世界最大の不倫サイト「アシュレイ・マディソン」とは?

世界最大の不倫サイト「アシュレイ・マディソン」とは?

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MIYABI 編集チーム
陰キャだった学生時代を経て、新卒でなぜか証券会社に就職。営業ノルマが厳しい中で、少しでもコミュ力を鍛えなきゃと思って始めたのがナンパ。それがドハマリして以来、出会いやセックスを追求するようになりました。国内の主要なナンパスポットや、アプリ、オンゲでの出会いを網羅。今は本職のディレクターとして、みなさんにガチで使える情報を提供をしていきます。
不倫という言葉自体は昭和53年に放映のTVドラマ「金曜日の妻たちへ」が最初でした。本来妻や夫に隠れてするべき不倫、古くは不義密通、姦通罪で罰せられたのに時代は変わり、不倫の出会い系サイトまで出現しました。今回は世界最大の不倫サイトで日本にも上陸している「アシュレイ・マディソン」を徹底解明してみました。


1:「アシュレイ・マディソン」の誕生と経緯


1:「アシュレイ・マディソン」の誕生と経緯

アシュレイ・マディソンはSNSの出会い系サイトです。創始者はカナダの弁護士ノエル・ビーダーマンですが、2001年スポーツ選手の代理人をしていて選手たちの不倫問題を多く扱っていたこと、そんな折り「独身者向け出会い系サイトの利用者の内30%以上が既婚者」という記事を読んだのがヒントとなって、既婚者向けのソーシャル・ネットワークサービスを思い立ち、2002年不倫専用サイトとして「アシュレイ・マディソン」がカナダで開設されました。

名前の由来は北米で多く使われている女性名「アシュリー」と「マディソン」から来ています。「Life is short. Have an affair.」(人生は短い。不倫をしましょう!)をスローガンとしています。本社はカナダで支社は全世界で30ヵ国に及び、現在の会員数は2,200万人となっています。


2:「アシュレイ・マディソン」の世界での現状


2:「アシュレイ・マディソン」の世界での現状

現在世界30ヵ国で展開していますが、国はカナダ・アメリカ合衆国・メキシコ・イギリス・アイルランド・ドイツ・オーストリア・スイス・スペイン・デンマーク・イタリア・オランダ・フランス・ベルギー・ポルトガル・ギリシャ・スウェーデン・フィンランド・ノルウェー・オーストラリア・ニュージーランド・南アフリカ・日本・香港・イスラエル・フィリピン・台湾・ブラジル・チリ・コロンビアとなっています。

2013年シンガポールへ進出を試みますが、メディア開発庁は家族関係を破壊する恐れがあるという理由で許可を与えませんでした。また儒教の国韓国では、今でも不倫は非合法で姦通罪が適用されるためサイトへのアクセスを遮断しています。

世界都市別で会員数が一番多いのがブラジル・サンパウロ、2位はアメリカ・ニューヨーク、3位はオーストラリア・シドニー、4位カナダ・トロント、5位はチリのサンチャゴとなっています。


3:「アシュレイ・マディソン」のメリット


欧米では特に経済的事情を考慮すると離婚が難しく、離婚するよりは結婚生活を維持していく方がベターというケースが非常に多いのです。そのようにもう夫婦の間に愛がなくて、家庭内別居をしているカップルにとって不倫サイトは相手を探すのに丁度いいという点がメリットになっています。サイトの名前を見てもわかるように、元々は男性よりも女性を対象にサービスを考えて創立されたサイトなので、女性が安心して不倫相手を探せることを基本にしています。

異なった利用目的で使用できるというメリットもあります。一晩限りの軽い関係から、たとえ不倫でも一人の相手と長い関係を築きたいという場合でも、どちらの相手も探すことが出来る選択肢があるという点です。また離婚出来ない現状から男性メンバーはエリートが多いと言われています。北米では特に医者や金融機関勤務者が多いそうです。男性は女性よりも多く課金されるので、ある程度金銭的に余裕がないとメンバーになれません。


4:「アシュレイ・マディソン」のデメリット


前述の女性側からするとある程度高い料金体系が、メンバー男性の身元保証ともなっているのと逆に男性サイドからすれば、高い料金はデメリットになります。実際に会えるまではその相手がサクラかどうか定かではない、わからないということがあります。また結婚相談所と違って必ず会えるという保証がない点もデメリットとなっています。全体的に見ると女性のメンバーで若い人は少ないので、不倫相手でも若い女性を求めている男性には不向きと言えます。


5:「アシュレイ・マディソン」の日本での現状


アシュレイ・マディソンが日本に上陸したのは2013年6月です。性に対しては閉鎖的で公的には保守的姿勢を保っている日本では、世界最大の不倫サイトニュースには衝撃が走りました。マスコミの反応は賛否両論ありましたが、上陸後2ヶ月で会員数は32万人を突破します。

そしてこの数はすぐにでも会うことが可能なアクティブな会員数だと言われています。この不倫専用サイトをまるで待っていたかのように、上陸5ヶ月で登録者数が63万人を越えます。この時期年齢層の高い女性たちが多く入会しています。そして上陸8ヶ月で会員数はなんとと100万人を越えたのです。

実際に登録して潜入会員になったレポートや、実際の会員たちの口コミをみる限りでは、どこのサイトでも同じような結果として意見は分散されています。極端に良いも悪いもないかわり、普通にイイと悪いという意見があって、それなりに納得できるような総評意見でした。サクラもいるけれど本物会員もいて、実際に女性と会えたという男性と複数の男性と会ったという経験談もありましたので、一概にサクラばかりということはないようです。

入会の料金は男女とも登録は無料で、通常のモデルだと男性はポイント購入制で7900円~30000円までメール1通400円開封時にも課金されます。2ヶ月目以降は月額2500円で支払いはすべてクレジットカード決済のみです。尚退会時は男女とも1900円が課金されます。


6:「アシュレイ・マディソン」の情報流出事件


アシュレイ・マディソンについて語るときに、2015年に起きたデータ流出事件は外せません。2015年7月にサイトの閉鎖をもくろむハッカー集団「インパクトチーム」によってメンバーの個人情報が盗まれ、8月にダークウエブと呼ばれるサイト上でデータが公開される事件が起きています。データには登録会員の支払い情報や個人メールアドレスや電話番号も含まれていました。事件により2件の自殺が起ったとも言われています。

また最新テクノロジー関連のニュースを扱うギズモードが行った調査によれば、女性会員の多くのアカウントは作られた偽物であることが判明しています。実際に不倫を助長しているサイトとして敵が多いのは事実のようですが、データデータ公開は2回のみでその後事件はウヤムヤに終わっています。


今の時代出会系サイトにサクラがいて当たり前と言われていることを考えれば、アシュレイ・マディソンにサクラの女性がいても不思議ではありません。不倫にしろ普通の恋にしろ、付き合う相手を探すのに出会い系を使うのなら、事前にサイト情報をよく調べて後で泣きをみることがないように、全て納得した上で入会しましょう。


以上、panpan(パンパン)編集部からのお届けでした。

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