「天気の子」のルーツはエロゲーだった!新海誠の裏経歴や問題のシーンを検証

「天気の子」のルーツはエロゲーだった!新海誠の裏経歴や問題のシーンを検証

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超絶面食いオナニスト
メロン
エロゲとAV、映画の濡れ場が三度の飯より好きな40代ライター。大学で小学校の初恋の子に再会するもチンピクせず、自分はロリコンだったと気づく。己のブサイクは棚に上げ、超面食いです。最近のオカズは「美少女万華鏡」、木下凛々子、濡れ場はタン・ウェイのわき毛SEXが何年も不動の首位。趣味は海外SNSでフィリピン人シングルマザーの身の上話を聞く事。

「天気の子」のルーツはエロゲーだった!新海誠監督の裏経歴とは




見てきた通り、「天気の子」にはそこはかとないエロシーンがいっぱい。そしてさらに調べを進めると、どうやらその原因として新海誠監督自身の経歴が関係しているようなんですね。

噂では、かつてエロゲーの制作に携わっていたとかいないとか。これが本当なら、「天気の子」にちりばめられた幾多の際どい描写も納得が行きます。ここからは作者である新海誠監督に焦点を当て、その“裏経歴”をとことん暴いてみる事にしましょう。


「君の名は。」のヒットで日本を代表するアニメ監督になった新海誠

新海誠監督は、1973年生まれの日本のアニメ監督です。大学卒業後、RPGの名作「イース」で知られる日本ファルコムに入社。ゲームのパッケージデザインやオープニングムービーなど、主にビジュアル面の仕事を精力的にこなします。

その後、2002年にアニメ「ほしのこえ」で劇場映画デビュー。2004年には初の長編作品「雲のむこう、約束の場所」を、2007年には連作アニメーション「秒速5センチメートル」を発表します。さらに2013年の「言の葉の庭」では、公開3日で興収3,000万円を記録。全国23館のみでの公開ながら、観客動員数が12万人を超える異例のヒット作となりました。

そして2016年には、キャリア最大のヒット作なる「君の名は。」が公開。封切りからわずか1ヶ月で700万人以上を動員し、最終興行収入は邦画史上歴代2位の250億円を突破しました。


以前はエロゲのOP(オープニング)を手掛けたという経歴も




黒歴史というほどではありませんが、日本ファルコム退社後の2001年から2008年までの間、新海誠監督はアダルトゲームブランド「minori」の依頼でエロゲのOP(オープニング)アニメーションを制作しています。その記念すべき第1作が、minoriにとっても初めての作品となった「BITTERSWEET FOOLS」。

物語の舞台は、イタリア中部の都市フィレンツェ。インタラクティブ・ノベル形式のアドベンチャーゲームで、レーニエやティ、シエナなどの可愛い女の子たちがフィレンツェの街でさまざまなドラマをくり広げます。主人公=プレイヤーではない、映画を観るような独特のプレイスタイルが魅力のエロゲです。

さて気になる新海監督のOPムービーですが、青空と白い雲、フィレンツェの街を見下ろす俯瞰から始まる、じつに穏やかで爽やかな映像になっています。柔らかいペン画の描線と、淡い水彩画の彩り。バックに流れるやさしげな主題歌も相まって、正直なところエロゲ感は全くと言っていいほどありません(笑)。

1分20秒あたりから曲調がテンポアップし、背景の青空のブルーがぐっと濃くなります。こうなるとまさに新海誠ワールド全開といった印象。1分50秒で少女が数滴の涙をこぼし、それがつーっと建物の壁際に沿って落ちて通りの水溜りで跳ねを上げるシーン。とても印象的な演出で、「天気の子」で雨がさっと上がるあの瞬間とダブってくるほどです。




新海誠のエロゲーOP(オープニング)映像はエロゲとしては失敗作

「BITTERSWEET FOOLS」のOP(オープニング)映像ですが、はっきり言ってエロゲのムービーとしては失格でしょう。何しろHな雰囲気が皆無で、性的にそそるカットが一箇所もないからです。

このゲームは2001年に発売された"minori"の処女作で、最もminoriらしい作品です。
ですが、そのせいもあってか作品の内容は人を選びます。
というより、そもそもアダルトゲームに分類するべき作品かどうか微妙です。
引用:Amazonのカスタマーレビュー


しかしこれは新海監督に非がある話ではありません。と言うのも、そもそも「BITTERSWEET FOOLS」という作品自体が、エロゲと呼べるかさえ非常に微妙な作品だからです。

のちにドリキャス版やPS2版にすんなり移植された事からもわかるように、微エロ中の微エロとも言うべきエロゲ。だからこそ若き日の新海監督も、快く依頼を受けたのでしょう。

エロゲという枠組みを外して純粋にOP(オープニング)ムービーとして見れば、こんな高評価も十分うなずける出来。豪奢な色使いが抑えられている分、最近の作品よりもすっと心になじんで飽きさせません。


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【オマケ】一般作品でも密かに抜けるエロシーンが隠された人気アニメ5つ
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