災害の二次被害…震災レイプについて調査してみた(東日本大震災など)【動画あり】

災害の二次被害…震災レイプについて調査してみた(東日本大震災など)【動画あり】

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この記事を書いた人
テクニックで愛される
ピースフルえりこ
大人の恋愛小説や映画に刺激され、実生活でもスリルと興奮を求める女子ライター。元々は小説家志望でネタ探しも兼ねて自分でいろんな恋愛やセックスを試してましたが、その経験はpanpanのコラム記事で活かされることに。最近は妄想を膨らませる一人エッチにもはまっており、女性向けラブグッズのレビュー記事も書いています。赤裸々な私の本音を届けます。
震災の被災者や善意を持ったボランティアを狙う震災後のレイプは、残念ながら実際に起きています。メディアでは多く報道されていませんが、被害の声が上がっています。海外では、既にその事実を把握し、被害を防ぐ為の団体が動いています。今一度、日本で起きた震災レイプについて対策も含め考えてみるのは非常に大事です。


阪神・淡路大震災で起きた子供の震災レイプ被害





阪神淡路大震災で実際に起こった子供のレイプ被害をご紹介します。震災後、余儀なく生活していた避難所内や、がれきの中での被害など数多くのレイプ被害があったとのことです。そのターゲットは、大人の女性だけに限らず、子供たちにも及んでいたのです。

就寝後、トイレに立った男性が女児の身体を触ったり、性器に触れるなどしていったなどの例があります。

また、人がまばらな日中に、男性が子供達に下半身を露出した例、校庭で遊んでいた子供の口に男性が性器を押し込んだという例が上がっています。


阪神・淡路大震災で起きた女性(大人)の震災レイプ被害


阪神・淡路大震災で起きた女性(大人)の震災レイプ被害

次は、女性(大人)のレイプ被害です。避難所内であった事例では、赤ちゃんと一緒に添い寝していた女性が男性にいきなり襲われ、止めに入った警備員が怪我を負ったという例があります。

避難所以外では、半壊した自宅に戻った女性が、瓦礫に隠れていた男性にレイプされるという事例も報告されています。

そして、お風呂に入りたい女子学生ボランティアをワゴン車に誘い、解体所に連れて行き、複数の男性に輪姦というような弱みにつけ込んだひどいレイプ事件も発生していたのです。

被災後のストレスの中、唯一のより処の避難所等で発生したレイプ事件の数々。安心できるはずの場所で、お互い傷ついた人々同士が加害者・被害者になって起こってしまった悲しい事件です。


東日本大震災での震災レイプ未遂




未曾有の地震と、津波被害のあった東日本大震災でも、残念ながら震災後のレイプ未遂事件があったようです。避難所でレイプされそうになり、大声で叫んだため110番通報後、警察がやってきた為、レイプ未遂で終わったのですが、実はこの犯人は、それ以前にも同じ避難所の3人の女性にレイプをしていたとのこと。

しかし、被害者が助けを求めるような声を出さなかった為、レイプとの判断が出来ず、ただのセックスと捉えざるを得なかったという同じ避難所暮らしの人達の認識が悲しいですね。被害者は、レイプされたことが恥ずかしく、誰にも言えずに傷を負ったまま暮らしていくしかなかったのです。その他にも、ボランティアの女性にボランティアなんだから身体を提供しろと、襲いかかりレイプ未遂で捕まった男もいたとのこと。善意を踏みにじるような行為に、とても腹が立ちます。


不審者発生!熊本地震でも震災レイプについての注意喚起




2016年4月に起きた熊本地震。死者も48名出て、震源地近くの多くの住宅が全壊・半壊の被害をうけました。これにより自宅を失った人々は近隣地域の避難所へ避難しました。テレビでこうした人々の姿を目にした人も多いでしょう。震災から数ヶ月たった今、すっかりテレビでは報道されなくなってしまいましたが、行くあてもなく、避難所から出られない被災者は未だに多く存在しているのです。

余震も多く、未だ不安定な状況の中、熊本市長からは異例のお達しがありました。その内容は、嘘を言って自宅に侵入しようとする不審者が出ているので気をつけるように、という注意喚起でした。

なんでもこの不審者は、被災者の自宅を訪れて「水が出ているか確認するのでオートロックを開けて」と言って回っていたのだとか。幸いレイプ被害はまだ報告されていないようですが、被災者の心理につけこんだ卑劣な行いが行われようとしていたことは間違いありません。


