外だしの妊娠確率は4~18%!おすすめの避妊方法も紹介!

外だしの妊娠確率は4~18%!おすすめの避妊方法も紹介!

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MIYABI 編集チーム
陰キャだった学生時代を経て、新卒でなぜか証券会社に就職。営業ノルマが厳しい中で、少しでもコミュ力を鍛えなきゃと思って始めたのがナンパ。それがドハマリして以来、出会いやセックスを追求するようになりました。国内の主要なナンパスポットや、アプリ、オンゲでの出会いを網羅。今は本職のディレクターとして、みなさんにガチで使える情報を提供をしていきます。
「コンドームを付けなくても外出しすれば避妊できる」と思っていませんか?確かに妊娠する確率は下がりますが、100%妊娠しない訳ではありません。むしろパターンによっては、中出しと変わらない確率で妊娠することも。今回は妊娠確率の高い外出し方法や、おすすめの避妊方法を解説!パートナーの体やお互いの将来をしっかり守るために、避妊に関する正しい知識を身に付けましょう。


まずは「外だし」の間違った知識を正そう!妊娠しないはあり得ない!

コンドームの装着はお互いにとって重要ですが、付けたがらない男性が多いです。なぜなら「感度が下がるから」「付けるのが面倒」「外出しすれば妊娠しない」など、考えるためです。女性も「嫌われたくないから」と、ついついOKしがち。

しかし外出しすれば、絶対に妊娠しない訳ではありません。膣内で射精しなくても、何らかの原因で精子が漏れて、膣内に残る可能性は多いにあります。実際に「外出ししたのに妊娠した…」と、後悔する人も。

望まない妊娠は、中絶によって女性の体・赤ちゃんを傷付けてしまいます。仮に出産した場合でも、子供を迎え入れる準備が整っていないので、両親への挨拶や家計が苦しくなることも。お互いの将来を考え、一時の快楽を優先するのではなく、正しく避妊しましょう。


外だしで妊娠する確率4〜18%!妊娠してしまうパターンも解説

膣内での射精の有無に関わらず、生で挿入した時点で妊娠する可能性はあります。もちろん中出しと比べると確率は低いですが、中には20%近く妊娠するケースも。外だしで妊娠してしまうパターンを解説します。


妊娠する確率がある理由はカウパー腺液(我慢汁)

ペニスからは精液だけでなく、「カウパー腺液」も分泌されます。我慢汁とも呼ばれ、ペニスの先端から出る無色透明のヌルヌルとした液体です。カウパー腺液は膣内を濡らして、妊娠をスムーズにする役割があり、精液よりも先に分泌されます。

なおカウパー腺液にも、精子は混ざっています。もちろん精液に比べれば精子の数は少ないです。しかし膣内で精子を出していることに変わりはないので、妊娠する可能性があります。実際に「我慢汁で妊娠した…」との声も。

