性の神秘、オルガスムについて徹底的に調べてみた

性の神秘、オルガスムについて徹底的に調べてみた

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MIYABI 編集チーム
陰キャだった学生時代を経て、新卒でなぜか証券会社に就職。営業ノルマが厳しい中で、少しでもコミュ力を鍛えなきゃと思って始めたのがナンパ。それがドハマリして以来、出会いやセックスを追求するようになりました。国内の主要なナンパスポットや、アプリ、オンゲでの出会いを網羅。今は本職のディレクターとして、みなさんにガチで使える情報を提供をしていきます。
性の神秘と言われるオルガスム。女性の身体がビクビクとふるえ、「イク、イクーッ」と声をあげて絶頂に達してしまう様子は、エロ動画やセックスで一度は見聞きしたことがあるかもしれません。今回はこのオルガスムについて、徹底的に調べてまとめてみました!セックスでのコツも書いていますので、男性諸君は参考にどうぞ!


オルガスムとは


オルガスムとは

そもそも、オルガスムとは一体なんのことでしょうか?「身体がビクビクしてイッてしまうこと」というのは確かなのですが、もうすこし根本的な話からすすめていきましょう。ちょっと難しい話になりますから「さっさとセックスのコツを教えろよ!」という男性は、飛ばしていってくださいね。

まず、オルガスムは英字で「Orgasm」と書かれ、カタカナだとオーガズムやオルガスムスとも書かれます。一言でいえば、性的絶頂に達するということですね。「イク」というアレです。

累積的な性的緊張からの突然の解放のことであり、骨盤まわりの筋肉のリズミカルな痙攣を伴い、強い快感を生んだ後に弛緩状態に至るもののことであり、また一面では、喜びを感じ、ゆだねるという心理的な経験であり、その時、心はもっぱら自分の個人的な体験だけに向けられているものである。
引用:Yahoo知恵袋


「セックスやオナニーなどで刺激されつづけることで、たまりつづけた性的興奮が限界に達してしまい、ビクビクと解放された状態」がオルガスムだと考えていいでしょう。さらには「気持ちいいっ!」と感じて、快感に酔いしれるというような、心の幸せのような面もあるということですね。体と心が気持ちよさを一緒に感じて、はじめてオルガスムが起こると言ってよさそうです。

では、オルガスムを引き起こすにはどうしたらいいんでしょうか?男性の場合は、シコシコしてあげればオッケーですが!女性の場合は、ただ単に性器を刺激しただけでは上手くいかない場面のほうが多いのです。

その理由が「心」の話。最初にムードをととのえてセックスに打ち込める環境をつくり、時間をかけて愛撫をじっくりとして、効果的な場所を刺激しつづけて初めてイクことができるんですね。比較的だれでもイケる男性と違って、女性にとっては「心のセックス」もとっても重要なのです。愛されているという感覚を、セックスで教えてあげることが大切です。

そこでここからは「女性がオルガスムを感じるコツ」を5つピックアップしてご紹介します。セックスでうまくイカせられない男性は参考にしてみてください。


女性がオルガスムを感じるコツ1:リラックスしてもらう


女性がオルガスムを感じるコツ1:リラックスしてもらう

「この人と、今夜ヤるかもしれない」と女の子が感じていたとしても、警戒心がでてくる環境では、なかなかセックスに打ち込めません。カーセックスなどは男のあこがれかもしれませんが、間違いなくまわりを気にしてしまいますのでNGでしょう。

そこで、リラックスさせて気持ちをのらせていくことが大切です。セックス前にじゃれる感じでマッサージしてみたり、ほろ酔い程度に一緒にお酒を飲んでみたり(飲みすぎ&飲ませすぎないように!)するといいでしょう。部屋の照明を暗くすることも効果的です。

2人しかいないプライベートな空間で、女性の体をソフトタッチしたり、キスを重ねたりして「これから愛を確かめる」というムードをしっかりと作ってあげること。これで、オルガスムへの準備完了です。


女性がオルガスムを感じるコツ2:前戯はあせらず時間をかけて


次に、挿入前の前戯は、あせらずじっくりと行ってください。女性にとって大切なのは「気持ちのセックス」なので、じわじわと快感を高めていくことが大切です。あまりあわててやってしまうと「さっさと挿入したいだけなのね」と体も心も感じてしまって、冷めてしまいます。

