戸籍は？セックスは可能？性転換したニューハーフについて

最近はテレビでも見ない日はないニューハーフ。昔は「おかま」とも呼ばれていましたよね。彼女（彼？）達がどのような戸籍で、結婚などは可能なのか知っていますか？今回は性転換したニューハーフの戸籍やセックス、結婚についてご紹介します！

ニューハーフの性転換①：方法

ニューハーフというのは、中身は男性なのに女性の格好をしている人達の総称です。つまり、一口にニューハーフと言っても、女装が趣味なだけ人もいますし、心も女性である人もいるということです。そんなニューハーフが女性に性転換をしたいと考えた場合は、外科手術を行うことになります。

外科手術にはいくつか段階があり、陰茎だけを切る人、陰茎の亀頭で女性のクリトリスを作る人、陰茎を使って膣を作る人がいるようですが、殆どの人がクリトリスや膣まで作るようです。

ニューハーフの性転換②：戸籍

日本では、男性として生まれた人が戸籍を女性に変えようと思うと、幾つかの条件をクリアしないといけません。まずは２人以上の医者から性同一性障害だと診断されること、そして申請するときに２０歳以上で結婚しておらず、未成年の子供がいないこと、性器の手術を終えていることです。それらが揃えば、役所に申請を行うことで女性として認められ、男性と結婚することも可能となります。

ニューハーフの性転換③：性器・セックス

ニューハーフが性器の手術を終えていれば、セックスをすることは可能です。前述した通り、女性器を作るには、陰茎の亀頭をクリトリスに使い、その他陰茎の皮膚を膣として使います。感度も人にもよりますが、女性並みに有るようです。ただ、マイナートラブルはいろいろ有り、感度が良すぎたり、膣（元・陰茎）の中に毛が生えたり、排尿がうまくいかず再手術が必要だったりすることがあるようです。あなたが女性とセックスした時、膣の中に毛が生えている人がいたら、それは性転換したニューハーフの人かもしれませんよ！

ニューハーフの性転換④：結婚

性器の手術を終えれば、好きな男性と女性として人生を送りたいのがニューハーフの願いですよね。前述した、戸籍を女性に変更が出来れば、好きな男性と結婚することが可能です。しかし、戸籍が女性として認められるには２人の医師に性同一性障害だと認められなければならず、これが高いハードルになっているのが現実です。昨今LBGTの人に対する様々な法律が制定されつつありますが、まだまだ、現実は厳しいですね。

そのため、戸籍の変更が叶わないニューハーフのカップルは、それでも家族になるという願いを叶えるために、養子縁組をする事が多いようです。養子縁組をすれば、法律的に家族だと認められ、遺産相続の権利も生まれます。

いかがでしたでしょうか。ニューハーフにも女装を楽しむだけの女装家や、心まで女性という人、見た目だけ女性だという人など色々種類があり、それぞれの立場で色々な苦労をしているんです。法律的な難しい問題もあるのでしょうが、彼女たちにとってもっと生きやすい世の中になるといいですね。以上、panpan（パンパン）編集部からのお届けでした。

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