「処女芸人」を出版→その後の白鳥久美子の恋愛事情とは

「処女芸人」というタイトルを聞いて、皆さん様々な想像が広がると思います。このタイトルは女性お笑いコンビ・たんぽぽの白鳥久美子さんが出版した自書エッセイです。タイトルだけでとても気になる本と著者について、今回はご紹介したいと思います！

「処女芸人」を出版した、白鳥久美子ってどんな人？

自身初のエッセイ「処女芸人」の著者・白鳥久美子（しらとりくみこ）は1981年12月11日に福島県で出生しました。現在は相方の川村エミコとお笑いコンビ『たんぽぽ』を結成し、バラエティ番組を中心に活躍中です。

また芸人の他にも朝の連続テレビ小説『梅ちゃん先生』で女優デビューを果たし、さらに海外アニメの日本語版吹き替えで声優デビューもしています。

エッセイのタイトルにもなっている「処女芸人」は勿論自身のことを指しています。恋人ができることもなく、キスの経験も飲み会の罰ゲームのみ。

『30歳までに処女を捨てたい』という望みも虚しく31歳を迎えた年に本書を出版しました。芸人に女優、声優に作家とマルチな才能を大いに発揮して活躍する、大注目の女性芸人です。

「処女芸人」の気になる内容をチェック

気になる「処女芸人」の内容は、自身の幼少期から始まります。まだ現在の面影は薄く周囲も認める可愛らしい女の子だったそうです。

小学校に上がってからも自分は美少女だと思い込んでいた白鳥さんですが、実はこの頃から顎がしゃくれ始めていたようです。その現実に気付き一気に奈落の底に落とされたかと思えば、中学時代には『アゴドリル』と同級生に呼ばれてしまいます。

高校時代においては周囲の華やかさから遠ざかり『恋愛は悪だ』『男はこの世にいない』と世の中を否定して“こじらせ”まくった挙句、卒業してしまえば同級生の顔はほとんど覚えていないといいます。

卒業後はフリーターへ…そして現在に至るまでの仕事・恋愛にまつわる壮絶なエピソード。しかし本書で紹介されるそれらのエピソードには悲愴さはほとんどなく、むしろ爆笑してしまうような実話として書き綴られているのです。

ラルクファンの白鳥久美子が「処女芸人」内で語るエピソードが面白い！

周囲からの心無い評価を受け始めて徐々に“こじらせ”始めていた中学生時代に人気ロックバンドL'Arc-en-Cielのファンになります。

そんなファンになった頃に白鳥さんは何故かライブに行く際、コスプレをするものだと思っていました。そして実際にライブに行く際、アフロのかつらをかぶって参戦したのだそうです。

本当はそんなことはありませんが、白鳥さんは完全に信じ切っていたみたいですね。しかし更に凄いのは、ステージ上からメンバーの人たちが指差し見ていたということ。

ステージからでも分かるくらいよっぽど目立ってたんですね、エッセイの中ではこのような自身の趣味や好みにまつわるエピソードも多く交えてあり読み所の一つになっています。

周囲の評価は？「処女芸人」を読んだ人たちの反応や感想

出版の際には書店でのサイン会も催されるなど、そのタイトルや内容に興味を持った人たちはどのような感想を抱いたのでしょうか。

様々な書評・レビューがある中で、プラス評価としては『読むとポジティブな気持ちになれた』『面白い』など中々の好印象で評価されていました。

マイナス評価も勿論あるのですが、文章表現についての指摘や考え方などの評価が少数あるのみで、内容に対してのマイナス評価はほとんど見受けられませんでした。

そもそもレビュー自体があまり書かれていないのですが、マイナス評価は少ないので興味を持たれた方は一度手に取ってみて読むのをお勧めしたいです。

「処女芸人」出版後の白鳥久美子は未だに【処女】なのか？

「処女芸人」は白鳥さんが30歳までに捨てられなかった【処女】を表題にした実話エッセイ、それでは今現在も彼女は処女を捨てられずにいるのでしょうか？処女についての考えを出版後受けたインタビューでこう語ります。

「ーー処女は捨てたいんです。処女を失うことでキャラが変わって仕事を失うことになっても…。その快楽を知ることで、また新たなステップが生まれるかもしれないじゃないですか。私の周りの（処女）サークルの子たちは『このままで幸せ』とか言ってるんですけど、タイプの男にぐいぐい来られたら抱かれるだろうよと。欲望にまっすぐ生きることが処女道だと思うんです。処女って守るものではなく、捧げるものだと思うんですよね」
引用：R25

人それぞれ考え方は違うものですが、共感できる女性も多いのではないでしょうか。けれどこればかりはタイミング、実際テレビ番組の中で人生初の告白をしてフラれたことを報告したりもされていました。

しかしこの出版後インタビューを受けてから、2年後の2015年、ついに白鳥さんにとって運命の瞬間はやってきます。

脱・処女芸人！初彼氏はギネス記録をもつお笑いタレントのチェリー吉武

2015年3月のこと、某バラエティ番組の中で6年間思い続けている男性がいることを告白し、その流れで本人に直接電話で交際を申し込むことになりました。お相手はギネス記録を11個も持っているというお笑いタレントのチェリー吉武。

緊張しながらも自分の想いを伝えると、『ぜひお友達から』と二つ返事で快諾。これを機に2人の交際はスタートし、現在まで順調に愛を育んでいるようです。

2015年のフジテレビ『27時間テレビ』ではチャレンジ中に白鳥に起こったハプニングに駆けつけるという場面もありました。勿論スケジュールなどの都合もあるでしょうが、この件は二人の愛がプライベートだけではなく仕事においても良きパートナーであることを物語っていました。

芸人、そして一人の女として…たんぽぽ・白鳥久美子のこれから

30歳までに処女を捨てられなかったことをきっかけにして発売された「処女芸人」は彼女自身の今後にどのように影響をもたらすのでしょうか。

芸人としてブサイクであることは最大の武器です。しかしそれは一人の女性としてかなりのマイナス点となってしまいます。

ですが白鳥さんは現在までの生き方を経て芸人としての地位を確立し、また女性としての幸せも掴み取っています。

世の中を否定し『男はこの世にいない』とまで“こじらせ”ていた過去を振り返ることで、芸人として女性として素直に生きることを貫き通し、見事に成功しているのです。

たんぽぽ・白鳥久美子として芸に生き、女性・白鳥久美子は愛に生きることでこれから益々輝かしい活躍を見せてくれることでしょう。

いかがでしたか？今回は女性芸人の白鳥久美子さんが出版した「処女芸人」についてご紹介しました！気になった方は、本をチェックしてみてくださいね♪以上、panpan（パンパン）編集部からのお届けでした。

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