震災レイプは新聞で記事になったことがある?世間の反応は…





実際に震災を経験していない地域の人の間では、この震災レイプが多発しているという事実はほとんど報道されていない、新聞で記事にもなってないのは確かです。そして、避難所生活をしている人達の中でも特に女性は一人で出歩かないなどの注意喚起はありましたが、レイプ等に関する注意や警察等からの発表などはほとんどなかったのです。震災後でナーバスになっている時に、恐怖をあおるのは避けるべきだという考えがあったそうですが、果たしてその対応は正しかったのでしょうか。

未だに、世間ではこれらの情報はデマだという噂や在日の人達がやった事というような内容の話が出ています。しかし、実際に捕まった人もいるレイプ事件が、まったくのデマ・もしくは外国人のせいだ、ということにして片付けて良いものではありません。

日本は、メディアの情報だけを信じやすい所があります。東日本大震災が発生した時、原発が爆発している映像はCNN等で真っ先に流されました。その日、日本にいる人達は誰も信じませんでしたが、翌日ようやくその事実が流されましたが、対応の遅さと人々の盲目さには各国が呆れたことでしょう。

どの国も、そのような所はありますが、このように事実が報道されおらず、報道されるまで信じないというのは極めて危険な思考になりかねない状況です。世間で、震災レイプがどれだけ話し合われたでしょうか。違う国の事件ではなく、同じ日本での事件であるということ、次は自分にも危険が及ぶ可能性があるということをもっと考えておいたほうが良いのではないのでしょうか。





なぜ震災時にレイプ・暴行事件が多発するのか


レイプ・婦女暴行は犯罪です。震災時以外にも各地で発生しています。しかし、震災時にはその発生件数は増大します。一体なぜでしょうか。


①ストレスや自暴自棄になる人が多くなるため





まず、第一に震災時にはそれまでの平穏無事な日常が一時的に失われるということに理由があります。人間は大きな災害にあって日常が失われた時、大きなストレスに苛まれます

中には理性を保つことができずタガが外れ、「もうどうなっても良い」と自暴自棄になる人もいるでしょう。そのような精神的な不安から、通常の日常生活を送っていた時には考えもつかなかったような犯罪に手を染めてしまう人は少なからずいるのです。

それは見ず知らずの他人ばかりではありません。震災後に身内である夫や恋人関係にある彼氏から暴力被害を受けることが多くなったという報告もあがっており、震災で受けるストレスの度合いが凄まじいことを物語っています。


②治安の悪化によって


さらに、震災後の治安の悪化がそれに拍車をかけます。電気・水・ガス・食料などのライフラインが絶たれた時、人間は自分の力のみで生きなければならなくなり、他人から物品を奪うなどの犯罪行為に対しての罪悪感が薄れます。

災害の混乱で警察などの法治も行き渡らなくなり、治安は確実に悪くなっていきます。震災後48時間は自衛隊や消防、警察が総出となって人命救助に力を注ぎます。そうなると、そのほかの取り締まりや治安の確保が手薄となるのです。

そういうことを事前に知っている輩は、空き巣や事務所に入り金品を奪う犯罪を行います。徐々にそれがエスカレートしていき性犯罪を平気で行うようになってしまうのです。そのような荒んだ環境が生まれれば、さらにレイプや暴行が当然のように起きやすくなります。


③防災が進んでいないと物理的・心理的にも犯罪が増える傾向に


震災で街路灯が消え、復旧の目処も立たず電気などが不十分で辺りが暗い状態が続いていると、物理的・心理的な面からレイプなどの犯罪が起こりやすくなるのです。暗い夜道は痴漢や強姦をするには最高のシチュエーションになってしまいますし、地震でつぶれた廃墟などでは周囲に人がいないということが、犯罪を引き寄せる大きな要因となります。

過去に起こったどのような戦争であれ、戦時下にレイプや暴行事件が起こらなかった例はありません。もちろん、これらも震災時にレイプや暴行が頻発するのと同じ理由で発生したものであり、悪化した治安の中で加害者・被害者が生みだされてしまう悲しい事例です。


震災レイプに関する動画





震災レイプについては、テレビではほとんど話題になりません。世間でも、この問題に関心はあるものの、なかなか口に出すのは難しい事件であるということもあって、いまだ正面から向き合って検証するという動きは出ていないようです。しかし、youtubeなどの動画サイトにはこのような震災レイプに関する動画もいくつかアップされています。

2016年4月にに発生した熊本地震のように、今後も震災はいつどこで発生するかはわかりません。こうした現象に真正面から向き合わない限り、災害が発生するたびにこの問題が浮上してくるはずです。私たちは、たとえテレビが報道しなくとも、これらの問題に対する追求・言及を避けてはいけないのです。


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被災者が震災レイプに合わないようにするためには?
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