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10年ほど前、アメリカの心理学者グループによって行われた性習慣に対する調査の中で、「インフルエンザや風邪への抵抗力を高めるために、定期的にセックスを行うのが効果的である」といった内容が報告されたそうです。免疫力向上のカギを握るのは、定期的なセックスで分泌されるイムノグロブリンAという物質。これはのどや鼻といった粘膜内で活動する免疫物質で、この物質の量が多いほど免疫力が高くなるのです。週1-2回でセックスを行っている人はそうでない人と比較して30%もイムノグロブリンAの量が多かったとか。ただし、セックスの回数はあくまで週に1-2回であり、少なくても多くても免疫力の向上は認められないそうです。
セックスをすると緊張や興奮が高まって五感の働きがとても大きくなり、短い時間のなかで交感神経の働きが急に活発になります。しかしセックス後はその反動からか、代わりに副交感神経が高まるのです。この副交感神経というものは、脈の動きや体温・血圧を下げるなどして体をリラックスさせて安らぎをもたらすといった働きがあります。就寝前のセックスは一日の疲れから体を解放し、血圧を安定に保つことに一役買っているのです。また、男性の場合は特にセックス後、大脳の働きがとてもにぶくなり物事を考える力が弱まるのだとか。セックス後の男性の態度がひょう変するのは大脳の動きが関係しているのです。\ この記事をシェアする /