避妊薬ピルについて正しく知ろう(種類、服用方法、飲み忘れなど)

避妊薬ピルについて正しく知ろう(種類、服用方法、飲み忘れなど)

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愛のあるヤリチン
時雨
小中高時代は義理チョコしかもらったことない非モテ男でしたが、大学デビューして遊び人の友達とストナンしまくるように。19歳で童貞卒業と遅咲きながら、28歳の今では遂に3桁突破!非モテだったからこそ女性に尽くしたいと努力した結果、女性を喜ばせるセックステクニックやデート交渉術には自信があります。皆さんに勇気を与えられるようなノウハウ伝授を心がけます。
避妊薬であるピルのことを知っている人は多いのではないでしょうか。これさえ飲めば女性は妊娠しないと考えている人が多いと思いますが、実は正しい知識を持っている人はあまりいません。避妊薬であるピルについての知識をまとめました。


避妊薬ピルとは


避妊薬ピルとは

現在日本で認可されており、安全で、そして確実に避妊することが出来るのはピルだといえるでしょう。基本的に正しく薬を飲むことでほぼ100%の避妊率を得ることが出来ます。コンマ数%ほどは妊娠の確率もあるとされていますが、これは正しく使用していなかったり、ピルの特性を理解していなかったりすることから起こってしまうことです。

元々ピルというのは、経口避妊薬のことであり、月経がはじまった日を1日目として、1日ピルを1錠毎日ほぼ同じ時間に服用することで、飲み始めた時から1週間たった後くらいの時期から避妊が可能です。服用開始は大抵2~3日はずらすことが出来るため、絶対に生理になりたくない日などはピルを服用することで月経を回避することが可能です。ピルは、排卵を抑えることで避妊をします。受精するための受精卵がないために、妊娠が成立するはずがないというのは当たり前ですよね。


避妊薬ピルはどうして避妊が出来るのか


避妊薬ピルはどうして避妊が出来るのか

排卵を抑えるというのがピルの効果なわけですが、いったいなぜピルは排卵を抑えることが出来るのでしょうか。それは、ピルが含んでいる成分に秘密があります。ピルには、2つの女性ホルモンを含んでいます。卵胞ホルモンと、黄体ホルモンという2つのホルモンです。

卵胞ホルモンは子宮内膜を子供を守れるように厚くしたり、精子が子宮内まで通りやすくなるようにする効果があります。黄体ホルモンは子宮内膜の発育を抑えたり、基礎体温を上げたりする働きがあります。これらのホルモンが自分の体内で分泌されることで女性は卵子を発育し、受精しなければ排卵という流れに行きつきます。

一方、ピルはこの2つのホルモンを無理やり体内に入れることで、女性の身体がもうこれ以上の2つのホルモンは必要ないと考えます。そのため、卵子の発育や排卵に必要なホルモンが分泌されることがないため、避妊することが可能です。さらに、黄体ホルモンが働くことによって子宮内膜が厚くならないために、もしも排卵してしまって、受精してしまった場合でも着床しにくく、妊娠しにくい状態に体を持って行ってくれるのです。避妊薬であるピルの効果は2重、3重でのガードがあるので一番安心できる避妊方法なのです。


避妊薬ピルの種類とは


まず、ピルというのは大まかに「一相性ピル」と、「段階型ピル」というものがあります。それぞれの違いというのは、黄体ホルモンと卵胞ホルモンの量が違うことです。「一相性ピル」は、常に黄体ホルモンと卵胞ホルモンの量が一緒で、「段階型ピル」というのは始めは黄体ホルモンが比較的少なめで、後半に入ることによって黄体ホルモンと卵胞ホルモンの量を一緒にしていくのです。

一相性ピルと段階型ピルの効果は基本的に変わりませんが、段階型ピルの方が身体の調子を見ながら服用する量を増やしていくことが出来るのに加え、ホルモンの量を必要最低限まで抑えることが出来るために比較的体に優しいといえるでしょう。ただ、段階型ピルは服用方法を間違えたり、少しでも飲むのを忘れたりしてしまうと避妊効果が薄れてしまったり、不正出血の元になってしまったりするので、お医者さんの言ったことをしっかりと守ったりすることが大切です。また、飲み忘れなどが心配な人は普通の一相性ピルを選ぶ方が無難です。


避妊薬ピルの服用方法


一相性ピルと、段階型ピルの2種類があると上記で説明しましたが、どちらのピルを選んだかに関わらず、ピルという薬は基本的に21日間薬を飲み続け、1週間体を休ませた後、また服用を開始するのが基本的なピルの飲み方です。

そのため、ピルには1つのシートに21錠が入ったピル、そして7錠の偽薬が付いた28錠のピルが存在します。28錠の場合、最後の7錠は飲んでも飲まなくても構いませんが、飲み続けることで薬を飲むという習慣を続けることが出来、飲み忘れを防止することが可能です。基本的には同じ時間に毎日飲むことがピルの服用方法と言えるでしょう。


避妊薬ピルを飲み忘れた場合


もしも、ピルを飲み忘れてしまった場合、どうすればよいのでしょうか。実は、飲み忘れた日数が丸1日未満なのか、過ぎてしまったのかによります。もしも、飲んでいないことに気づいたのが飲むべきだった時間から24時間以内だった場合は、すぐに飲みましょう。次の飲む時間までの間隔が短くなりますが、これは大丈夫です。そして、ピルを飲もうとしたときに前の日の分を飲み忘れていたと気づいた場合、2錠一気に飲めば大丈夫です。

しかし、前の日の薬も飲み忘れ、さらにその日の分の薬も飲み忘れていたことを数時間立って気づいた場合。これは避妊効果が確実ではなくなってしまいます。薬はすぐに2錠一緒に飲み、さらに飲んでから一週間は避妊効果はないものとして他の避妊方法を併用します。これは、女性もなかなか正しい方法を知らない人が多いため、もしもパートナーが間違った方法で対処していた場合は教えてあげてくださいね。また、気になる場合は医師の診察を受けるようにしましょう。


避妊薬ピルの良い副作用


ピルにはもちろん副作用が存在します。しかし、この副作用を目当てにピルを飲むという人もいるほど、良い副作用を得ることが出来るのです。例えば、病気を抑制させる効果。子宮頸がんなど、ホルモンのバランスが崩れてしまうことによって引き起こされる病気は、ピルでホルモンバランスを整えることで抑制することが可能です。

さらに、美白効果。ピルには大人ニキビを減らしたり、できにくい体にしてくれるのです。これもホルモンバランスの崩れによってニキビなどが引き起こされてしまっている場合に効果的です。避妊効果もいい副作用もあるなんて最高ですよね。


避妊薬ピルの副作用(デメリット)とは


実際、ピルは良い副作用だけを持っているわけではありません。吐き気や胃もたれ、さらには頭痛やむくみやすさ、そして体重増加など、様々な副作用を持っています。日本で現在ポピュラーになっている低用量ピルでは、ほとんど副作用はないと言われていますが、それでもやはり副作用が出やすい体質の人は存在します。

さらに、様々な条件(ヘビースモーカや年齢等)によって、ピルを飲むことで血栓症になりやすい人というのも存在します。あまりピルと喫煙を併用することは好ましくないこととされているため、パートナーが喫煙者でピルを服用している場合、出来れば禁煙を勧めましょう。

いかがでしたか?避妊薬、ピルについてまとめました。しっかりとピルについて理解してあげてくださいね。以上、panpan(パンパン)編集部からのお届けでした。

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