精子の運動率を活発にして妊娠確率をアップする方法5選

精子の運動率を活発にして妊娠確率をアップする方法5選

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最近、男性による不妊が増えてきているのが現状です。現代社会におけるストレスや食生活の乱れから精子の数の減少や運動率の低迷がみられるようです。男性不妊の原因のほとんどが、精子異常が挙げられます。今日は精子の運動率を活発にして妊娠確率をアップする方法を見ていきます。


精子の運動率とは?


精子の運動率とは?

まず精子の運動率について理解しましょう。精子の運動率とは、精子が精液の中でどれだけ運動しているかの数値のことを指します。精子が妊娠に必要な最低運動率は32%です。この数値は年齢を重ねるごとに低下します。精子の運動率が32%を下回ると、自然妊娠が難しくなると言われていますが、運動率が40~50%の精子でも確実に妊娠が可能ということではありません。


お酒・タバコを控える


お酒・タバコを控える

勃起不全は、精子の運動率を低下させ異常な形の精子を作るといった精子の劣化の原因となります。そして飲酒や喫煙は勃起不全の原因の一つでもあるのです。また、パートナーが妊娠したとしても、喫煙者の精子の場合流産や先天性の疾患に関するリスクが上がるという報告がなされています。

また精巣にはアルコールを分解する酵素があります。アルコールを分解するときにアセトアルデヒドという毒性の高い物質が精巣内に増えるのです。このアセトアルデヒドは、精子を作る力を下げてしまうはたらきがあるのです。


運動をする


健康全般を維持するために大切なのは適度な運動ですが、男性機能の活性化にも大きく繋がっています。運動不足は生殖機能の低下を及ぼし、精子の運動率の低下へと影響するのです。血液に酸素がいきわたり循環が良くなる有酸素が適しています。

近所の買い物は車を使わずに歩いて行ってみたり、エスカレーターやエレベーターをできるだけ使わずに階段を使うなど日ごろのちょっとした意識を変えてみましょう。

運動をする際に注意をしてほしいのは、自転車のサドルです。バイクや自転車のサドルによって、精巣が圧迫されて生殖機能に影響を与える可能性があります。毎日の自転車通勤や長時間、バイクや自転車に乗る方は気を付けましょう。


きついパンツやズボンを履かない


きついパンツやズボンを履くと下半身が圧迫されて血液の循環を悪くしてしまいます。これが精子の発育を妨げ、運動率を妨げる原因となっています。パンツはブリーフよりもトランクスがお勧めです。

ブリーフやボクサーパンツはトランクスに比べて通気性が悪く、精巣の温度が上がりやすくなります。精子は熱と活性酸素の弱いので、なるべく温めすぎないようにしましょう。入浴は仕方がないですが、サウナやこたつに入る際は、時間を気にして入るようにしてください。


規則正しい生活・食生活をする


規則正しい生活・食生活をする

良質な睡眠と適度な運動は精子の質を向上させ運動率もアップさせます。肥満も質に影響を及ぼすとされています。また、暴飲暴食などの偏った食生活改善し、精子に良い栄養素を摂取するのが良いでしょう。それでは、精子の質や運動量を高めるのに良いとされる栄養素を見ていきましょう。


精子の運動率を活発にする栄養素①亜鉛


成人男性の体の中で最も亜鉛を必要としているのは精巣と前立腺です。亜鉛が不足していると、精子量の減少や、感度の低下、勃起不全といった精子の運動率の低下に繋がる影響を及ぼすのです。
 
多く含まれる食品(レバー、牡蠣、ココア、そば、コンビーフ、しいたけ、卵黄)


精子の運動率を活発にする栄養素②セレン

 
セレンも精子の精子の生成に深く関係しています。精液中のセレンの濃度が高いほど、精子の数も多いそうです。

多く含まれる食品(イワシ、サンマ、青のり、しらす、寒天) 


精子の運動率を活発にする栄養素③マンガン


マンガンに関して気を付けたいことは過剰摂取も精液の質を悪化させることです。マンガンは必須ミネラルの一つで成人は10~20mgのマンガンを保有し、その半分以上は骨に存在し、それ以外は、すい臓や肝臓にあるといわれています。バランスの良い食事を心がけるようにしましょう。

多く含まれる食品(落花生、納豆、松の実、干し柿) 


精子の運動率を活発にする栄養素④アルギニン


精子の運動率を活発にする栄養素④アルギニン

アルギニンはアミノ酸の一種で、精液の80%はアルギニンが占めています。精子の60%を占める主成分で精子の原材料とも言える成分です。

多く含まれる食品(玄米、チョコレート、レーズン) 


精子の運動率を活発にする栄養素⑤ビタミンQ

 
ビタミンQは抗酸化作用があり、化粧品などに使われ美容効果が有名です。また、精子の運動率を高めることでも知られています。男性ホルモンに作用して、精巣機能を高める作用があります。精子を体内で生成する上で欠かせないビタミンです。免疫細胞や白血球の作用を高めて、免疫力強化や疲労回復にも効果があります。

多く含まれる食品(レバー、もつ、かつお、まぐろ) 


精子の運動率を活発にする栄養素⑥コンドロイチン硫酸

 
コンドロイチン硫酸は、ねばねばした食材に多く含まれています。精子を増やす働きの他にも目の透明性や弾力性を持続させる働き、皮膚の老化を防ぐ働きなどが期待できます。

多く含まれる食品(山芋、オクラ、納豆、すっぽん、海藻類)

これらをバランス良く食事で摂取するように心がけましょう。添加物や人口調味料は避けるようにすると、精子の運動率だけではなく健康にも良いです。

 

射精をする


2、3日に1度は射精をしましょう。精子を貯めすぎると、精子が老化してしまいます。定期的に射精を行うことで運動率の向上がみられます。古い精子を出さないと新しい精子は作られません。また、射精をしないと、体の男性ホルモンを作る能力が衰えてしまうので、見た目での男性らしさやペニスの機能にも支障が出てきてしまいます。


いかがでしたでしょうか。精子の運動率を高めるためには、主に生活習慣を見直すことによって改善できることがわかったと思います。食生活に関しては、精子の運動率を気にするばかりで逆に栄養が偏ってしまわないように気を付けてください。健康に気を付けて、精子の運動率をあげて妊娠確率をアップしましょう。以上、panpan(パンパン)編集部からのお届けでした。


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