セックスする前に知っておくべき、避妊方法を総まとめ

セックスする前に知っておくべき、避妊方法を総まとめ

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MIYABI 編集チーム
陰キャだった学生時代を経て、新卒でなぜか証券会社に就職。営業ノルマが厳しい中で、少しでもコミュ力を鍛えなきゃと思って始めたのがナンパ。それがドハマリして以来、出会いやセックスを追求するようになりました。国内の主要なナンパスポットや、アプリ、オンゲでの出会いを網羅。今は本職のディレクターとして、みなさんにガチで使える情報を提供をしていきます。
セックスには、相手の女性が妊娠してしまうかもしれないというリスクが必ずあります。正しく避妊する方法をしっかり覚えてリスクを回避するというのは男性として必須のマナーと言えるでしょう。そこで今回は「セックス前に知っておくべき避妊方法の総まとめ」と題して、いろいろな方法をご紹介していきます。


避妊の方法と種類①:確実性を求めて飲まれる「ピル」


避妊の方法と種類①:確実性を求めて飲まれる「ピル」

避妊をするためによく飲まれているのが、経口避妊薬――いわゆるピルです。妊娠は、排卵が起こらなければ出来ないものです。ピルというのは、女性の体内のホルモン濃度を調節してその排卵自体を抑える働きがあります。ですから、飲んだ結果強制的に排卵がなくなるために妊娠しないのです。

そして、もし排卵したとしても着床を未然に防ぐという効果もあります。エストロゲンとプロゲステロンという2つのホルモンの働きによって排卵しない体を作り、99%の確率で妊娠しないようになると言われています。ピルそのものは女性が毎日1錠必ず飲む必要があり、費用は月に2000円程度かかります。しかも、毎日同じ時間に飲まなければいけないという決まりもあるので、女性側に負担をかけてしまう方法の1つなのです。

また、STD(性感染症)の予防にはならないため、あわせてコンドームを使用するなどの対策が必要となります。セックスは2人でするものですから、女性だけに負担をかけないように、男性としてしっかりとフォローしてあげましょう。


避妊の方法と種類②:高校生でも使っている避妊方法の「コンドーム」


避妊の方法と種類②:高校生でも使っている避妊方法の「コンドーム」

避妊の代名詞とも言えるコンドームですが、避妊確率はどれくらいかご存知でしょうか?実はコンドームは約90~95%前後だと言われています。精子が膣に入るのを物理的に防いでくれるので、正しく使えば非常に有効な手段になります。

しかし、コンドームはゴムをペニスに装着するというシンプルな方法ですから、トラブルがつきものだというのも忘れてはいけません。たとえば、つけ方を間違えてしまったり。正しくつけたものの、途中でペニスが萎んで緩くなり膣の中で抜けてしまったり。あるいは、ゴムが破れて精子が漏れ出してしまったり。そういったトラブルから妊娠してしまう――というケースも非常に多いのです。

コンドームを使用するのは、STD(性感染症)の予防に抜群の効果を発揮しますが、避妊という観点から見ると頼りないと言わざるを得ません。妊娠を避けたいのであれば、他の避妊方法(経口避妊薬のピル)などと併用するのが最も望ましいと言えるでしょう。


避妊の方法と種類③:子宮の入り口に蓋をする「ペッサリー」


「ペッサリー」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。ペッサリーとは、精子を子宮に侵入させないようにする避妊具のことです。子宮の入り口にゴム製の丸いもので蓋をする方法で、セックスの前に装着しておく必要があります。

正しい使用方法は、ペッサリー自体に殺精子剤を塗ってからつけ、セックス後8時間は外さずにいて、その後取り出すというものです。ペッサリーだけだとセックスの最中に抜け落ちてしまう可能性があるので、殺精子剤は必ず塗るようにしましょう。ちなみに、避妊の確率が約90%と高いのも特徴です。

ただし、女性の子宮口の大きさも考慮する必要があり、また、装着自体が難しい避妊具であるのがデメリットなので、医師に相談の上で正しいサイズのものを正しく装着できるようにしなければなりません。そういう意味では、女性にとって少し難しい避妊方法と言えるでしょう。


避妊の方法と種類④:認知されている割合が少ない「IUS」


IUSとは、子宮の中にプラスチックの小さな器具を入れて子宮内膜が厚くなるのを抑え、子宮入口の粘液変化も起こすことで精子の侵入を防ぐ効果が期待できる避妊方法です。器具からは「黄体ホルモン」と呼ばれるものが放出されるのですが、このホルモンは子宮内膜の増殖を抑えてくれるという優れた働きがあり、それによって着床を未然に防げるのです。

そして、一度装着すれば数年(最長5年)は避妊可能になるので、セックスのたびに妊娠の心配をしすぎなくて済むというメリットがあります。ただし、IUSには適性もあり医師による着脱も必要ですから注意が必要です。

さらに、これもまたペッサリーやピル同様、女性側に負担をかけてしまう避妊法ですから、使用する場合には男性側が積極的にフォローするのが鉄則です。婦人科で子宮内に装着してもらえるため、必要な場合は調べてあげて相談してみるのも良い手と言えるでしょう。


避妊の方法と種類⑤:リスクは高いが永続効果のある「避妊手術」


器具をつけたり、薬を飲んだりといった行為以外の避妊方法として、ずばり避妊手術というものがあります。女性の場合、卵管と呼ばれる部位を結んだり切断したりして通り道を塞ぐことで、受精自体を不可能にするというものです。

手術を受ければ一生に渡り避妊することができますが、「手術」ですから当然リスクも多くあります。外科的な手術であるがゆえの危険、STD(性感染症)自体の効果がない、そして何より一度手術をしてしまうと元に戻すことが非常に困難になるということ。つまり、「子供はいらない」と明確に思っている人や既に子供を産んで妊娠しなくていいという人など以外では、メリットよりもデメリットのほうが大きいとも言えるのです。

避妊手術は簡単なことではありません。元に戻らないリスクをしっかり考え、それでも行う意思がある場合にはしっかり相手や医師と相談する必要があるでしょう。


避妊の方法と種類⑥:おすすめできない避妊方法の「膣外射精(外出し)」


コンドームやピルなどいろいろと存在する避妊方法ですが、間違っているものも少なくありません。代表例が膣外射精、いわゆる「外出し」というものです。挿入自体は生で行い、普通にセックスをして、射精しそうになったら抜いて体外で出す――という流れなのですが、これは非常にリスクが高い方法なので決しておすすめできません。

射精する前にもペニスから分泌液が出ているのですが、その中にも精子が混じっているケースもあります。その状態でセックスをすれば、当然受精の可能性はありますよね。しかも、万が一膣内で少しでも射精をしてしまえば、それは膣内射精(中出し)とほとんど変わらない状態になります。器具などを併用していないと、それはもう鍵の開いた家のようなもの。いつ受精してもおかしくないのです。

妊娠をすれば、負担になるのは相手の女性です。誠実さに欠ける行為は決してしないよう肝に銘じて、対策やケア、フォローなどをしっかりしてあげましょう。セックスにおいては技術よりも「思いやる気持ち」が大切だというのを忘れてはいけません。軽い考えが後々大問題になってしまう可能性があるのだと認識しましょう。

いかがでしたでしょうか?避妊の方法は数あれど、それを「正しい知識」と「正しい方法」で行わなければ、効果は期待できません。セックスをする前に、正しく理解しておくことが何より重要で、それが伝わってはじめて、女性側は「誠実な人だな」と感じ、心から身を委ねてくれるでしょう。以上、panpan(パンパン)編集部からのお届けでした。

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