またカウパー腺液は挿入の初期段階で分泌される上に、射精感がないので出るタイミングを掴むのが困難です。そのためカウパー腺液を外出しで回避するのはほぼ不可能です。


射精のタイミングを間違う

「外出しするから大丈夫」と思っていても、絶対に外出しできる訳ではありません。膣内の快感を堪能しすぎるあまり、勢いあまって中出ししてしまうケースも考えられます。

特に抜くタイミングを掴めず、1回目の「ピュッ」が中で出てしまうことも。また射精直前にペニスを抜けたと思っても、実際は外出しできていないかもしれません。

ペニスを抜いたのに、膣内からはタラっと精液が垂れてくることも多いです。射精のタイミングを間違うと、量は違えど中出ししているので、妊娠の確率がグンと高まります。


1回射精した後に連続で挿入

1回射精した後、連続でセックスする方も多いと思います。しかし一度射精すると精子が尿道に残り、カウパー腺液に精子が混ざるので、妊娠の確率が高まります。

おしっこで流したとしても、完全に精子を流し切れるとは限りません。また妊娠の可能性は低いですが、精子が付着したペニスを挿入するのもNGです。

一度射精すると、膣内に精子が残る可能性が高くなります。1回目ももちろんですが、連続で挿入する時は必ずコンドームを装着しましょう。


尿道括約筋が緩くなって挿入時に精子が出ている

射精の際に重要となるのが、「尿道括約筋」です。射精感が高まるに連れて尿道括約筋が緩まり、前立腺を収縮させて一気に精液を放出します。

しかし尿道括約筋が緩んでいると、絶頂に達する前に精液が漏れ出してしまいます。また気付かないうちに射精していることも。意図せず全部中出ししてしまったり、タイミングを誤って一部を中出しし、外出しを失敗してしまいます。


外だし以外の避妊方法と妊娠確率

外出しの妊娠確率は4〜18%と比較的高いですが、他の避妊方法はどうなのでしょうか?3つの避妊方法と比較しながら、安全な避妊を紹介します。


コンドーム「妊娠確率2〜15%」

最も定番の避妊方法といえば、「コンドームの装着」です。コンドームを装着するだけで、カウパー腺液や精液が膣内で漏れるのを防ぎ、妊娠の確率をグンと抑えられます。

コンドームを装着した際の妊娠確率は、2〜15%です。意外と高いと思いがちですが、あくまでも失敗した場合です。コンドームで避妊に失敗する確率が高いケースは、下記の通りです。

・使用方法やサイズを間違えて途中で外れる
・古いゴムや状態の悪いゴムを使って破れる
・あまりにも激しく動きすぎて破れる
・袋を開ける際、爪などで傷付けて穴が開く
・一度装着したゴムを裏返して、再使用する

安全性の高いコンドームとはいえ、使用方法を間違えると、妊娠の確率が高まります。特に裏表を間違えて再装着したり、購入費を抑えるために激安の粗悪品を使用するのには注意しましょう。

一方でコンドームを正しく使えば、避妊成功率は99%以上といわれています。また近年のコンドームは非常にこだわられて開発されており、生とほぼ同じ快感を得られます。安全に楽しくセックスするために、コンドームの利用を強くおすすめします。

〇関連記事:通販で買えるおすすめコンドームランキング10選|人気商品から童貞、早漏、激安まで一挙紹介


アフターピル「妊娠確率ほぼ0%」

妊娠の確率が最も低いといわれているのが、アフターピルです。ピルを服用することで、あえて女性ホルモンのバランスを崩し、排卵を抑制させます。また子宮内に精子が入り込みにくい状態を作ります。

そのため中出ししても、ほぼ100%妊娠することはありません。ただしピルを服用すると、子宮頸がんや血栓症などといった病気を発症する可能性が高まります。

医師の判断・検査のもとで、正しくピルを服用しましょう。また多用するとよりリスクが高まるので、緊急時やパートナーとの旅行時など、ピンポイントでの服用をおすすめします。

〇関連記事:避妊薬ピルについて正しく知ろう(種類、服用方法、飲み忘れなど)


避妊パッチ「妊娠確率0.3〜10%」

日本では認可されていないので、認知度の低い避妊パッチ。虫刺されなどのパッチを腕・お腹に張ることで、ホルモンを体内に吸収し、避妊する仕組みです。お手軽な避妊方法ながら、妊娠確率は0.3〜10%以下と低いのが魅力です。

テープの効果は1週間持続するので、1週間毎に貼り替えます。また生理を誘発するために、3週間貼った後は1週間何も貼らない期間を作りましょう。なお使用するには、個人輸入が必要です。

また皮膚からホルモンを吸収するので、体内でのホルモンの分泌量が多くなってしまいます。そのため血栓症にかかりやすくなるリスクも。使用方法や使用タイミングを、よく理解した上で使用しましょう。


女性の安全日・危険日についての避妊確立

「安全日は中出ししてもOK」「危険日に中出しすると妊娠する」など、噂を耳にしたことがあると思います。そもそも安全日・危険日は、一般的に下記のように定義されています。

