「監禁」のBL小説おすすめ15選|緊迫感溢れるストーリー展開に注目

「監禁」のBL小説おすすめ15選|緊迫感溢れるストーリー展開に注目

1,142 views

この記事を書いた人
コタロー編集チーム
エロ漫画・アニメなど、オタク趣味のディレクターとライターで構成されたチームが作品の隅々までレビュー。軽いエロからハードエロまで、シコれる作品を紹介していきます。基本的に好きな作品や、シコネタのルーティンになっているオススメばかり!コミケ参加は不可欠で新刊チェックも日々行っています。

⑧双子の獣たち


作者 中原一也
出版社 徳間書店
ジャンル 兄弟愛・3P
読みやすさ 87点
緊迫感 80点
官能的な場面の描写 82点

野性的な魅力を持つ篤志と、端正な顔立ちの悦司は双子の兄弟。正反対の性格の兄弟は、訳あって幼いころから長男の紅が育ててきました。いつまでも3人の生活を続けるわけにはいかないと思い、独立を告げた紅。しかし兄のことが大好きな2人に監禁され、禁断の関係が幕を開けます。

三人三様の生活と気持ちをじっくり追い、そこで生まれる葛藤や戸惑いをちゃんと書いてるんですよ!
強い後ろめたさや葛藤がなかったらエロスじゃない、ただヤッてるだけのポルノになっちゃいますから、ここは自分的にメチャクチャポイント高いです。
やっぱり一流どころの実力を見せつけられたな~という感じ。
引用:ちるちるレビュー


美しい双子の兄弟が血のつながった兄を監禁、背徳感を感じながら甘い性愛に溺れていく様子は萌え必須。ノンケの兄を縛りつけて愛情たっぷりにイジメる描写を、物語後半まで官能的に描き切っています。しかしそこまで兄を慕う理由や、双子の性格の違い、そしてクライマックスの展開がやや拍子抜け。素晴らしい設定にふさわしい、ドロドロした人間模様が読みたかったです。




⑨K


作者 gina
出版社 Amazon Services International, Inc.
ジャンル 高校生×拉致監禁
読みやすさ 75点
緊迫感 74点
官能的な場面の描写 86点

高校生になったばかりの螢は、誰もが振り向くほどの美少年。このまま楽しい生活が続くのだろうと思っていた矢先、知らない男3人に拉致・監禁されます。天井が高くファンの回る部屋で、螢は男たちに弄ばれいたぶられることに。知らなかった快感に目覚めていく自分に嫌悪感を抱きつつ、物語は思いもよらぬ方向へ向かいます。

読んだ時、現実に起こり得る話しだと思いました。こうやって人って簡単に居なくなって周りには気付かれず事件に巻き込まれていくのかと思いました。冒頭は読んでいて居た堪れなかったけど惹き込まれあっという間に読み終わっていました。面白かったです。
引用:Amazonレビュー


Amazon限定販売の監禁BL小説は、全く人間味を感じない登場人物に評価が分かれる作品です。何の落ち度もない少年が、男たちに暴力を振るわれレイプされる様子は痛々しくリアル。さらに誘拐犯に好意を抱き始める、ストックホルム現象に発展します。全4巻にわたり展開する闇と影の物語は、ディープな世界観が好きな人なら間違いなくハマるでしょう。




⑩監禁隷奴─その檻からは逃げられない─


作者 鐘林小娘
出版社 ◯◯
ジャンル 監禁ハードSM
読みやすさ 71点
緊迫感 86点
官能的な場面の描写 98点

大学生の唯人は夏休みの間の一カ月間、彼女と彼女の幼馴染みたちと一緒に過ごすことになります。訪れた別荘で資産家の彼らと自分を比較して、初日から早くもへこむ唯人。さらに犬猿の中である大曽根にあるゲームを提案されます。奴隷ごっこと称されたゲームのなかで凌辱され、徐々に自分を見失っていく唯人を描きます。

あらすじを読んでよくある陵辱系乱交かと思いきや、もの凄いハードSM陵辱でした…。
初っ端から流血しまくりの直腸洗浄・フィスト・異物挿入・脱肛等々満載です。
これはもっとちゃんとあらすじに書いておいて欲しかった…
引用:Amazonレビュー


監禁だけでなく暴力やハードSMの要素が強いBL監禁小説。かなりの激しさなので、レビュー欄は真っ二つに分かれている作品です。筆者的にはプレイがハードでもOKですが、もう少しストーリーに深みを持たせてほしかったと思いました。刺激的な描写が読みたい、主人公が痛い目に合っても平気な人にはおすすめです。




⑪監禁愛


作者 あすか
出版社 Amazon Services International, Inc.
ジャンル 刑事×医師
読みやすさ 72点
緊迫感 81点
官能的な場面の描写 90点

美しく同性からも欲望のまなざしで見つめられる、エリート医師の雪久。そんな彼にほれ込み仮病を使い診察へやってくる刑事の隠岐は、明るく誰からも好かれる人柄です。しかしひょんなことから隠岐の秘密を知った雪久は、監禁され無垢な体を奪われてしまいます。二重人格の攻めと、トラウマありの受けの関係を描いた作品です。

刑事×医師。攻めが変わった設定だった(表紙で察して)のとドロドロ監禁強◯から始まるラブなので結末が気になり低空飛行でも落ちることなく読了。美人受けのブレない自己否定や攻めの愛ゆえの暴挙とわかる独白がなければ危なかったな。
引用:読書メーター


