写し取るという意味に使われます。
引用：習心帰大道

オナニーは手でペニスをひたすら擦る行為なので、語源としては非常にしっくりくるものですね。女性のオナニーをマンズリと表現するのも、もはや趣さえ感じます。

ちなみに諸説ありますが、日本でオナニーに名前が付いたのは中世から平安時代といわれます。その後、男性のオナニーだけをセンズリと呼び始めたのは江戸時代。その証拠にその頃の川柳に「千摺りは隅田の川の渡し銛 竿を握いて川をアチコチ」というものがあります。

「センズリ」という言葉を使っているのは50代以降の世代が中心

江戸時代に誕生したセンズリは、当時のスラングとして全国に広がりました。それまで悪とされてきたオナニーが、徐々に市民権を獲得してきた時代でもあります。現在はあまり聞かないセンズリですが、調査してみると50代以降の団塊世代ジュニアに多く使われています。ネットを調べると「センズリ」「マンズリ」と書かれているブログは、もれなく50代以上の男性が管理人のケースが多いです。

センズリが使われる地域を調査したところ、ほぼ全国で通用する言葉でした。方言的な問題でしょうが、関西では「ヘンズリ」と呼んだりと多少の違いがあるようです。補足になりますが、60代以降の高度成長期の日本を支えた世代は、皆さん口を揃えて「マスを掻く（かく）」といいますね。年代により呼び方が変わるのが、オナニーの面白さです。

【オマケ】センズリ以外のオナニー用語についても由来を調べてみた

太古の昔から行われてきたオナニーですが、他の呼び方についても由来や語源を調べてみました。時代は変わっても射精して快感を得るシンプルな行為は、代々受け継がれています。さっそく壮大なオナニー用語の由来をひも解いていきましょう！

オナニーは旧約聖書の創世記が由来

みんカラ

オナニー (Onanie) の由来は、旧約聖書の38章に登場するオナンという名の男が語源とされます。彼は早くに亡くなった兄の代わりに、子作りを強要されます。それを嫌ったオナンは、セックスのときに射精寸前でペニスを抜き、いわゆる膣外射精を行いました。オナンはこの行為がもとで命を奪われますが、彼の行為は生殖を目的にしない射精として「オナニー」の語源となります。

旧約聖書に登場する神は「生めよ増やせよ地に満てよ」がモットーだったため、オナンの行為は神に対する反逆とされました。1640年代、植民地時代のアメリカの法典では「冒涜者、同性愛者、自慰者への最高刑は死刑」と規定されています。毎日自由にシコれる現代は、男性にとって幸せな時代ですね。

マスターベーションはラテン語の「Masturbare」が語源

オナニーよりちょっとかしこまった雰囲気を持つマスターベーションは、日本語では「手淫」と訳されます。ラテン語の「Masturbare」が語源といわれており、分解すると「manus（手）」と「turbare（みだす）」が合わさってできています。直訳するとペニスを手で汚すといった意味合いになり、オナニーが当時タブーとされていた背景を投影していますね。

余談ですがマスターベーションは、西洋ではオナニー以外の意味を持つ言葉です。パートナーが自分のペニスを手を使って刺激する、手コキを行う場合にも使用されます。もし海外で女性とセックスする機会があれば、役立つ知識かもしれませんね！

シコるは何かに熱中する様子が語源

30代より若い世代がよく使用する言葉。「昨日シコった」などと、非常にメジャーな言い方として定着しています。語源は諸説ありますが、何かに熱中する様子を表す「凝る（しこる）」が由来ではないか？との見解が主流でした。確かに男性が一生懸命ペニスを擦っている様は、興奮・熱中といった表現がぴったりです。

もう一つの由来は、ペニスをしごく様子を擬音化した「シコシコ」を動詞化したのではないかというもの。こちらも説得力のある説ですよね。オナニーを音で表現するとしたら、ゴシゴシでは強すぎるし、スリスリでは弱すぎます。やはりシコシコという言い方がベストです。

抜くは2000年初頭の2ch記法が語源

今や年代問わず使われる「抜く」の語源はちょっと複雑。2chに代表されるネットから誕生したスラングではないか？という説が今のところ主流です。2000年初頭に2chで広く使われた記載方法に、「ン」を「ヌ」に変えるという独特の書き方がありました。特に意味はないと考えられますが、オナニーをこの記法に従いオナヌーに変換すると以下のようになります。