具体的には、20分ぐらいは前戯にかけるといいでしょう。早くいれたくなる気持ちはわかりますが、求められない限りはジラしつつやってみましょう。


女性がオルガスムを感じるコツ3:前戯の手順を間違えない


いきなり女性のアソコを触ったりすることなく、上半身から下半身にかけて、順番を守って刺激していきましょう。「じわじわ快感を高めていく」方法ですね。例えば、こんな順番でやってみるといいでしょう。

1、耳元やほおへのキス
2、乳房や乳首をやさしく刺激(吸うときは軽く)
3、ふくらはぎの横から太ももをソフトタッチ
4、陰部周辺をソフトタッチ
5、陰唇(ビラビラ)をゆっくりと触る
6、女性器の入り口をさする


ゆっくり触りつつ、たまに舐めたり、同時に刺激したりしてみてもいいでしょう。

もし上半身を舐める場合は軽く濡らす程度にして、あまりベロベロなめないようにしてください。口やヨダレは誰でも少しはクサいですから、ニオイが気になってしまうんですね。下半身、とくに陰部周辺は、もう少し舐めてしまっても大丈夫です。

注意しておきたいのは、あくまで優しくさわってあげることです。AVの影響なのかはわかりませんが、乳房をガシガシとつかんだり、手マンをドリルのように動かすことが正解だと思っている男性も多いと思います。しかし、女性の身体は思ったよりもずっと痛みに弱いので、ソフトに触ってあげたほうが逆に感じやすいです。


女性がオルガスムを感じるコツ4:クリイキはやさしく素早くしよう


クリトリスでオルガスムを感じること、いわゆるクリイキにはポイントがあります。

・やさしく刺激してあげること
・下から上にさするように動かすこと
・やさしく素早く動かすこと


この3つを守って、指にバネが埋め込まれたかのように動かしてみてください。太ももがビクビクガクガクしてきたら、もうすぐイクよという合図です。

多くの女性の場合、クリトリスへの刺激のみでオルガスムに達することができるます。「クリイキ」と呼ばれ、中でイカせる方法にくらべてイキやすいことも特徴です。まずはクリイキを目指してみるといいかもしれません。


女性がオルガスムを感じるコツ5:Gスポットを押すように刺激しよう


手マンでオルガスムを狙う場合は、Gスポットを指圧のように刺激しつづけます。



※Gスポットの場所と刺激の仕方
女性器の中に、中指の腹を上に向けて、第2関節あたりまで挿入してください。そして、指をクイッと軽く曲げたあたりがGスポットです(女性によって多少個人差はありますが、大体のエリアで覚えてください)。指の腹でGスポットを押すように、中指をけいれんさせるようにして、何度も刺激していくといいでしょう。あまり感じないようであれば、左手を使って、クリトリスも同時に刺激してあげてください。


女性がオルガスムを感じるコツ6:挿入はポルチオオルガスムを狙う


挿入で中イキさせる場合は、ポルチオオルガスムを狙いましょう。ポルチオとは子宮の入り口のことで、ここを刺激しつづけると他の場所では得られないような快感が女性の全身をめぐります。

ポルチオで感じてもらうためには、女性器の深くまでアソコを入れて、ひたすら突きつづけること。これしかないわけなんですが、女性を開発しないとイってもらえない場合がほとんどなので、何度もセックスして身体で覚えさせていく必要があります。

膣の中で「奥まで当たってる」感覚を感じとるためには、男性器の硬さもとても大切です。ちなみに、長さはそんなに関係ありません。女性の膣は約10センチほどと言われますので、多くの男性は大丈夫でしょう。ポルチオ開発の初期の段階では痛がることもあると思いますから、まずはゆっくりと押し当ててあげることから始めてください。痛くなさそうになってきたら、ピストン運動に入りましょう。

ここまでの5つのコツを使ってみても、女性が気持ちよくなさそうな場合は「オルガスム障害」が疑われます。いわゆる不感症とも呼ばれるものですが、これについて見ていきましょう。


オルガスム障害とは


オルガスム障害とはオーガズム不全とも呼ばれます。女性が性的刺激をあたえられ、たしかに興奮しているのに、絶頂に至らないという障害です。どれだけ感じさせられても、太ももがビクビクガクガクするような「イク」状態にならないということですね。

しかし、病気として判断されるためには、女性本人がオルガスム障害について悩んでいることが目安となります。「なぜ、感じないんだろう」「なぜイクことができないんだろう」と本人が悩んでいる場合のみ、オルガスム障害だと診断されます。イカなくてもセックスに満足しているときは、障害だとは診断されません