エリート医師と刑事のBLというだけで萌えられる筆者ですが、読んだ後に期待しすぎたと反省しました。題名に監禁とありますが、監禁シーンはほんの少しだけ。しかし闇を抱えた2人の顛末は、良い意味で期待を裏切られました。全体的に暗い部分が少なく、サラッと読める小説ですね。




⑬ひかげの薔薇


作者 鹿住 槇
出版社 ハーパーコリンズ・ ジャパン
ジャンル 愛人監禁
読みやすさ 90点
緊迫感 74点
官能的な場面の描写 85点

愛人の子として生まれ、育ててくれた祖母にも先立たれた天涯孤独の陽。ある日、大富豪の御倉から高級ホテルへ行こうと誘われます。ノンケの陽は悩みながら誘いを断れず、ホテルで男性同士の激しい情愛を体験しました。御倉は怖くなり逃げ出そうとする陽を「君は私の所有物だ」と監禁。ゆがんだ偏愛を傾けるようになります。

受けの陽(みなみ)が愛人になるのですが、サバサバしてて、こびてなく、共感持てる部分が多く楽しかったです。攻めも、たまに、えっ!て思うおもしろいことを言うのでそこがツボでした。(私だけかも…)
愛人といってもギスギスしてなくて萌えるところもあって良かったです
引用:Amazonレビュー


ハーレクインのBLなので、激しい性描写はありません。しかし徹底的に受けを可愛がる攻めの姿にキュン。大の男が爪切りまでやってあげるなんて、萌えの要素しかないでしょう。しかしひたすら御倉が陽を愛する内容なので、起承転結を感じられないのがマイナス点。監禁ものに珍しく、シリアスさが少ない作品でした。




⑭僕のねむりを醒ます人―Sanctuary―


作者 沙野 風結子
出版社 イースト・プレス
ジャンル トラウマ
読みやすさ 87点
緊迫感 82点
官能的な場面の描写 89点

現役刑事の雪弥はある事件をきっかけに、心を閉ざした過去をもちます。そんな中、かつて自分をズタズタにした幼馴染みの耀に11年ぶりに再開。傲慢な耀に身構える雪弥に対し「いまも君が好きなんだ」と唐突に告げるのです。違和感を感じながら連れていかれた耀のマンションで、彼の態度は豹変します。ベッドに括りつけられ監禁、そんな雪弥の姿をあざ笑う耀にまた恐怖を感じます。

ただ後半はどうにもサラリと読めてしまい余韻はあまりない状態です。
が、監禁シーンはとてもニヤニヤしました。
足枷はとても良き萌え道具ですな…。
全裸で食卓に座らされるところはなかなかないシチュで一番好きです。
羞恥に震える受けの様は美味でした。
引用:ちるちるレビュー


監禁シーンが充実しているので、萌えを堪能できる仕上がりになっています。さらに感情を失った雪弥が耀と再開し、徐々に感情を取り戻していく様にキュン。不幸な過去を背負いながら、お互いを求めあう2人がたまらなくエロいです。後半はやや盛り上がりに欠けますが、ハッピーな感じで終わります。ただ過去の自分たちと対峙する場面がなかったのが残念ですね。




⑮溺愛凶神さま、土蔵に監禁さるる


作者 鳥舟 あや
出版社 プランタン出版
ジャンル 溺愛
読みやすさ 80点
緊迫感 72点
官能的な場面の描写 92点

神から見放され没落した松末家の跡取り 桂衛。自分の学費を工面するはめになった彼は、何とか状況を打破しようと消えた白蛇様を探しに行きます。しかしそこで出会ったのは、赤髪に紺色の着物を着た尽壽。東京へ行きたいと懇願する桂衛を身勝手と言い放ち、金庫に監禁して凌辱を繰り返します。

性行為シーンはおそらく鬼畜かつ特殊性癖に分類される内容であろうと思いますので、かなり人を選びます。
神様側にとっては良かれと思ってやっていることが、主人公側にとっては最大の苦難になる。
コミュニケーションをきちんと取れればこんなことは起きなかっただろうに、お互いに不器用で臆病なため、なかなかうまくいきません。
引用:Amazonレビュー


監禁BL小説の中でも群を抜いた特殊性癖を描いた作品。かなりエグイシーンが多いので、グロが苦手なら読まないほうがいいですね。神様が人間を溺愛する話なのは間違いないですが、愛撫が一方的すぎて引く場面も多いです。ストーリー的には読みやすいので、普通のBL小説に飽きた頃にトライするといいでしょう。




まとめ:監禁をテーマにしたBL小説はレベル別に選ぼう!

漫画やアニメより妄想が止まらない…と証言する腐女子の多いBL小説。中でも監禁ものは昔から人気のあるジャンルです。監禁といっても愛のある監禁から、憎しみをもとにしたドロドロした監禁まで幅広いのが特徴。激しいシーンが含まれる小説があるため、読む前に必ずレビューをチェックする癖をつけましょう。

また監禁BL小説は美しい扉絵や挿絵が魅力。表紙買いする腐女子も珍しくないです。さっそくあなたもお気に入りの監禁BL小説を見つけて、腐の世界を楽しんでくださいね!以上、panpan(パンパン)編集部からのお届けでした。

◯関連記事
おすすめのBL小説12選|腐女子の読書家8人が監修した、ページをめくる手が止まらない名作
夢小説の裏BL作品(R18)おすすめ8選|腐女子のエッチな妄想が膨らむ最高の作品を厳選


  • 2
  • /
  • 2
2/2 ページ目

\ この記事をシェアする /

関連キーワード


TOPに戻る