インターネットスラングまとめ Wiki*

オナヌーを2chの要領で並べ替えるとこのように「抜」という漢字とそっくりに。これがきっかけでオナニーを「抜く」と呼ぶネットスラングが誕生した説が有効なのです。他には「抜」を分解すると、「手」＋「友」となることから、ペニスの友達は右手といった見解もあります。

自慰は医学的な文献にも登場する言葉

「自慰」という言葉は、大正時代に活躍した性科学者 小倉清三郎が1922年に考案しました。まさにその文字の通り自分を慰める行為を指す言葉ですが、実家にあったという人も多い「家庭医学大全科」にも掲載されています。自慰は自らを慰めて安心させる意味のほかに、自分の性器を自ら刺激して性欲を満たす意味合いがあります。

それまで汚らわしい行為とされてきたセンズリを、無害であると主張した小倉清三郎は、先見の目を持った素晴らしい科学者ですね！ちなみに思春期になると、多くの男女が自分の体に興味を持ち、自慰を始めるのは正常な行為だそうです。

手淫は幕末から使われる元祖オナニーの日本語版

日本でのオナニー史をひも解くときに、外せない言葉が手淫です。古くは幕末から使われていた言葉で、明治時代には一般市民にも浸透していました。手淫が登場する最も古い文献は、1911年発表 武者小路実篤の「お目出たき人」といわれます。「手淫もせず、女も知らずに立派に生活してゐる人を知ってゐる」というくだりが登場することから、この頃にはオナニー＝手淫という図式が出来上がっていたのでしょう。

しかしその後、オナニーにとって受難の時代が訪れます。明治時代初期には「自涜（じとく）」といった自分で自分を汚す意味の言葉が生まれ、センズリはタブーとされました。しかし大正時代以降に一部の学者や作家の活躍のおかげで、手淫は体に無害であり自然な営みであるとの認識が広まったのです。

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一歩進んだ中級者向けオナニー法です。正常位で行う疑似セックスに近いシコり方を解説します。

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【クイズ】センズリ（オナニー）に関する豆知識クイズ5問

ここまで記事を読んでくれたあなたは、かなりセンズリに対する知識を得ているでしょう。しかし外に目を向けると、まだまだ未知なるセンズリの世界が広がっています。そこで知られざるセンズリクイズで、知識の総仕上げをしましょう！


①世界で最もセンズリ開始年齢が早いのはどこの国？
A.アメリカ
B.中国
C.イギリス
D.日本

 

答え：

 D.日本

②オナニーのオリンピック「マスターベータソン」で耐久時間世界記録保持者の出身国は？
A.フィンランド
B.アメリカ
C.インド
D.日本

 

答え：

 .D.日本

③センズリの時間が最も短いのはどの世代？
A.10代
B.30代
C.50代
D.70代

 

答え：

 .D.70代

④センズリのオカズで最も多いのはどれ？
A.漫画
B.動画
C.妄想
D.オカズは不要

 

答え：

 .B.動画

⑤センズリで最も使用される（オカズにされる）芸能人は？
A.宇垣美里
B.吉岡里帆
C.池田エライザ
D.壇蜜

 

答え：

 .D.壇蜜

①の解説：日本は世界一のセンズリ早熟国

オナホで有名なTENGAが行った調査によると、日本人1,000人中センズリをすると回答したのは766人。その中でセンズリ初体験年齢を調査した結果、平均は14.6歳となりました。これは調査対象の18か国中トップの数字で、一番遅いケニアの18.6歳に4年もの差を付けています。

国内の地域別で見てみると、もっとも早熟な地域は平均13.3歳の九州。逆に、最も晩成型なのは、15.1歳の関西という結果に。
引用：KAI-YOU

地域別でみると九州が最も早熟と言う結果になりました。関西や関東などの主要都市がある地域より、地方エリアの方がオナニー開始年齢が早い傾向があるようです。遊ぶ場所の少ない地方は、エロ動画を見てシコるしか楽しみがないのかもしれませんね！

②の解説：耐久時間・絶頂回数世界記録保持者は日本人

オナニーの世界選手権があること自体に驚いた人も多いと思いますが、毎年アメリカで行われる大会です。2009年大会ではTENGAの商品開発担当取締役である佐藤雅信氏が、9時間58分という驚異的な記録をたたき出し見事優勝。前年の9時間33分を塗り替えて、二連覇を果たしました。