オルガスム障害の原因


女性のオルガスム障害の原因は、男性側の性的無知や、心理的なものが挙げられるようです。

性的無知とは、たとえばこんなことです。
・セックス前にムード作りをしない
・どれだけ強く触れば痛いかがわからない
・ほとんど前戯をせずに挿入してしまう
・女性の興奮が半端のままイってしまう


男性のほうで「感じさせ方」がわからないために、女性がイケないことが続き、次第にセックスに不安を抱くということです。

心理的な原因とは、たとえばこんなことです。
・情緒不安定
・男性恐怖症
・セックス恐怖症
・疲労
・パートナー間の仲が良くない


これらによって強いストレスを受けていると、感じるどころではないようです。「セックスしてる場合じゃないぞ!」と、女性の身体が感じてしまっているのかもしれません。


オルガスム障害の治療法


治療法としては、まずは性について知ることが大切です。

「どのようにしたら快感が高まるのか」ということを身体で覚えていくためには、女性器の機能について勉強したり、セックスしながら「ここはどう?痛い?」「こうしたら気持ちいい?」と喋りかけて聞いていくこともいいでしょう。バイブやローターなどの大人のおもちゃを使ってみるのもいいと思います。

心理的要因については、ケースバイケースで対処していくことが大切です。認知療法や催眠療法といった、心理療法が有効なようです。こちらはカウンセリングの世界の話ですね。


オルガスムについてより詳しく学ぶ


オルガスムには、まだまだ深い世界がたくさんあります。たとえば、タントラにまつわる話。ヒンドゥー教では「タントラ・セックス」と呼ばれる、セックスを通じて悟りを開こうという世界があります。身体のいたるところにあるチャクラ(ツボのようなもの)を刺激しあい、リラックスしながら、さまざまな刺激や体位をじっくりと繰り返していくそうです。

かなり長い時間をかけてパートナーと1つになっていくので、オルガスムに達した時の快感は、普通のセックスの比ではありません。なんども快感の波が襲ってきて、8時間連続でオルガスムが続くとか…。すごいことですよね。

他に、ドライオーガズムという世界もあります。これは、男性が射精なしに絶頂に達してしまうことです。前立腺という、快感のもとのようなところがありますが、ここを刺激しつづけることによってイッてしまうんですね。ドライオーガズムの射精のイキ方の違いは、より快感が強いことと、何度もイケることです。女性のオルガスムと似ているといっていいでしょう。エネマグラ(アネロス)というアダルトグッズを使えば、前立腺オルガスムを比較的簡単に開発していけます。

このように、オルガスムには深い世界が広がっていますが、まだまだ曖昧な部分もあるそうで、科学的にも研究が続けられています。


オルガスムをもっと知ろう!書籍のご紹介


ここからはオルガスムを科学的・医学的に知るための書籍をご紹介します。

「どんな要素が作用して、どういった原因で起こっているのか?」ということが気になる人にオススメなのが「オルガスムの科学――性的快楽と身体・脳の神秘と謎 」という書籍です。




「イクッ!」と感じた時に、身体や脳ではどんな作用が働いているのかを、性科学や神経内分泌学の学者が371ページにわたり語っています。

あくまで科学書としての体裁を保ち、神経学や内分泌学などを駆使して、しっかり実験した上で書かれている本です。いかにも難しそうな内容ですが、面白い内容もあります。

雑学として参考になったものの中の一つを紹介すると「セロトニンが出すぎると遅漏や性欲減退につながる」という内容だ。一部の書籍では「セロトニン健康法」というようなものが出回っているが、セロトニン脳になると「うつ」にならない代わりに性機能を害することにもなるらしい。
引用:オルガスムの科学――性的快楽と身体・脳の神秘と謎レビュー


セロトニンは、心を安定させてくれる脳内物質です。攻撃的になったり、逆に不安になったりといった心の激しい動きを落ち着かせるのが、セロトニンの働きですね。ドーパミンやノルアドレナリンとならんで、三大神経伝達物質と呼ばれています。

この心を落ち着かせる働きが行きすぎると、今度は性機能障害になるというわけですね。セロトニンという物質はわりと有名なので、聞いたことがある人にはとっつきやすいかもしれません。


さて、ここまでオルガスムについてまとめてみましたが、いかがだったでしょうか。本格的に女性をイカせたいあなたは、とことん調べ尽くしてみるのもいいかもしれませんよ。

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