切ない物語だけど絶対に見るべき！おすすめ映画ランキング12選

男性にオススメな切ない映画8：ゴッドファーザー PART II（原題：The Godfather Part II
）

言わずと知れた不朽の名作。ゴッドファーザー2。マイケルのストーリーは、前作からの続きを展開し、併せてヴィトーの若い頃からのストーリーも展開していく。父ヴィトーが築き上げたコルレオーネ一族の歴史と、息子マイケルが継承したコルレオーネファミリーのその後を描いています。時系列が混乱しやすいのですが、それぞれの持つ思いや切なさが見れば見るほど考えさせられる。シリーズの中でも重要な内容となっています。

家族を守る事、そしてファミリーを守ることの重圧に追い込まれていくマイケルの様子や、ファミリーを守るために誰かを犠牲にしていくなど、背負ったものの大きさに苦悩する男の姿が切なさを感じます。事は違えど、何か男性にとっては共感できるものがあるのではないでしょうか。守るべきものの為には、非情にも鬼にもなれる、そんな男の生き様を観るのも時にはいいのではないでしょうか。

■国：アメリカ

■作品公開時期：1974年

■監督：フランシス・フォード・コッポラ

■主演：アル・パチーノ

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男性にオススメな切ない映画9：風立ちぬ

ジブリ作品の中でも、大人の内容として楽しめる作品のひとつ。飛行機に夢を馳せる少年と、病弱な少女との出逢いや恋を描いた作品。古き良き日本の映像と、関東大震災や第二次世界大戦など日本の歴史上の混乱期を背景にしながらも、主人公達のストーリーを中心にジブリらしい、爽やかな雰囲気で進んでいきます。淡々とストーリーは進んでいくのですが、主人公の妻の病気が重くなっていき、切なさが増していきます。飛行機の虜になり、夢を追いかけながらも、重い病気を抱えた一人の女性を愛し続ける姿は感動するでしょう。

■国：日本

■作品公開時期：2013年

■監督：宮﨑駿

■主演：庵野秀明

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男性にオススメな切ない映画10：スウィート　ヒアアフター（原題：The Sweet Hereafter）

カナダの田舎街を舞台にしたスクールバスの転落事故を軸に、その真相を暴こうとする弁護士が、生き残った少女、そして街の人々と関わっていくことで、色々な事が明らかになていくストーリー。ただ、正義は何かというような展開ではなく、もっと複雑で小さい街ならではのコミュニティが持つ面々が浮かび上がっていき、悲しみと正義との葛藤の中で進んでいく。

それぞれが持つ悲しみや複雑な心境の中で、考えさせられる事が多くあります。実際にこのような状況にあった人ばかりではないでしょうが、数日のテレビの報道で忘れ去ってしまうことが多い事故などは、当事者にとっては生涯続く悲しみと切なさ、それでも残された人々が懸命に生きていくという過酷な課題はどのようなものなのかを、考えさせられる、深い映画ではないでしょうか。

■国：カナダ

■作品公開時期：1997年

■監督：アトム・エゴヤン

■主演：イアン・ホルム

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男性にオススメな切ない映画11：サヨナライツカ

中山美穂さん主演の、タイを舞台にした切ないラブストーリー。変わらない美しさで、自由奔放に愛に生きた女性を演じています。どちらかというと、女性サイドから評価を受ける作品ではありますが、ぜひ男性に観て欲しいと思う切ない物語なのです。買い物をするかのように、男を取っ替え引っ替えしながら奔放に生きてきた女性が、いつの間にか本気で人を愛してしまう。しかし、彼との情事にのめり込んでいけばいくほど、結果は苦しいものに。

彼には、婚約者がいて、いずれは日本に帰国してしまう。叶わぬ恋なのです。そして、25年の月日が経ち二人は再会する。その時、彼も本当の気持ちに気づいていたという、なんとも切ないラブストーリー。男性は、会社や家など自分を守るものを優先した。奥さんの事も愛してはいたのだろうけど、本来の気持ちというのは、押し隠すようにしていたのかもしれません。

愛されることを幸せと生きてきた彼女が、本当の幸せは愛することにあったと気づく。叶わない恋だとしても、その気持ちに正直に生きた彼女の生涯は満たされていたのではないでしょうか。結果や形にこだわるばかりが幸せではないと考えさせられる映画です。ぜひ男性に、この切ない女性の恋心を学んで欲しいと思います。

■国：韓国

■作品公開時期：2010年

■監督：イ・ジェハン

■主演：中山美穂

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男性にオススメな切ない映画12：マイ・ガール（原題：My Girl）

幼く切ないラブストーリーといえば、このマイガール。まだ使のように可愛らしいマコーレー・カルキンが出演した大ヒット作。父子家庭で育った11歳の少女が、幼なじみの少年と出逢い友情のような淡い恋心を抱いていくストーリー。ちょっと大人びた感じがとっても可愛い少女を演じたのは、アンナ・クラムスキー。

父親に恋人が出来、嫌悪感を抱く。邪魔をしてやろうと、マコーレー・カルキンと一緒に様々な妨害を図ろうとしたり、悩みを相談したりと、二人はいつの間にか大親友のような存在に。そして、彼女は先生に恋心を抱いていた。そんなませた彼女ですが、やはり先生なのでそんな簡単にはいきません。ある日、マコーレー・カルキンが、もし先生と上手くいかなかったら、僕を恋人候補にしてくれるかなと言います。ここがとっても可愛く印象的。

その後、彼らには思いもよらない展開が待ち受けていたとは、なんとも切ない物語なのです。とても純粋に人を大切に思う気持ちを子供を通して、そして日常を通して描いたストーリーは、今でもファンが絶えない名作です。大切な人は誰なのか、少し立ち止まって考えてみるのもいいかもしれませんね。

■国：アメリカ

■作品公開時期：1991年

■監督：ハワード・ジーフ

■主演：マコーレー・カルキン

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如何でしたでしょうか。テーマ性は色々でも、時に切ない映画は新たな気持ちになれるので、ぜひじっくりと観てみる事をオススメします。

以上、panpan（パンパン）編集部からのお届けでした。