本当は8時間経過前に優勝が決まったんですが、記録更新を目指しました。会場からワールドレコード更新のアナウンスが聞こえ、最後はプレッシャーで萎えちゃいましたね
引用：リアルライブ

侍魂を感じさせる類まれなる精神力で、世界記録を打ち立てた佐藤さん。自慰に目覚めたのは5歳という超早熟です。そしてもう一人の世界記録保持者のエリザベス宮地氏は、2008年大会において7時間で28回射精して優勝。日本男性の性欲、は世界にまだまだ通用するようですね。

③の解説：年齢が上がるにつれて射精しやすくなる

TENGA2018年の「自慰に費やす時間」の調査では、年齢が上がるにつれて射精までの時間が短くなる事実が判明しました。何となく性欲の強い10代の方が即射精するようなイメージだったので、驚いた人も多いでしょう。

全世代で女性は１回のオナニー当たりで１３分ほどですが、男性は１６分ほど。１８～３４才までの平均時間は１９分なのに、５４才までで１５分、７４才までで１１分と老いると平均時間が下がっていきます！
引用：HIME City

1回のセンズリが16分というのは、30代の筆者からすると納得の数字ですが、年代が上がるにつれ短くなるのは意外でした。年を取るごとに自分の快感ポイントが分かるようになるし、とりあえず射精できればいいと考えるのかもしれませんね！

④の解説：約3割の男性がエロ動画をオカズにシコる

オナニーに欠かせないもの、それはオカズです。中にはオカズなどいらぬ！という強者もいますが、たいていの男性は何かしらのエロいアイテムを使います。今は無料でエロ動画を視聴できる素晴らしい時代。予想通りエロ動画でシコる男性がトップという結果になりました。王道のAV動画だけでなく、素人や盗撮、無修正など気分によって選べるのは最高です。

やっぱり定番のエロ動画ですよねｗｗｗ 最近は素人さんのレベルが上がってきて 嬉しい限りです。このまま不況で もっと可愛い、美人な女の子が出演しないかな～ なんて思ったりしてｗｗｗ
引用：オナホ動画,com

確かに素人出演のエロ動画でも十分に抜けますよね。Pornhu〇.comやXVIDE〇S.COMなど無修正サイトも充実しています。しかし中には怪しいサイトや詐欺サイトなどもあるので、できればFANZAなど著作権のしっかりしたサイトを利用しましょう！

⑤の解説：オカズ率トップの芸能人は壇蜜

TENGAの調査で明らかになったオカズにされる芸能人は、事務所に名前を公表していいですか？と打診してOKが出た人だけを公開しています。おそらくもう少し若い世代の芸能人もランクインしたと思いますが、事務所的に公表NGだったのでしょう。壇蜜は映画でSMや濡れ場などの経験があり、自他ともに認めるセックスシンボル。彼女の芸能活動そのものが、オカズ前提といっても過言ではないでしょう。

日本の男女が最も“オカズ”として想像する有名人は、福山雅治（４９）と壇蜜（３７）であることが分かった。
引用：エキサイトニュース

ちなみに女性のオカズNO.1は福山雅治さん。どちらも既婚者なのが興味深いですね……。やはり人妻・人の旦那に性的魅力を感じる人が多いのでしょうか。世界に目を向けるとアメリカでは歌手のビヨンセさんと、キム・ガーダシアンさんが上位ランキングしています。どちらもムッチムチのグラマラスな体が特徴です。

まとめ：センズリは「千回こする」が語源！年配の男性が使いがち

何となく聞いたことはあるけど、イマイチ意味が分からなかった言葉「センズリ」。今回は由来や類義語など歴史をひも解く形で、センズリのすべてを紹介してきました。センズリの情報をまとめると以下のようになります。

・センズリは江戸時代に流行ったスラング
・語源は千回こすると射精するといった意味合い
・オナニーをセンズリという世代は50代以降
・日本人はセンズリに対して早熟
・日本人はセンズリ世界大会で世界記録を持つ

大昔から行われているセンズリですが、長い間タブーとされてきた歴史があります。しかし現代はオナホやエロ動画など、誰もが自由にオナニーを楽しめるようになりました。あなたもセンズリの歴史や知識を知って、最高に気持ち良い方法を探ってみてくださいね！以上、panpan（パンパン）編集部からのお届けでした。

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