避妊失敗の確率を減らすのに最も有効な方法

間違った知識で避妊効果を無駄にしていませんか？ちゃんと避妊していたのに妊娠してしまったという人は少なくないのです。使い方を間違わず避妊で失敗しないようにしっかり理解しましょう。

避妊失敗の確率を減ら有効な方法①代表的な避妊方法、コンドームとピル

避妊方法として一番知られているのは「コンドーム」と「ピル」の２つですね。一般的に多く利用されているのは「コンドーム」を使用しての避妊です。これはコンビニエンスストアやドラッグストアなどで気軽に手に入ります。

もう１つの「ピル」については、女性が毎日決まった時間に服用することによって避妊効果が得られます。今はインターネットなどで手に入る時代ですが、人によっては使用してはいけない人もいますし、病院では必ず医師の診察を受けてから手に入る物ですので、安易に変なところから買うことはやめましょう。

避妊失敗の確率を減ら有効な方法②こんな避妊の対処方法もあります

上記の避妊方法が代表的で、比較的簡単にできます。これから紹介するのは避妊率が高いですが少々面倒なものになります。

「IUS（子宮内避妊システム）」

黄体ホルモンを持続的に放出するプラスチック製の小さな器具を女性の子宮内に入れて避妊する方法です。こちらは１回装着すると２～５年効果があり、失敗率も極めて低いです。産婦人科で装着してもらうことが可能で、１年に１回産婦人科検診も兼ねて定期健診を受けなければいけません。しばらく妊娠したくないという人にオススメです。

「リズム法」

月経周期や基礎体温の変化から排卵日を予測して、その間の性交を避ける方法です。これは確実な避妊方法ではないですし、安定している人ならまだしも不定期の女性が行ってもまったく意味がありません。

「避妊手術」

この手術は男性にも女性にもできます。卵子や精子の通り道をふさぎ、受精できないようにする不可逆的な避妊方法です。とても効果は高いのですが、一度手術をしてしまうと元に戻すことが困難になるので、今後妊娠できない体になってしまう場合があります。ですのでそれなりの覚悟がない人にはオススメできません。

「殺精子剤マイルーラ」

日本ではあまり聞かないと思いますが、アメリカの薬局では一番利用が多い避妊方法になっています。マイルーラを女性の膣内に装着することで避妊フィルムが溶け、殺精子の効果を発揮してくれるそうです。

避妊失敗の確率を減ら有効な方法③避妊の確率を見てみましょう

これは使用者全体の失敗率です。

ピル（低用量経口避妊薬０．３％
コンドーム１５％
IUS（子宮内避妊システム）０．２％
リズム法２５パーセント
避妊手術０．１５％
引用：避妊情報サイト

安全と言われているコンドームの失敗率が意外と多いですね！これはコンドーム自体が悪いのではなく、使用方法が悪いのです。それについてこれから説明していきます。

妊娠してしまう確率が高い間違った避妊方法・失敗例－男性編－

コンドームを付けているからといって、しっかり避妊した気分になってはいけません。その使用方法によってはまったく意味がない場合があるのです。特に多い失敗が正しく装着しなかった為に、挿入している間に破けてしまったり外れてしまったという例です。

男性器のサイズに合わないコンドームを使用すると意味がありません。ゴムが大きすぎてそこから精子が溢れてしまったというケース。ゴムが多きすぎて挿入している間に中で外れてしまったケース。

逆に小さすぎて挿入する際の激しい動きに耐えられず、破れてしまったケース。コンドームにもサイズがありますので、装着する際に違和感がある場合は使用せず、サイズを確認してみてください。

また、コンドーム装着のタイミングですが勃起した時点で装着しなければ意味がありません。挿入する時だけでいいと思っていると、知らず知らずのうちに出ていた精子が女性の陰部に付着していて、妊娠してしまったという人もいます。

妊娠してしまう確率が高い間違った避妊方法・失敗例－女性編－

女性の避妊方法で一番多い失敗が、ピルの服用忘れです。ピルは毎日決まった時間に服用し、体内のホルモンを調節していく薬です。ピルは１日でも飲み忘れがあった場合、その時点でホルモンの調節が崩れてしまうので避妊効果がなくなります。

それでも１日くらい飲まなくても明日からまた飲めばいいや！という軽い気持ちで性交を行い、結果妊娠してしまったという女性も少なくありません。

妊娠してしまう確率が高い間違った避妊方法・失敗例－思い込みで失敗する

よく勘違いしている方が多いのですが、膣外射精でも妊娠する可能性はあります！自分では精子が出ていないという感覚でも、実は出ています。ほんの少しの精子でも妊娠する可能性はあるので「中に出さないから」といって妊娠しないわけではないので注意してください。

女性の場合は、安全日だから大丈夫という思い込みが多いです。先ほどリズム法というのを説明したと思いますが、失敗率が２５％と非常に高いのです。また、間違った知識で覚えてしまったが為に安全日と思い込んでいた日が、危険日だったというケースもあります。

排卵日は女性の体調によって月ごと変化しますので注意してください。信憑性の無い噂を信じるのは一番危険な行為です。

避妊失敗の確率を減らすのに最も有効な方法

男性と女性の避妊方法を一緒に行うのが確実になります。「コンドーム」の着用と「ピル」の服用を同時に行えば失敗率はほぼ０になります。また、同時に使うことでピルでは回避できない性病予防になったりと良いこともあります。コンドームは男性の性器サイズに合った物を使用し、着用のタイミングを間違えないことです。

IUS（子宮内避妊システム）も避妊率が高い方法になるのでオススメです。彼女への負担がある場合もあるので、医師としっかり相談して決めてくださいね。万が一失敗してしまった場合は「緊急避妊法」というものがありますので、性交渉後７２時間以内に産婦人科へ行って指導を受けてください。

いかがでしたでしょうか？コンドームでも意外と失敗率が高いのに驚きですよね。今まで行っていた避妊方法は間違っていませんでしたか？今までは大丈夫だったとしても、使い方を間違えたまま使用していると失敗しってしまうかもしれません。改めて見つめなおし、彼女とセックスを楽しみましょう。以上、panpan(パンパン)編集部からのお届けでした。

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