・安全日:排卵日が終わってから次の生理が来るまでの期間
・危険日:生理が始まってから12〜16日頃、「排卵日」とも呼ばれる

確かに危険日は最も妊娠しやすい期間で、安全日は妊娠の確率が下がります。実際に「安全日を狙って中出ししているから安心」と、考えるカップルも多いでしょう。

しかし安全日だからといって、必ずしも妊娠しないとは限りません。膣内に精子を出す限り、少なからず妊娠する可能性はあります。また安全日・危険日を正確に把握するのは困難です。

女性の月経周期は、ホルモンバランスの乱れやストレスなどの影響で乱れがちです。中には危険日がズレたり、ストレスで排卵日が早まるケースもあります。そのため安全日だと思っていた日が危険日で、「排卵中に中出ししてしまった…」というケースも。

唯一中出ししても妊娠確率が低いといわれている期間が、「生理中」です。しかし精子の生存期間は長いので、膣内で生き残り続けて排卵にかち合うことも。中出ししても100%妊娠しない日はありません。妊娠を望まない場合、安全日・危険日に限らず避妊しましょう。

〇関連記事:中だしで妊娠する確率が判明!危険日率と妊娠率で計算してみた


「外出し」以外も間違った避妊方法があった!

ここまで「外出ししても妊娠する可能性がある」と紹介しましたが、外出し以外にもNGな避妊方法があります。間違った避妊方法を2つ紹介します。


「中出しした後に洗えばOK」は間違い

外出しのタイミングを誤ったり、コンドームが途中で破れて中出しした場合でも、「少しの量ならすぐに洗えば大丈夫」と思っていませんか?間違った避妊知識なので、考えを改めましょう。

精子は長ければ1週間ほど膣内で生存するほど生命力が強いので、水に流しただけでは完全に除去できません。そもそも最短6秒と最速で膣の奥へ進んでいくので、洗い流す前に子宮へ辿り着いてしまいます。

ちなみに「炭酸水(コーラなど)を使ったら、弱アルカリ性の精子を無効にできる!」との噂もありますが、完全なデマです。水で洗い流す行為は気休めにすぎないので、正しい処置を受けましょう。


「2回目は精子が減るから中出しOK」は間違い

2連続でセックスを行う場合、「2回目は精子が減るから生でも大丈夫」と考える方もいるでしょう。確かに2回目以降は、排出される精子の量が減ります。

しかしイギリスの国立大学の研究の結果、「2回目の精子の方が運動率は高い」と発表されています。


『 これは2013年6月~2014年の4月の間に、男性不妊症で人工授精が適応とされた73組カップルの男性の精液検査で40分内に続けて2回の射精をしてもらい、精液検査で比べたものです。(看護師) 』
引用:楽天ニュース


『 結果、精子の濃度に変化はないというものでした。しかし1回目は精液量が多いが運動率は低く、2回目は精液量は少なく運動率は高いという結果だったそうです。(看護師) 』
引用:楽天ニュース


2回目以降は運動率の高い元気な精子が排出されるので、妊娠する確率が高まります。また量が減るといっても、「1〜2億の精子が3千万に減る」レベルなので、量も多いです。

2連続でセックスすること自体は問題ないですが、カウパー腺液の問題もあるので、必ず避妊具を装着しましょう。


外出しすれば妊娠しないは嘘です!責任ある行動を取ろう!

外出しで妊娠する確率や、安全日の危険性などについて紹介しました。間違った避妊法によるセックスは、妊娠する可能性を含んでいます。お互いの将来や体を守るために、避妊に関する理解を改めましょう。

最もおすすめな避妊方法は、やはり「コンドームの装着」です。装着するだけで妊娠の可能性をグンと抑えられます。最近ではコンドームも進化しており、生で挿入するのと変わらない快感を得られるでしょう。

快楽に身を委ねて望まない妊娠をしないよう、正しく避妊して、安全に楽しくセックスしてください!

以上、panpan編集部からのお届けでした。

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