「昔の男の精子」が残る？！怖すぎる現象、テレゴニーの真相とは

女性の中には今までの経験人数が多いという人も少なくはないでしょう。しかしその女性の多くは「今は付き合っている彼だけ」と断言する人が多いはず。しかしちょっと待ってください！実は昔1度でも中出しされてしまったことのある人は、体内に精子が残る可能性があるんです。今回はそんなテレゴニーの真相をまとめました。

テレゴニーって何？

まずは今回のテーマでもある「テレゴニー」についてご紹介します。テレゴニーというのは、動物の雌が雄と性行為をし、その後別の雄と性行為をして生まれた子どもに、今までの雄の遺伝子が入ってしまうという説のことを言います。

元々はアリストテレスが提議し説明をしたこの説自体は19世紀ごろまでは信じられてきていましたが、証拠はありませんでした。したがって、その後は迷信のような扱いを受け、信用性が欠けた説となっていました。

オーストラリアで研究されていた！

上記で説明した通り、19世紀までは信じられていたものの、最近ではほとんど信じられていなかったテレゴニー。しかしなんとオーストラリアではこのテレゴニーの研究がなされており、最近になってこの説は信憑性が高いという研究結果が発表されたのです！

このテレゴニーの実験には、キイロショウジョウバエというハエが使用されました。その中の1匹の雌を観察していた時に、あることに気が付いたのだそうです。

しかしこのメスの交尾、および生まれてきた幼虫を観察していたところ、明らかに今回交尾したオスではなく、以前交尾したオスに近い特徴を持っていたというのだ。

引用：【衝撃】"過去の男の精子"は女性の体内に残るという研究結果が…！？ - ViRATES [バイレーツ]

以前は繁殖期ではないハエの雌が交尾をしたとしても、雄からもらった精子は体内で死亡してしまうと考えられていました。だからこそ、この発見には多くの研究員が驚いたようです。

これは人間にも起こり得るという研究結果が！

ここまではキイロショウジョウバエで研究した結果でしたので「我々人間には関係ないのではないか？」と思ってしまう人も多いと思います。しかしこのキイロショウジョウバエと同じ現象が、人間にも起こり得るというのです！

もしもこのキイロショウジョウバエと同じ現象が人間に起こるのだとしたら、それは複雑ですよね。今愛していた人との間にできた2人だけの子どもなのに、前に愛し合い中出しされた男性の遺伝も入ってしまっているのですから。もちろんしっかりと避妊をしていれば、このような現象は起きないのでご安心ください。

実は以前から言われていた説だった

しかしこのテレゴニーという説は、最初にも説明した通り昔から言われていた話でした。それこそアリストテレスが1番最初に説明をしたというのです。それほど昔から言われていた説が未だに消えていなかったというのは、何か根拠があったからなのではないかとも考えられますよね。

時代で言いますと、古代ギリシャの時代から主張され続けてきていたというのですから驚きです。19世紀ごろになってから証拠不十分という理由で信憑性に欠けてきたと言われていますが、逆に考えるとテレゴニーを否定する材料もないのです。

そう考えると今回の研究結果で、今後よりテレゴニーが本当であったという真相が見えてきそうですね。知りたいような、知りたくないようなという気分です。


いかがでしたでしょうか。中出しされてもその後妊娠の兆候がまったく無かったから、大丈夫というわけでもなさそうです。新しいパートナーとの間に生まれた子どもに、前のパートナーとの遺伝子が入ってしまうというのは、なんとも複雑な話ですね。中出しは安易な考えでしてはいけませんね。以上、panpan（パンパン）編集部からのお届けでした。

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